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異能ガチャと勇者逃亡生活

バーニー

本物の地獄。


ヘブンが燃えていた。

樹「どうゆうことだ!」

 樹はそう言って聖魔の仮面に怒鳴る。

聖魔【知らないよ。ただ私は探知能力は優れてるから分かっただけだよ。】

樹「なら何故もっと早く教えなかった!」

聖魔【早く教えたよ。だって探知ぎりぎりの所て探知できて教えたんだもん。】

樹    聖魔の仮面のことは胡散臭い。だが行くしかないか。

 そう思い樹はまずフェン達の所にむかった。






樹「フェン!どこだ!フェン!」

 樹が戻ったらフェン達は居なかった。
 ヘブン軍やオトメさんも。

樹「まさかもうヘブンに!」

 フェンは人一倍正義感が強い。オトメはヘブン軍。いわばヘブンを守るもの。
 だからこそ二人が先走ったのは予想できた。

樹「クソ!」

 樹は焦りながらヘブンに向かった。


 





 そこはもう地獄だった。さっきの怪物に蹂躙される魔王軍も地獄だったがその倍は酷かった。

樹「うぇ」

 樹は吐く。
 仕方ないだろう。今は樹の下にはオトメさんの部下の顔があるのだから。
 それだけではない。地面は赤い絨毯のように地面が赤く染まっていた。

樹「何なんだよ。」

 活気ある街だったのだ。だがその面影もなくなっていた。

樹「フェン………」

 まだフェンは見つかってなかった。
 戦ってる音はまだ聞こえる。同事に悲鳴と………
 樹には戦ってる音はまだフェンが戦ってると思っている。だが同事に悲鳴が聞こえるとそれはフェンのに聞こえる。

……………樹は立ち止まった。

樹   もう無理だ。怖い。主人公はここでヒロインを助けるんだろうけど俺には無理だ。

 樹は諦めたのだ。
 戦ってる音はフェンだと思っている。何せフェンは勇者だからそれなりに強い。
 だか、それでも負けることはある。だからフェンがもしかしたら死んでるんではないかと思ってしまう。
真実を確認するのが怖いのだ。

樹「もう無理だ……」

 その時声が聞こえた。

聖魔【また失うのかい?】

 聖魔の仮面が話しかけてきたのだ。

樹「なに言ってんだ。俺は何も失っていない。」

聖魔【そうか……でも失おうとしてるじゃないか。】

樹「!!」

 何故かわからない。だが何故か心が締め付けられる感じがした。

樹   失う?……それは駄目だ。それだけは………駄目なんだ!!!!

樹「もう失うものか・・・・!!」

 そう言って樹は戦う音が聞こえる所に走り出した。


 
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次回はフェン視点です。  

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