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異能ガチャと勇者逃亡生活

バーニー

ヘルエルの最後

今回は会話がメインです。
 ですがこれからの話しで重要になってきます。



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 樹はヘルエルの心臓を切った。

ヘル「グァァァァ!」

 ヘルエルはうめき声と共に地面に上半身が落ちた。

樹「ふぅ、やったか。あっやべフラグ立てた。」

 樹は安堵してフラグを立ててしまいヘルエルを見る。
 すると……

ヘル「フハハ、フハハハ、ハ」

 ヘルエルは笑い声をあげていた。
 だが、その声には力がなかった。
 復活展開はないらしいと樹は内心安堵した。
 そして樹はヘルエル(上半身)に近づいた。

樹「質問いいか?」

 そう樹は質問をしたかった。今回の戦闘は疑問が多すぎた。

ヘル「そうだろうな。言えないことはあるが答えてやる。」

 ヘルエルはなお傲慢な返しで許可を出してくる。

樹「なら質問、何でお前は生きてるんだ?心臓は切ったぞ。」

ヘル「そんな質問か?それはひとえに生命力が強いからだ。だがもうじき死ぬがな。」

樹「そうか。」

 
 樹は余り驚かずに次の質問をする。

樹「何で異能ガチャを知っているんだ?」

 この質問は重要だ。異能ガチャを何で知っているかだ。
 異能ガチャは樹の切り札のようなものなのだ。
 何で知られてるかを聞く必要がある。

ヘル「さあな。教えん。」

 ヘルエルは黙秘した。

ヘル「だが、安心しろ。私や7大罪そして魔王様しか異能ガチャのことを知らん。例外は一人いるがな。」

樹「…………分かった。」

 樹も納得したわけではない。でもこれ以上はヘルエルが答えなさそうだったからやめたのだ。

樹「次だ。試練ってなんだ?なぜお前が出てくる。なんだ傲慢の試練って?」

ヘル「ダメだ。」

 ヘルエルはこれも黙秘した。

樹「なら次で最後だ。お前はなぜ攻撃してこなかった?・・・・・・・・・

ヘル「ほう。気づいていたか。」

 この質問をするとヘルエルはニヤつく。

樹「当たり前だ。正直俺が勝てたのはお前が攻撃をしなかったからだ。もし攻撃したなら俺は死んでいた。一撃で。しかもお前の速度なら一刻に追いつけなくともいい勝負ができた。いわば攻撃をお前がしなかったからこそ勝てた。お前は死ぬつもりだったのか?」

 そうヘルエルは実際に本気を出したら樹はものの十秒でやられる。(ーー神のスキルを使ったとしても樹は負けます。1時間くらい持つけど。)
 ヘルエルはそれくらい強い。フェンが一撃で、しかも手加減していて気絶しかけたのだから。

ヘル「フハハハ。よく分かってるではないか。そうだ私は死ぬつもりだったよ。」

樹「なぜ……」

ヘル「それが魔王様の命令であり私達の夢だからだ。」

 ヘルエルは急に真剣な表情をした。

ヘル「この話は全ての話に該当するが、樹。お前は逃れられない運命にある。これは何千年前に決まっているのだ。これから他の7大罪は私と違ってお前を殺しに来る。お前はそれを退けろ。それができればきっと……ぐは」

樹「おい!」

ヘル「大丈夫だ!」

 ヘルエルは言うがもう目に光が無くなくなってきている。
 死にかけだ。

ヘル「樹、頑張れよ。最後に忘れるな、怒りに飲まれるなよ。」

 そう言ってヘルエルは空を見上げる。

ヘル「ふふ、7大罪の皆。私は先に行くぞ。魔王様あぁ魔王様。私はやっと任務を果たせました。何千年前からの任務を。魔王様。貴方が救われる日が近いのですね。魔……王……様。」
 
 ヘルエルは死んだ。

 こうして呆気なくヘブンを壊滅させた最強の魔王の幹部7大罪傲慢のヘルエルは死亡した。

 その事によりヘブンでの戦いは幕を閉じた。





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