異能ガチャと勇者逃亡生活

バーニー

ーー神のーとー神のーです。

《恐怖の克服を確認しました。ー神のー(極弱)を獲得しました。
 これより試練が始まりました。
 傲慢の試練をクリアしました。
 それによりーー神のー(極弱)を獲得しました。
 同事に奥義 一刻 を獲得しました。
最後に伝言を伝えます。「これからが始まりだ。最後に楽しめ!後悔をするな!忘れるなお前は最強じゃない。」
以上です。》

 樹の頭に声が響く、同事に力が沸いてきた。

樹「行くぞ。奥義一刻」

 樹がそう言うと樹の姿が消えた。
 すると……

ヘル「グハ!」

 ヘルエルがぶっ飛んでいった。
 そしてヘルエルの居たところに樹がいた。

ーー奥義一刻 それは一刻を刻む間に移動する技。樹の瞬歩(偽物)が音の速さだとすると一刻は光の速さ。
 奥義一刻はその次元である。

 樹はフェンを見て無事であることを確認して……

樹「ふぅ、間にあって良かった。」

 樹は安堵のため息を漏らした。実は異能ガチャを引いても間に合うかは不安だった。
 何せガチャ、ランダムで異能が決まるからだ。
 
樹  それにしても異能ガチャから出た中身が気になるなぁ。
 なんか神とかついてるし。
 それにあの伝言も……

 そんなことを考えていると樹はヘルエルを飛ばした方から気配して剣を構えた。

ヘル「クハハハハ!イイ攻撃だったぞ。」

 やはりというべきかヘルエルは生きていた。
 しかし……

ヘル「ただ、これくらいじゃあなぁ。」

樹「マジかよ。チートか?」

 何とヘルエルは樹から受けた怪我をほぼ再生していた。

ヘル「私はランクで言うところのSSランク。しかもその中でも上位に入る。さらに私は魔王様さら加護を受けている。これで倒せるか!」

 ヘルエルはそう言って樹を嘲笑う。

樹  倒せないか……まだ安全じゃなさそうなーー神のー(極弱)とー神のー(極弱)にかけるか。使いたくなかったが。

 樹は剣を構えてーー神のーとー神のーを発動した。
 すると爆発的な力が沸いてきた。異能ガチャを引いてもこんなには沸かなかった。
 そんなに爆発的だった。
 
 そして樹は黒のオーラと光のオーラをまとっていた。

ヘル「まさかそれは!!」

樹「奥義 一刻 絶剣神王」

 樹はヘルエルの驚きを無視してヘルエルを断ち切った。

 ヘルエルは胴体と下半身が離れ離れになった。
 同事にヘルエルの心臓を切った。





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 19話の「これから」で奥義を絶剣神王に変更しました。 

 

 
 

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