異能ガチャと勇者逃亡生活
孤児院ホープ
樹達はナタヤと言う少女に連れられて森の中にある孤児院ホープに連れられた。
樹「何でこんな森に孤児院が?」
樹が最初に言った言葉がこれだった。
樹の疑問に少女ナタヤは答えにくそうにした。
ナタ「これは……」
?「ナタヤ!!」
ナタヤが樹の質問に答えようとしていると孤児院の方からナタヤを呼ぶ声が聞こえてきた。
前を見ると金髪のロングヘアーで30才位の女性が走って来ていた。
たぶんナタヤを呼んだ人だろう。
ナタ「院長!」
?「ナタヤ!」
院長と呼ばれた人物はこちらに来るなりナタヤを抱きしめる。
?「ナタヤ良かった無事で。良かった。」
院長は凄い安心したのかナタヤを抱きしめながら泣いている。
ナタ「院長助けを呼んできた。」
ナタヤは恥ずかしそうにしながら院長に助けを呼んだと言っている。
?「助けを?」
院長はそう言って樹達を見る。
?「きゃぁ!いつの間にいたんですか?」
樹「いや、最初からいましたけど。」
ナタ「院長ドジ。」
?「ぐふ、」
院長はナタヤの言葉で吐血しかけている。
樹 なんだこの人は……
樹は呆れていた。
ヤナ「う゛。ふぅ。お見苦しいところをお見せしました。すみません。私はこの孤児院ホープの院長のヤナと申します。」
院長……ヤナは深呼吸をしたあと、凄い切り替えで自己紹介をしてきた。
慣れてるのかも知れない。
樹「どうも樹と申します。」
フェ「フェンと申します。」
樹達も自己紹介をした。
ヤナ「その助けてくれるらしいですが本当ですか?」
樹「その助けるも何も内容を聞かないと……」
ヤナ「なるほど……なら孤児院で話しましょう。」
ヤナは真剣な表情で言う。
樹「分かりました。」
樹は今までのヤナを見ているのでそんな真剣な表情に戸惑いつつ孤児院に入っていった。
孤児院に入ると孤児院の大きさからは想像できない位のたくさんの子供がいた。
「院長その人誰?」
「ナタヤあそぼ。」
と、色んな子供に声をかけられながら、樹達は孤児院の中に入っていく。
そこは子供達がいない所だった。
ちなみにナタヤは子供と遊んでいる。
樹「ここは?」
ヤナ「ここは職員室です。まあ、私しか居ないんですが。」
樹「で、助けて欲しいとはどういう内容ですか?」
ヤナ「まず、最初に孤児院を見ておかしいと思いませんか?何でこんな森の奥に孤児院があるのかと。」
樹「思いました。」
樹は最初からおかしいと思っていた。確かに都市の近くだから魔物は少ない。だが、出ない訳ではない。
なのにこんな所に孤児院はおかしいのだ。
ヤナ「ですよね。元々は私達の孤児院はこんな場所にありませんでした。」
フェ「なら何で……」
ヤナは顔を暗くして、
ヤナ「実は………」
そこから語ったのは孤児院がこうなった悲しい話しだった。
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どうも作者バーニーです。
見てくれてありがとうございます。
僕の力不足で書かれて居ませんが今オトメはザールの屋敷にいます。外見が気持ち悪く。見た瞬間街の人が吐いてしまうためザールの屋敷にいます。
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