異能ガチャと勇者逃亡生活
孤児院に向かおう!!
樹「はぁ行きたくねぇ……」
樹はドゲールと別れて今は孤児院に向かっていた。
ちなみに冒険者ギルドには明日に行くつもりだ。
樹「あんなこと言われたらなぁ」
樹はドゲールと別れた時の事を思い出す。
ドゲールと会話の時
ドゲ「なぁ一つ言いたいことがある。」
ドゲールは真剣な表情で樹を見る。
樹「なんだ?」
ドゲールがそんな表情をしたことがなく興味がでて樹はドゲールを見る。
ドゲ「気をつけろよ。きっとハベール商会は何か仕掛けてくる。次は貴族の私兵もな。ヤナには秘密がある。ヤナ自身きいていない。数日は持たせる逃げるんだ。」
樹「どういうことだ!」
ドゲ「さあな。最後にヤナには俺から言うつもりだ。俺はヤナを……」
なんとドゲールは突然姿が消えた。
樹「まさか逃げられるなんて……でも」
樹は最後のドゲールの言葉が耳に残る。
樹「愛しているか………」
現在に戻って
樹「逃げるか……フェンどう思う?」
フェ「んー。警告したのは伝説の暗殺者だからね。隠密能力も私達を退けるくらいだから情報収集能力は凄いと思うよ。だから従った方が良いと思うよ。」
樹「一理ある。オトメは?」
オトメ「私はフェンちゃんに同意だわ 」
樹「それじゃあ私兵が来る前提でよろしく。フェン、警戒しといて。」
フェ「分かったよ。」
樹「はぁ一応ヤナに逃げるように説得するか。」
樹はそこまで言って次は真剣な声で言う。
樹「ヤナの特殊な力ってなにかな?」
樹はヤナの特殊な力が気になっていた。
フェ「特殊な力か……勇者みたいな力みたいな奴も特殊力と呼ばれるからそれに似た力とか?」
フェンは推測を立てる。
樹「いやそれはないだろう。」
樹はそれを否定する。
オト「勇者はないんじゃないかしらでもそれに類する力はあるのかもねしれないわ 」
樹「確かに。それはあるかもな。」
樹はオトメの推測には同意する。
樹も勇者の力に類する力と思っていた。
もしくは悪魔系の力とか……だが特殊能力系は精神に影響を及ぼすとされているらしい(フェンから聞いた話)。だから、勇者類の能力と予想している。
樹「まぁ、取りあえず慎重に行こうか。」
そして、話がちょうど終わった時孤児院に着いた。
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