「異世界来たけどスキル『神託』っと言う名の攻略ウェキ見て無双します。」

ノベルバユーザー189431

ないのなら作ればいい

「どーしよう。」
ついにあれ程あったヒア草の山の底が見えて来た。
「又取りに行くのも良いけど最後に行ったの最近だし・・・(一回しか行ってない。)ん?これって・・・ヒア草の種子?」
その時自分の中でピコン‼っと効果音がなった。
「栽培しよう!!」


・・・・っで
「・・・・・・・」
速攻で心が折れた。
条件がきつ過ぎる。
大量の水分、昼は日の光を夜は月の光を当てなければならない、更に通常の植物の二倍ほどの養分を欲するが通常の植物みたいに養分に負けてしまう事がある。
最後の矛盾が出た地点で折れた。もうポッキリ。
良く思い出せばあの場所は条件を満たしていた気がする。
「これどうやって普通、栽培してるんだ??」
この時は分からなかったがヒア草の栽培は普通しません。又限られた所でしか取れないのでとても重宝します。
「何かいいスキル無いかな〜。」



・・・・・んで、
ありました、ありました、便利なスキルありました、ありました。

『並行私世界』
魔力で作った空間。自身が作った空間なので自由自在に扱える。
取得方法は魔力箱と並行思念を最大レベルまで上げている事で魔力箱が変換する。

ハイチートです。
この時彩永は、
(こんなスキルが無いと栽培が難しいなんてきっと栽培した物は高価なんだろうなー)
っと思ってました。こんな便利な植物を栽培してないなんて一切頭にありませんでした。

「うん、やるか、」
なので自身が大偉業をしようとは考えず、


「取り敢えず既にある『魔力箱』は常時発動、問題は『並行思念』っか、取得方法が

『並行思念』
体内にもう一人の自分を創り出すスキル。
同時に複数の事を別々にでき、単純に思考が二倍になるので情報処理が上がる。
取得方法は並行思考を最大レベルまで上げなおかつ、短時間で一定以上物事を考える。

んで、『並行思考』が

『並行思考』
同時に複数の事が出来るスキル。
取得方法は同時に2つ以上の事を行う。

っか、凄いな何か二つ以上・・・・」
自分は右手でフライパンを動かすように前後に動かし、左手を包丁のように上下に動かす。

『スキル『並行思考』を取得しました。』

「・・・・『多才』って持ってる人どれだけいるんだろう。」
ここだけの話、今の時期はあなたしか持ってないです。ハイ。
「おぉ、これは凄いな、なんと言うか言葉にし辛い感覚。取り敢えずこれも常時発動。」
自分は頭の中で一人チェスしながらつみ将棋をした。
一週間後・・・
「短時間で一定以上物事を考える。・・・・キツくね?」
『並行思考』のレベルは3までしかなく、以外に早く終わった。
「短時間、短時間・・・Q:あなたは誰?A:彩永です。Q:職業は?A:薬剤師と罠師です。Q:普段何してる?A:薬作ってます。」
『スキル『並行思考3』がスキル『並行思念』にランクアップしました。』
「ヌルゲー乙。」
【ダナー】
「うぉ!誰だ!」
【僕だ!】
「自分だと!」
【他に誰がいる。】

彩永(自分)のパーティ(笑)に彩永(僕)が加わりました。

「んじゃ君は『神託』と『魔力探知』、『マッピング』を頼むよ」
【おk僕に任せろ。】
「さて、なかなか濃いスキルを持ったが、常時発動してればその内最大まで上がるだろう。今すぐ欲しい訳じゃないし」
放置決定。
【そうさせるもんか、ゲーマーの作業厨・・・舐めるなよ?】
2週間後・・・
「意外と速かったな、最大になるの。」
【ソウダナー】[直ぐにカンストしたなー]〔何故片言のやつが居る。〕
スキル『並行思念』のレベルが上がると増えた。
彩永(自分)と彩永(僕)のパーティ(笑)に彩永(私)と彩永(俺)が加わりました。
「それじゃ早速、開」
目の前の空間に四角い亀裂が入り、溶けるように消えていく。
「【[〔失礼しまーす。〕]】」
中は透明?白?の空間でしっかりと足裏はついてるはずなのに空中にいるようだった。
【そこまで広くないよ、大体あの村二つ分半位】
「それ一人で使う文には十分広いから、」
大体校庭位の広さだと思ってくれれば良い。
「んーこれじゃぁ落ち着かないし・・・『変更:地形:森の広場』」
瞬間周りが崩れ足に柔らかさが伝わり木々に囲まれた広場が出来た。
「うぉ!・・・ダルい」
〔MPがガツんって減ったな〕
[どうやら変更内容によってMPが減るみたい。]
彩永・俺には魔法関連を、彩永・私には僕の代わりに『神託』をお願いしている。
「それじゃぁ今日はもう大幅な変更は出来ないな。戻るか、」
開けっ放しだった扉?を抜け閉じた。
それからコツコツと変更していった。

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