こんな異能と職業で俺にどうしろと

上条康

クラスメイト7人にて1話ーそれぞれの思いー

俺の名前は柏原亜紀斗かいばらあきと
どこにでもいる普通の中学生だ。
どうしてか今神様の部屋に来ていた、クラスメイト7人と一緒に。

「あのー神様?」
「そうじゃよぉ〜。わしは神様じゃ。そしてお主ら7人には異世界に行って魔神を倒して来てもらう」
ヒゲをいじりながら呑気にいう神様に少し怒りを覚える。
「神様、神様ありがとうございます」
小田純はすごく嬉しそうに泣いて喜んでいた。
他の6人は何だかんだわからない様子。
「おい神様何勝手なことしてんだよ、テメェぶっ殺すぞ!」
神谷光助は神様に殴りかかろうとするが、それを何人かが止めにかかる。
「神谷くんだめだよ殴ったら」
「うるせぇーよ!」
本当に咲田兎茂恵は人ができている。
「喧嘩はよくないのぉー」
こいつは誰のせいで喧嘩になってると思ってんだろうか。
「あの神様、向こうの世界で魔神を倒して欲しいという話だけど俺たちどうやって倒すのでしょう?」
俺たち学級委員、大木界が質問する。
「向こうの世界に行けばのぉ異能の力を手に入れれるのじゃ!どうじゃいいじゃろ」
「はい!最高です!僕はいつか異世界に行ける日を楽しみにしていました!」
小田純は本当に嬉しそうだった。
「ふん!くだらねぇ!」
神谷光助はそっぽを向いてつまらなそうにしている。
「あともう一つ本当はもう1人異世界に行く者がおるのじゃ、少し手違いがあってのぉ。つまり全員で8人ということじゃ」
「誰なんでしょうそれは?」
「確かのぉ眞田……だったと思うんじゃが……」
「え、眞田くん……」
咲田兎茂恵はどこか嬉しそうだ。
眞田っていつも暗い顔してる奴だよな……友達はいるみたいだけど、いつもどこか遠くを見ている。
「ではな、お主ら」

すると俺たち7人は光に包まれて意識がなくなった。





ー1人目,咲田兎茂恵さきたともえ
《異能能力》
体質・人から好かれる
能力1・【武器造形】
能力2・【操りの手】




ー2人目,吉見美香よしみみか
《異能能力》
体質・無感情表現
能力1・【ドレインタッチ】
能力2・【分け与える】





ー3人目,大木界おおぎかい
《異能能力》
体質・リーダー
能力1・【ゴースト化】
能力2・【実体化】



ー4人,剛田池戸ごうだいけと
《異能能力》
体質・モテモテ
能力1・【無限体力】
能力2・【筋力増強】




ー5人目,神谷光助かみやこうすけ
《異能能力》
体質・怒り
能力1・【爆破】
能力2・【精神支配】





ー6人目,小田純おたじゅん
《異能能力》
体質・存在の意義
能力1・【聖剣】
能力2・「瞬間接近】
能力3・【全属性操作】





ー7人目,柏原亜紀斗かいばらあきと
《異能能力》
体質・無し
能力1・【超回避】
能力2・【浮遊】
能力3・【修復】
能力4・【風圧】




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