異能ガチャと勇者逃亡生活
this is フェン
ある日、王城で一人の赤ちゃんが生まれた。
まだ、髪は少ないが赤髪の赤ちゃん。少しでも叩けば死にそうなほど弱々しい。他の赤ちゃんと何ら変わらない赤ちゃんだった。
だか、他の赤ちゃんと違うことが一つある。
それは、この赤ちゃん<勇者>であることだ。
王は喜んだ。この赤ちゃんは<勇者>であったことを。必ずりっぱな<勇者>にすると。
国民も喜んだ。世界の希望の<勇者>が誕生したことを。
みんなが喜んだ。そう、<勇者>が誕生したことを。
こうして誕生したのが勇者フェンだ。
ーーーーーー
ーーーーー
ーーーー
ーーー
周りは真っ黒。見渡す限り何もない。見渡せば真っ黒な世界がただ続いている。
ただ一つ。真下には道がある。だかその道は終わりが見えない。
そんな道を少女は歩く。終わりなき道をただひたすらに歩く。
そして終わりが見え始めた。そこは広い空間だった。その真ん中に一人の少女が立っていた。
そんな少女は道を歩いてきた少女の所に行き喋りかけてきた。
「あなたは誰だ?」
「私は勇者フェン。」
少女……フェンは話しかけてきた少女の質問に答えた。
「あなたはなぜ勇者をしてる?」
なぜ勇者をしてるか?それは
「私は勇者だ。
私は勇者<だから>魔王を倒さなければいけない。
私は勇者だ。
私は勇者<だから>人々の希望にならなければならない。」
「そう。」
フェンは素直に答えた。だがおきに召さなかったのだろう。少女の返事はそっけなかった。
そんなことをフェンは考えた。そして冷静な思考でこの少女は誰かさぐった。
だが、次の少女の言葉で思考が停止する。
「あなたは誰?」
「えっ?」
何を言ってるの?私は勇者だよ。
「あなたは勇者と言う職業をいっただけ。あなたは誰?」
えっ?勇者は職業?
勇者なしの私?
私は誰?私は誰?私は誰だろう。
「そう」
そう言って少女は奥へ行く。
待って私は誰?教えて!お願い!
段々周囲が暗くなる。暗く、暗く、暗く。
そしてそこで途絶えた。
ーーーー
ーーー
ーー
王城のある一室。
「うわわわわゎゎゎ」
そんな声が朝の王城に響いた。
そしてその声の持ち主のフェンはベッドから飛び起きる。
「今のは……またこの夢か…。何度だろう。こんな夢を見たのは。見始めはいつからだっけ、そうだ髪が白くなった時からだ。」
そういってフェンは髪を撫でる。そもそもフェンの髪は赤だった。だかある時髪が白くなったのだ。治癒術者に見てもらったが病気ではないらしい。何でかまだ分かっていない。
「そう言えば今日休みだったけ。いらないって言ったのに。だって私は勇者なんだし。どうしよっかな。」
フェンは悩む。フェンは休みをほぼもらっていないからだ。
どうしよっかな。森でも言ってモンスターかるか。
普通は休みにモンスター狩るなんて言えないがそこはフェンが勇者だからだろう。
そうしてフェンは森へいった。
ーーーー
ーーー
ーー
「ふぅ」
フェンの周りには多数のモンスターの死がいがある。
あれから数時間ずっとモンスターを倒していた。
「休憩にしよう。確かこの先がいい感じに休めそうだったから。」
フェンは移動して休憩をした。そして夢のことを思い出す。
あの夢なんなんだろう。いつも同じ夢を見るのはなぜ?分からない。
私は誰だろう。勇者じゃなかったら私は誰だろう。
私は勇者として育った。みんなが期待した。だから答えようと私は勇者になった。全ての時間を勇者としての勉強をしている。
なのに勇者は職業?勇者なしの私?私は一体?
まあでも分かってる気がする。私は怖いのだ。みんなが必要としてるのは勇者なのだ。なら勇者がない私は?いらなくなるだろう。失望するだろう。怖いのだ。
ならどうする。
はは、私は本当に勇者なのか?なんで私が勇者なんだ。こんなことで怖いなんて。
本当にもう、だれか……だれか
「助けてよーー」
自然に叫んでしまった。だがそれでフェンはあるやつ…樹と出会った。
ーーーー
ーーー
ーー
樹と出会って翌日の夜。フェンは王城の廊下を歩いていた。
樹といた時は楽しかった。最初に助けてよーなんて言って誰かが来たときははずかしかったけど……はぁ楽しかったけどもうこんなこと無いんだろうな。
フェンは悲しい顔をしながら自室へ向かう。
そして自室に着いた時、部屋から気配を感じた。
私を狙った暗殺者?でもこんな気配ばればれである?おとりか?
フェンはそう考えたが周りに気配がないことが分かったためますます分からなくなった。
分からなかったが気配をみると相手は相当弱い。だからドアを蹴り破った。
「誰だ!」
そうやって侵入者に叫んだ。
だかそこにいたのは思いもよらないじんぶつだった。
「フェン、お前をさらいに来た。」
そう言って笑顔を見せる人物は
「樹?」
樹だった。
_____________________________________________
どうも作者のバーニーです。
この作品を見てくださる皆様本当にありがとうございます。
今回は他の作品みたいに長くして見なしたが皆さんは長めか短めどっちがいいですか?
もしよかったら教えて下さい。(実はコメントが欲しいだけの作者)
それにしてもフォローが40超えましたよ。いやーいいね。1話でフォロー100とかの化け物とかは置いといて、40ってよごくないすか、凄く嬉しくて友達に自慢してます。
と言う所で今回も見てくれてありがとうございました!
