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こんな異能と職業で俺にどうしろと

上条康

日常の日々ー昼にてー

一時間目から四時間目の授業が終わり給食の時間になっていた。
今日の給食なんだろうと見たものの特に自分の食べたいものがなくてガッカリしてる状態である。
なんでメニュー選べないのかなーと深いため息が出ていた。
でも食べたくても食べられない人達だっていると思うと自分の事がクズに思えてきた。
本当にここ最近マイナス思考になってきたな。

「眞田ー、当番一人休みなんだよ、代わりにしてくれ!頼む」

「え、俺?」

と、聞き返す。

なんで俺が代わりなの?マジで。

「だってお前給食係りじゃんかよ」

「他の奴は?」

「皆んな……逃げた……」

「お前も大変なんだな……わかったよやよるよ」

もうため息しか出てこない。

「助かる!」

まあ、断る理由もないしな、どうせ暇だし。

「眞田くん眞田くん、一緒だね」

咲田さんがニコニコの表情で言う。

「あ、ああ……」

なんでそんなに嬉しいそうなの咲田さんは、そしてなんで話しかけるの俺に。
まさか…………友達がいないのでは?
そう思い咲田さんを見てみる……すると。

「なんだアレ」

咲田さんを取り囲むようにして女子達と咲田さんが話している姿が見えた。
いやいやあれじゃ当番の仕事ができんだろ。
そう思い取り囲んでいた女子達に言ってやる。

「おーい、咲田さん困ってるだろー、少し考えろー、お前達がそこにいたら当番の仕事できんだろー」

そして「ゴメン」と言ってすぐさま女子達は退散していく。
よしよし、これで解決だろう。
てか友達多すぎだろ。
え、今のサイン会か何かですかー。
と、思ってしまうほどの人の多さ。
そして咲田さんが歩み寄って来る。

「眞田くん……ありがとね」

と、頬を赤らめて言う。

「あ、ああ」

なんで顔真っ赤にして言うんだよ、こっちまで赤くなったらどうすんだよ。
そうこうしてるうちに給食受け所についた。

「あ、俺の当番の仕事ってなんの役割なの?」

今更の気づきである、自分でも最初から確認しとけよと思う。

「そうだったな言ってなかったな、スマン」

おーい、学級委員しっかりとしてくれよ。
俺に給食当番の仕事を押し付けてきたのは学級委員である。

「スマンが、眞田は余ったところを手伝ってくれ」

委員長は申し訳なさそうに言う。

「えーと、誰か余ってるやついるかー?いたら手伝うぞ」

「私のところ手伝ってもらえるかしら」

「おう」

俺に手伝えと言ってきたのは、丸野久代まるのにさよ
一言で言えば金持ち美人。

とりあえず安心だな俺にちゃんと仕事があって。
そして気まずい雰囲気交じりに二人で教室まで運んだ。

給食を食べ終え、昼休みになった。
俺はクラスの何人かと外に遊びに行くのが日課である。
でも今日にかぎっては違う。

「眞田くんお話しましょ」

おいおい、なんで話しかけるの俺に。
それはもちろん咲田さんである。

「てか、何を話すんだよ俺とお前で?」

「うーんとね、いろいろ二人だけで」

少し危険な感じがしたので逃げる事にした。

「ああ、ちょっとわるいお腹痛くなってきたトイレ行ってくる。またなー」

そういって素早く立ち去った。

そしてそのまま昼休みをトイレで過ごしていた。
あのー、トイレて昼休み過ごしたの初めてなんですけどーーーーー。
















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