俺の能力の使い勝手が悪すぎる件について…

東堂 アヤト

第9話『信じることは大切』

昨日,何事もなかったかのような目覚めのいい朝だった。

シン達は朝早くに昨日討伐したアジ・ダハーカの事をギルドに報告しに来ていた。

『あの〜すみません』

シンがギルドの扉を開けて挨拶をすると,シンが冒険者登録した時の受付嬢のお姉さんが反応した。

『あ、シンさん。おはようございます。今回はどのようなご用件で?』

『昨日のクエストの報告に…あと報酬を受け取りに。』

『あぁ、ブルースライム討伐の報酬ですね。用意しておりますよ。』

どうやら俺がアジ・ダハーカを倒した事はまだ知れてないようだ…

『それもなんですが…あの〜ついでに倒したモンスターがいるんですが、それって臨時報酬とかってあるんですかね?』

『それは難易度によりますね。ステージ4以上なら確実に報酬は出ますが…』

『あ、じゃあステージ5のアジ・ダハーカを倒したんですけど、それっていくらぐらいするんですか?』

『あ、ステージ5ですね。少々お待ち…すみませんもう一度お願いします』

『ステージ5のアジ・ダハーカです。』

『ち、ちちち、ちょっと手帳を見せてもらってもいいですか!?』

シンは上着のポケットから手帳を取り出すと受付嬢のお姉さんが勢いよくシンの手から手帳を取った。

お姉さんが手帳を確認するとそこにはくっきりと,            
アジ・ダハーカ討伐完了,と書かれていた。

『マジですか…。』
『マジです。』

『本当ですか…。』
『本当です。』

『神に誓って…』
『本当です。』

シンが倒したステージ5を倒した事実を信じられないようだ。

まぁ無理もない,冒険者登録してから数日しか経ってない駆け出しが急に,ステージ5を倒しました!って来ても信じられないのは普通の反応だ。
その立場だったら俺だって同じ反応をする。

シン達は話したどうやって倒したのか,それとシンの特殊能力について。

『な、なるほど。そういう事ならなんとか理解できます。』

シン達は報酬の事は後回しにして,まずシンの特殊能力について話すようだ。 

『なるほど。そこでシンさんはステータスが限界値を余裕(よゆう)で超えていたんですね。』
『他には何も変化はなかったですか?』

ルミナが先に口を開いた…。

『は、はい。私が見た限りはそれだけでした。』
『あとは何も…。シンさんはどうでした?』

『分からん。あの時はがむしゃらだったからなぁ。』

特に手がかりらしい手がかりもない事を話すと、

『そうですね。そういう事なら隣町に行ってはどうでしょう。』

『そこには特殊能力を見抜く魔眼を持つものがいるという噂を聞いたことがあるんです。』

『へぇ〜,どうするルミナちゃん?』

『私は行った方がいいと思います。その能力のことは知っておいた方がいいと思うので…。』

『そうだな。じゃあ行こ…』

『ちょっとお待ちください!』

受付嬢のお姉さんがシン達を止めた…。

『なんですか?』

『そのものは能力を見るのに料金を取るんです。
だから報酬を受け取ってからの方がいいと思うんです。』

『そうですね。そっちの方がいいですね』
『ルミナちゃんは…』

『私もそれでいいと思います。』

シン達は一時ギルドにとどまることにしたようだ。



今回も読んでいただきありがとうございます!
最近誤字が多くてすみません。
あと誤字を指摘してくださった方ありがとうございます!

皆さんのおかげで最近フォローやコメントが増えてきました。
ほんと感謝感激です!

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