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異能ガチャと勇者逃亡生活

バーニー

馬車の茶番

ガタンゴトン
そんな音と共にゆっくりと馬車が動き出す。

 初めて馬車に乗ったなあ。まあ今は車とかを使うから馬車なんて性能の違いで使わないし、そもそも乗るところがないんだが。

「ねえ樹ってさあ、どこから来たの?」

初めて馬車にのって考え事をしていたらフェンが話しかけてきた。
 
 どう答えようか、まさか日本なんて言えないからな。ならよく転生ものの主人公が言うあの言葉で答えよう。よくこれで納得してるし大丈夫だ。借りるぞ主人公達。

「遠くから来たんだよ。」
「へぇ、なら国の名前なに?」
「え!」

 なっ何だと!そんな返事があるのか!よく転生ものの主人公が言うと納得してるじゃねえか。やっぱり主人公効果なのかよ!どうすればいいんだ……

 そしてフェンの顔を見るとジト目で俺をみていた。
俺は目線をそらしながら、

「どうしたの?」
「いっいやなんでもないよ、はははははは」

 まずいなあ、フェンの目が凄くジト目だ。フェンの顔がよく見えないがそれだけが分かる。話を変えよう。絶対変えよう。

「そっそういえば何であんなに強いのに「助けてよ」なんていってたの?」
「えっ」

 よし!話が変わったし、立場が逆転したぜ。ふふふふふ俺もジト目で見てやるぜへへへへへ
 
 そしてフェンの顔を見ると

「恥ずかしいことなのに思い返すなんて最低」

 そんなことを言って、まるで南極なみに冷たい目で俺を見ていた。

 うっなぜだ、なんでこんな事になった。ヤバイ寒い。

「あはは、なんかごめん」

 こんなかんじで馬車は進むのだった。


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コメント

  • ノベルバユーザー208274

    がんばって

    5
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