「異世界来たけどスキル『神託』っと言う名の攻略ウェキ見て無双します。」

ノベルバユーザー189431

起きたら森の中‼♪

「・・・・・・・知らない天井だ」
「天井なんて無いぞ。」
目の前には青空が広がりそれを木々が所々隠していた。
「彩永で最後だ・・・・本当に来ちゃったんだな異世界。」
「一言言わせてもらう。ウソダドンドコドーン」
「ネタで現実逃避するな。」
さっきから突っ込んでるのは親友の佐々木  牙氷(ササキ  ガイ)こいつがいないと調子が狂う。
「良いじゃん別に・・・何か少なくないか?人数。」
「あぁ、何人か周囲を回ってるんだ」
「行動力あるな・・・牙氷、お前そんな色の目だったか?髪も金色がかかったようになってるし、」
牙氷の瞳は金色になっていた。
「そう言うお前も白金色に目がなってるし、所々同じ色の髪が、生えてるぞ。」
「・・・そう言えば神さんがこっちの世界で身体を新たに作るって言ってたからその影響?」
「だと思うぞ。っと戻って来たみたい。」
「皆、村の場所は、分かった。それと魔物だと思う生物の存在も見てきた。」
「それでこれからどうするんで?」
「まずは自分達の事を確認しよう。確か神様は何を貰ったかはあっちで確認してって言ってはず、だから自身の事を確認できる何かがあるはずだ、」
「「「「「「「「「「「「「「「「どうやって?」」」」」」」」」」」」」」」」
「うっ、そこはほら、何か行動を起こすとか、ある言葉を言うとか、」
つまり分からないと、
「と、取り敢えず出来たら報告で!!」
そこから地獄だった。それっぽい事を言う、それっぽい行動をする。でも何も起きず羞恥心を晒す。
ついに「ヒャッハァァァァアアアアアア‼」って言ってる奴や、「我の思いに答えその姿を表わせ!!」など言ったり。荒ぶる鷹のポーズや背後霊が出そうなポーズを取ったりその両方を行ったりしたが何も起きなかった。
「何で何も起きないんだよ、開けゴマか?逆立ちか?これがゲームならオプションぐらい付けて欲しかった。」シュン
「・・・・・・・・・・・・」
脳内で消えろと念じる。と目の前の板が消える。
(開けゴマ・・・・ゲーム・・・・オプション)シュン
「・・・・・・・・何で思いつかなかったんだチクショォォオオオオオオオオ!!!!」
答え:オプション
「ハァハァ、ハァハァ、ハァハァ、ハァハァ、ハァハァ」
「と、取り敢えず内容確認しよう。ウン」
行きどころ無い怒りを収め自身のオプションを確認する。
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九久路 彩永 レベル1
HP:85/85
MP:42/42
職業:ーー

ステータス
攻撃力:12
防御力:34
身軽さ:18
魔力:50
抵抗力:86
集中力:105
器用:95
運:23

スキル
『神託∞』『言語理解10』
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(集中力と器用、抵抗力もそこそこ高いな、んで問題はこのスキル、『言語理解』は何となく分かるけど『神託』?レベルもカンストしてるしどんな事が出来るんだ?。)
「牙氷、どんなだ?」
「攻撃力と魔力が高いな、」
「高いってどの位?」
「平均200、他は100程度、」
「え?」
「スキルは・・・何だこれ『極光騎士1』?後『昇天』ってのと『言語理解10』ってある』
「へ、へぇー凄いな。」
「皆どんなだ?」
「ん〜強いのか弱いのか比べる物が無いから判断しづらいよ。」
「それもそうか、全てスキルが戦闘向けかどうか分かれば何とかなるんだが・・・」
「あ、あの!!私、その・・・・」
「何?早く言って。」
「私、私、わた」
おっとまだ情所不安定なのか?えっと名前が確か・・・
「重東さん落ち着いて、ハイ深呼吸」
「スー・・ハー・・・・スー・・ハー・・・・私、スキルにその『鑑定∞』ってあってその、スキルの説明が分かる、の」
おぉこれはなかなかベストタイミング。
「本当か!?よろしく頼む。」
「う、うん。『鑑定』」


「ウソダドンドコドーン、」
「・・・・・・・・ドンマイ」
結果、自分雑魚確定。
みんなの中で俺だけステータスの平均が100以上では無く更に『昇天』ッと言うスキルが無かった。
序に『昇天』の効果が

『昇天』
成長補修がかかる
レベルアップ時、ステータスの伸びに追加が付く。

だ、つまり、自分は、レベルも一人で上げられない、皆との実力ステータスは差が開くのみ、生産系スキルも無ければあるのは『神託∞』ッと言う謎のスキル、しかも鑑定して貰おうにもMPが無くなりかけており、何が起きるか分からないこの状況、切らすのは危険っと判断され、使い方が分からなかった。
「取り敢えず村まで魔物に見つからない様に行こう。」
自分は、クラスメイトの中央で落ち込みながら歩を進めた。

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