こんな異能と職業で俺にどうしろと
プロローグ・はじまり
神の住む世界ではあるゲームが人気を生んでいた。
それは盤上を使ったゲーム。
しかしそれは普通の盤上ゲームとは少し違う。
何が違うのかというとその盤上に出される駒は人族、魔族、妖精族といった色々な種族を異世界へと召喚し正と悪の二つのチームに分けて、戦わせるという点だ。
その駒は人ゲームをしている神様は動かすことができない。
駒とされる者は自らの意思で動きそして戦う。
二人の神によって神から選ばし者は盤上に導かれ異世界召喚か異世界転生かされる。
そんな異世界へと召喚、転生される者は神様からこう言われる『その世界を平和にしてほしい』と
そして地の神、天の神は人族、魔族を盤上に次々に導き異世界へと召喚していく。
異世界で戦わせるという神のゲームが行われた。
「さぁーて、まずは俺から召喚するか。天の神よ分かってるんだろうなこのゲームに負けた方は神としての立場を失うって事を」
一人の神が天の神へと忠告をしてゲームを始めようとしていた。
「ああ、十分理解した上でこの勝負を受けたのじゃからな。十分理解しとるぞ」
「そうかならよかった。ゲームを始めよう」
地の神、天の神は静かな会話とともにゲームをスタートさせた。
天の神は地球人を、地の神は魔物を盤上に導き異世界召喚という形で召喚した。
***********
薄暗い森の中に一人たたずむ小さな女の子がいた。
「ここは……どこなの? お家に帰りたいよおぉぉ」
女の子は一人でいることで恐怖という感情が大きく膨らんでいく、自分でもわからなくなるほどの不の感情。
女の子はこれほどまでに恐怖を感じたことは無かった。
(お父さあぁぁん、お母さあぁぁん……お兄ちゃん助けて……)
頭に浮かんで来たのは家族のことだった。
女の子は泣きたくなる気持ちを必死に抑えた。
そして、これからどうすればいいのかを女の子は考えた、考えて考えて考え続ける。
それでも自分にはどうすることもできないと思ってしまった。
それからしばらくして女の子はこの森に迷い込む前のことを思い出していた。
この世のものとは思えない姿をした化け物のことを。
そしてその化け物に話しかけられたことを。
『お前は人間を滅ぼすための道具として扱ってやる。お前さんには特別な力がある。 その力で地球人を殺してもらう……そのあとはお前さんにも死んでもらうがなあぁぁ。ヒャハハハ楽しみだぜ地球人が滅びる光景がなぁ。    ーーーーまぁとにかく地球人を殺せ、そのために俺たち魔神族の力でお前をここに呼んだんだ』と、笑みを浮かべながら話していたことを思い出す。
(どうして私が人間を滅ぼさないといけないの、滅ぼすなんてできるはずもないのに)
女の子はそう思ってしまう。
もう女の子の心は限界に達していた。
恐怖で叫びたい気持ちを必死に抑える、そうしないとあの化け物に見つかってしまうかもしれないからだ。
そして自分がどうして森の中を歩いているのか、どうしてこんなに怖い思いをしないといけないのか、女の子は頭の中を整理することにした。
それからどのくらい時間が過ぎたのだろう、辺りは明るくなり始めており、今ではしっかりと森の中を見渡せるほどになっていた。
こんな森早く出ようと再び歩き始めた。
「ん……」
そこで後ろの方で何らかの気配を感じる。
女の子は足を止めそして注意を促す……。
でも、気のせいだと思い前えと向き直り歩こうとした……。
その瞬間女の子は自分の意識が遠くなっていくのを感じ始めた。
そして視界が暗くなり、女の子は暗闇の中へと意識が消えていった。
女の子は何物かによって気絶させられていた。
この女の子が目を覚ました後に地球ではない別の世界に来ていたことを知る。
別の世界ーーつまり異世界。
女の子は魔神の力によって異世界召喚させられたのである。
                        ーーつづくーー
こんにちは、初めて書きます!