フォローよろしく!(黒い笑顔)
まだ、髪は少ないが赤髪の赤ちゃん。少しでも叩けば死にそうなほど弱々しい。他の赤ちゃんと何ら変わらない赤ちゃんだった。
だか、他の赤ちゃんと違うことが一つある。
それは、この赤ちゃん<勇者>であることだ。
王は喜んだ。この赤ちゃんは<勇者>であったことを。必ずりっぱな<勇者>にすると。
国民も喜んだ。世界の希望の<勇者>が誕生したことを。
みんなが喜んだ。そう、<勇者>が誕生したことを。
こうして誕生したのが勇者フェンだ。
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周りは真っ黒。見渡す限り何もない。見渡せば真っ黒な世界がただ続いている。
ただ一つ。真下には道がある。だかその道は終わりが見えない。
そんな道を少女は歩く。終わりなき道をただひたすらに歩く。
そして終わりが見え始めた。そこは広い空間だった。その真ん中に一人の少女が立っていた。
そんな少女は道を歩いてきた少女の所に行き喋りかけてきた。
「あなたは誰だ?」
「私は勇者フェン。」
少女……フェンは話しかけてきた少女の質問に答えた。
「あなたはなぜ勇者をしてる?」
なぜ勇者をしてるか?それは
「私は勇者だ。
私は勇者<だから>魔王を倒さなければいけない。
私は勇者だ。
私は勇者<だから>人々の希望にならなければならない。」
「そう。」
フェンは素直に答えた。だがおきに召さなかったのだろう。少女の返事はそっけなかった。
そんなことをフェンは考えた。そして冷静な思考でこの少女は誰かさぐった。
だが、次の少女の言葉で思考が停止する。
「あなたは誰?」
「えっ?」
何を言ってるの?私は勇者だよ。
「あなたは勇者と言う職業をいっただけ。あなたは誰?」
えっ?勇者は職業?
勇者なしの私?
私は誰?私は誰?私は誰だろう。
「そう」
そう言って少女は奥へ行く。
待って私は誰?教えて!お願い!
段々周囲が暗くなる。暗く、暗く、暗く。
そしてそこで途絶えた。
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「うわわわわゎゎゎ」
そんな声が朝の王城に響いた。
そしてその声の持ち主のフェンはベッドから飛び起きる。
「今のは……またこの夢か…。何度だろう。こんな夢を見たのは。見始めはいつからだっけ、そうだ髪が白くなった時からだ。」
そういってフェンは髪を撫でる。そもそもフェンの髪は赤だった。だかある時髪が白くなったのだ。治癒術者に見てもらったが病気ではないらしい。何でかまだ分かっていない。
「そう言えば今日休みだったけ。いらないって言ったのに。だって私は勇者なんだし。どうしよっかな。」
フェンは悩む。フェンは休みをほぼもらっていないからだ。
どうしよっかな。森でも言ってモンスターかるか。
普通は休みにモンスター狩るなんて言えないがそこはフェンが勇者だからだろう。
そうしてフェンは森へいった。
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「ふぅ」
フェンの周りには多数のモンスターの死がいがある。
あれから数時間ずっとモンスターを倒していた。
「休憩にしよう。確かこの先がいい感じに休めそうだったから。」
フェンは移動して休憩をした。そして夢のことを思い出す。
あの夢なんなんだろう。いつも同じ夢を見るのはなぜ?分からない。
私は誰だろう。勇者じゃなかったら私は誰だろう。
私は勇者として育った。みんなが期待した。だから答えようと私は勇者になった。全ての時間を勇者としての勉強をしている。
なのに勇者は職業?勇者なしの私?私は一体?
まあでも分かってる気がする。私は怖いのだ。みんなが必要としてるのは勇者なのだ。なら勇者がない私は?いらなくなるだろう。失望するだろう。怖いのだ。
ならどうする。
はは、私は本当に勇者なのか?なんで私が勇者なんだ。こんなことで怖いなんて。
本当にもう、だれか……だれか
「助けてよーー」
自然に叫んでしまった。だがそれでフェンはあるやつ…樹と出会った。
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樹と出会って翌日の夜。フェンは王城の廊下を歩いていた。
樹といた時は楽しかった。最初に助けてよーなんて言って誰かが来たときははずかしかったけど……はぁ楽しかったけどもうこんなこと無いんだろうな。
フェンは悲しい顔をしながら自室へ向かう。
そして自室に着いた時、部屋から気配を感じた。
私を狙った暗殺者?でもこんな気配ばればれである?おとりか?
フェンはそう考えたが周りに気配がないことが分かったためますます分からなくなった。
分からなかったが気配をみると相手は相当弱い。だからドアを蹴り破った。
「誰だ!」
そうやって侵入者に叫んだ。
だかそこにいたのは思いもよらないじんぶつだった。
「フェン、お前をさらいに来た。」
そう言って笑顔を見せる人物は
「樹?」
樹だった。
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どうも作者のバーニーです。
この作品を見てくださる皆様本当にありがとうございます。
今回は他の作品みたいに長くして見なしたが皆さんは長めか短めどっちがいいですか?
もしよかったら教えて下さい。(実はコメントが欲しいだけの作者)
それにしてもフォローが40超えましたよ。いやーいいね。1話でフォロー100とかの化け物とかは置いといて、40ってよごくないすか、凄く嬉しくて友達に自慢してます。
と言う所で今回も見てくれてありがとうございました!
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コメント
ノベルバユーザー208274
ガンバーれーーーいつも言っているのですががんばれー
ノベルバユーザー208274
めっさおもしれー