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女嫌いと男嫌いの勘違い青春

あさにゃん

35.勘違い

ーーーー翌日

「おはー」
「おはよー」
「昨日さー」
「あのあとどうなったんだろ?」
「キスぐらいしたのかな?」
「許すまじ草彅雄也!」

柊花蓮との放課後デート?の翌日。

昨日と同じように朝から雄也と花蓮の話で持ちきりの状態だった。

流石の雄也も昨日の今日で噂話は終息するとは思っても見なかったが、心なしか噂が大きく広がっているようにも思える。

「噂で放課後廊下でキスしたの見たって人がいるらしい」
「それ聞いたことある」
「その噂本当!?」

など。
現在進行形でデマが広がっている。



ガヤガヤガヤガヤー



雄也
「おい!お前ら。言いたいことがあるなら俺に聞けよ!」

ついに雄也の怒りが爆発した。雄也は陰口などといった、卑怯者がするようなことは嫌いだ。

誰が見てもキレている。先程と打って変わって今はとても静かだ。

幸いクラスメイト達からは反発、怒りの声は上がらなかった。

皆心の底では悪いと思っているのだろうか?

そんなクラスメイト達を見て雄也も頭が冷えた。これはかなり『草彅』のマイナスとなる要因だろう。

雄也
(しまった!やり過ぎた!コレじゃ粉末だ!)

かなり焦る。夏までは、まだまだで大して暑くもないのに汗が滲み出てきた。

雄也
(どうする!どうする!どうする!?…俺の印象を下げずに乗り切る方法は…!)

「えっと…わり!」

雄也
「は?」

脳内で必死に言い訳を考えていると、一人の男子が近づいてきて目の前で手を合わせた。

それは言葉から受け取れるように謝罪の意をあらわしていた。

「そんな一々詮索されたら誰でも嫌だよな?無神経だった。すまん」

どうやらこの男子は雄也が、柊花蓮との付き合いに大して文句を言われている事に大して怒っていると、思っているようだ。

雄也
「ああ…」

まだ今一つ事情を理解できていない雄也は、適当に流すことしかできない。

「ほら皆も!無神経だっただろ?」
「そうだな…悪い!」
「ごめんね?面白半分に茶化しちゃって?」
「これからは気をつけるね?」

居間まで遠巻きに、グチグチ噂をして面白がっていた生徒達が一斉に謝りだした。

そこまでくると雄也は事情を察する。

それも最高のタイミングで

雄也
「そうだよ。俺だけならまだしも、ひい……花蓮にも迷惑かけるから極力やめてほしい。花蓮そういう事に敏感だから」

作り笑顔100%でキザったらしいことを言う。

「やっぱりカッコいい…!」
「うわー俺も言ってみてー」
「俺が女なら惚れてるわ!」
「きゃーきゃー、私も守られたーい!」

雄也
(おっと!一気に好印象になったな。ちょっとやり過ぎかな?って思ったけど、いい感じじゃないか)

内心黒い笑みを浮かべながら、空気が一転して和やかになったクラスを見回す。

そして固まった。

いつもじゃないか?このタイミング。

そこが定位置なの?と云わんばかりの位地に…。クラスの入口に柊花蓮がいた。

雄也
「ヤベ」

勿論今のは聞かれていただろう。

現に見ろよ!怒りすぎで顔が真っ赤· · ·になっているぞ!

「「「「おー」」」」

クラスメイトも気づいたのか、柊花蓮に一斉に目線が集まる。

ガヤガヤガヤガヤー

皆一斉に騒ぎだすが雄也はもう、どうでも良くなってきた。

本来ならつい一分前の約束を破ったクラスメイトに軽蔑しているのだが…

物凄い怖い顔で睨み付ける柊花蓮に目線を奪われていた。

その目は『殺す』と雄弁に語っているようだった。

雄也
(もう…どうにでもなれ…)

雄也
「お、はよう。花蓮?」

にこやかに挨拶をした。

花蓮
「おはよう!今日昼屋上にきてね?」

そうしたらにこやかに(雄也だけ見える般若)返事を返してくれた。

昼のお呼びだし付けで…

「「「「おー!!!」」」」




その後熊野先生が入ってきて、場は静まったが…

他のクラスメイトに勘違いをされ、柊花蓮を怒らせてしまった…と。

噂をされて怒った時以上に場がややこしいくなったことに頭を抱える雄也だった。



         次に続く


こんばんわ!またはこんにちは!
あさにゃんです!

この度は更新が遅れてしまい申し訳ございませんでした!

最近リアルが忙しく書く時間が御座いません!

読者の皆様の期待に応えられるように努力いたしますので応援よろしくお願いします。

それでは短いですが失礼させていただきます。

P.S
コメント、いいねよろしくお願いします。

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コメント

  • Solar

    この作品、好きなので頑張って下さい

    0
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