コメントなど欲しいです。
それは盤上を使ったゲーム。
しかしそれは普通の盤上ゲームとは少し違う。
何が違うのかというとその盤上に出される駒は人族、魔族、妖精族といった色々な種族を異世界へと召喚し正と悪の二つのチームに分けて、戦わせるという点だ。
その駒は人ゲームをしている神様は動かすことができない。
駒とされる者は自らの意思で動きそして戦う。
二人の神によって神から選ばし者は盤上に導かれ異世界召喚か異世界転生かされる。
そんな異世界へと召喚、転生される者は神様からこう言われる『その世界を平和にしてほしい』と
そして地の神、天の神は人族、魔族を盤上に次々に導き異世界へと召喚していく。
異世界で戦わせるという神のゲームが行われた。
「さぁーて、まずは俺から召喚するか。天の神よ分かってるんだろうなこのゲームに負けた方は神としての立場を失うって事を」
一人の神が天の神へと忠告をしてゲームを始めようとしていた。
「ああ、十分理解した上でこの勝負を受けたのじゃからな。十分理解しとるぞ」
「そうかならよかった。ゲームを始めよう」
地の神、天の神は静かな会話とともにゲームをスタートさせた。
天の神は地球人を、地の神は魔物を盤上に導き異世界召喚という形で召喚した。
***********
薄暗い森の中に一人たたずむ小さな女の子がいた。
「ここは……どこなの? お家に帰りたいよおぉぉ」
女の子は一人でいることで恐怖という感情が大きく膨らんでいく、自分でもわからなくなるほどの不の感情。
女の子はこれほどまでに恐怖を感じたことは無かった。
(お父さあぁぁん、お母さあぁぁん……お兄ちゃん助けて……)
頭に浮かんで来たのは家族のことだった。
女の子は泣きたくなる気持ちを必死に抑えた。
そして、これからどうすればいいのかを女の子は考えた、考えて考えて考え続ける。
それでも自分にはどうすることもできないと思ってしまった。
それからしばらくして女の子はこの森に迷い込む前のことを思い出していた。
この世のものとは思えない姿をした化け物のことを。
そしてその化け物に話しかけられたことを。
『お前は人間を滅ぼすための道具として扱ってやる。お前さんには特別な力がある。 その力で地球人を殺してもらう……そのあとはお前さんにも死んでもらうがなあぁぁ。ヒャハハハ楽しみだぜ地球人が滅びる光景がなぁ。    ーーーーまぁとにかく地球人を殺せ、そのために俺たち魔神族の力でお前をここに呼んだんだ』と、笑みを浮かべながら話していたことを思い出す。
(どうして私が人間を滅ぼさないといけないの、滅ぼすなんてできるはずもないのに)
女の子はそう思ってしまう。
もう女の子の心は限界に達していた。
恐怖で叫びたい気持ちを必死に抑える、そうしないとあの化け物に見つかってしまうかもしれないからだ。
そして自分がどうして森の中を歩いているのか、どうしてこんなに怖い思いをしないといけないのか、女の子は頭の中を整理することにした。
それからどのくらい時間が過ぎたのだろう、辺りは明るくなり始めており、今ではしっかりと森の中を見渡せるほどになっていた。
こんな森早く出ようと再び歩き始めた。
「ん……」
そこで後ろの方で何らかの気配を感じる。
女の子は足を止めそして注意を促す……。
でも、気のせいだと思い前えと向き直り歩こうとした……。
その瞬間女の子は自分の意識が遠くなっていくのを感じ始めた。
そして視界が暗くなり、女の子は暗闇の中へと意識が消えていった。
女の子は何物かによって気絶させられていた。
この女の子が目を覚ました後に地球ではない別の世界に来ていたことを知る。
別の世界ーーつまり異世界。
女の子は魔神の力によって異世界召喚させられたのである。
                        ーーつづくーー
こんにちは、初めて書きます!
コメントなど欲しいです。
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