異能ガチャと勇者逃亡生活
緊急事態
昨日投稿しなくてすみません。最近はまた大変になって昨日は出せませんでした。(言い訳)
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ザールの救済(茶番)を終えて樹はフェンの所に戻った。
樹「考え事は終わったか?」
フェ「うん。樹?」
樹「何だ?」
フェ「本当に知らないんだね?」
樹「あぁ」
フェンは樹の回答を聞いて満足すると……
フェ「分かったよ。樹を信じる。」
と返事をして笑みをうかべた。
それから数時間後…………戦争は終結した。
こちらの被害は怪我が数人と戦争の素人である樹から見ても大金星だ。
そして樹達はヘブンに帰っていた。
フェ「オトメさんありがとうございました。」
オト「当然のことをしたまでよ 」
フェ「でも私は……」
オト「それ以上はいいわ 」
オトメはフェンの言葉を遮った。
オト「今の貴方は楽しそうだもの。フェン王女様 」
フェと樹「え!」
何とオトメはフェンの正体を知っていた。
オト「私はヘブン軍の総督よ。王城にも行ったことはあるわ そこでフェン様はみたことがある。最初っから分かってたわ でも王城で見た貴方は暗かった。まるで自分の人生が自分の人生じゃあないみたいに。」
フェ「オトメさん……」
オト「だからさぁ。今の貴方が好きなのよ。生き生きとしてるその目がね 」
オトメはそう言って片目をつぶる。
いつもだったら気持ち悪いと思い吐きそうになるが今は頼もしかった。
フェ「オトメさん……ありがとうございます。」
オト「えぇ 」
フェンは感謝をのべた。
オト「それにしても王城から王女が居なくなったって通達があったときは王女が自殺したのかとおもったわ 」
フェ「まぁもしかするとあと数年後くらいにはしてたかもしれませんね。」
オト「えぇ、良かったわね樹と出会えて……」
フェ「はい!」
そんなたわいもない話をフェン達はした。
樹は少し離れた場所に移動していた。
聖魔【久しぶり】
樹「あぁ」
なんと聖魔の仮面が話しかけてきたのだ。
樹「なんで今まで話しかけてこなかった?」
聖魔【色々仮面にも事情があるのさぁ】
そういって誤魔化す聖魔の仮面。
樹「誤魔化すな!お前は………」
聖魔【速く行ったほうがいいよ。ヘブンに】
樹「!なんで!」
聖魔【そろそろ見えて来るよ。ほら…】
樹「!!」
そこに見えたのはヘブンが燃えさかっている姿だった。
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