異能ガチャと勇者逃亡生活

バーニー

情報ギルドの一幕。

質問でフェンは樹が日本から来たことを知ってますか?て来ましたがフェンは知りません。



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樹「あ、殺人で捕まっていたドゲールさん!」

 樹はフェンを誘拐まがいする時に牢獄で出会ったドゲールに出会った。

ドゲ「おめえあの時の……」

 ドゲールは樹の顔を見て目を細めている。

樹「お前がなんで脱獄してんだよ!」

ドゲ「は?お前が牢獄の鉄格子を壊したままだったからだろ?」

樹「………………………あっ」

 樹は冷や汗をかきながら脱獄した時を思い出す。

樹  確かに出た時の衝撃が強くて忘れてたな…………

 樹は思いだしてきて思わずドゲールから目を逸らす。

樹「ソッソンナコトアッタケナ~~」

ドゲ「おい、片言になってんぞ。」

 樹は今すぐ話題を逸らそうと話題を変える。

樹「お前は殺人者だろ、これから何するんだ。」

ドゲ「話を逸らすな。まぁ何もやらねえよ。まぁ」

 ドゲールは素で怖い顔をさらに怖い顔にして

ドゲ「相手が手を出して来ないならなぁ。」

 本当に怖い笑顔をして言った。

樹がその顔を見て少し驚きで固まっているとるとドゲールは歩きだし

ドゲ「じゃあな。」

 どこかへ消えた。



樹「何だよあの優しい顔。そして悲しい顔は。」

 樹はそんな言葉を吐きながら情報ギルドに入って行った。





 情報ギルドに入るといきなり5つの分かれ道になっていた。
 すると
 
?「本日はどのようなご用件でしょうか。」

 いきなり後ろから声をかけられビックリして後ろを見ると執事っぽい人がいた。
 ビックリしていた樹だったが質問に答えなくちゃと思い


樹「ギ、ギルドに登録をしに来ました。」

?「そうですか。なら左から2番目の通路を通って下さい。ずっと真っ直ぐです。」

樹「はい。そう言えばあなたの名前は?」

バス「私はバスと申します。」

樹「分かった。僕は樹。よろしく。じゃ!」


 樹は言われたとおりに左から2番目の通路に入って行った。
 そこから少し歩くと通路の出口が見えた。

?「登録ですかにゃ」

 すると受付嬢っぽい人………ではなく猫がいた。

樹  ………猫?

?「猫って思ったでしょう。」

樹「なんで分かったんですか!」

?「いつも思われるので……」

樹「あっあぁ。なるほど。」

 確かに初めてだとそうなるよな。

?「それより登録ですか?」

樹「あっはい。」

 それから情報ギルドのルールを教えてもらい無事登録した。

 そして最後に樹は

樹「最後に聞きたいことがあるんだが……」

それを聞き出し……まぁお金をそれなりに払ったが、良いこと聞けたと満足して情報ギルドを出た。



 

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