女嫌いと男嫌いの勘違い青春
23.これからの…
凛
「あんた!ウチの花蓮と付き合ってるの!?」
雄也
「………は?」
雄也
「えぇぇぇぇぇぇぇー!!!」
その声は食堂全体に響きわたり雄也達に気づいていなかった人達もが一斉に注目した。
凛
「だから!花蓮と!付き合ってるんでしょ!?」
雄也
(この女!空気を読まずに大声だしやがって!!)
福島凛は自分たちが注目を集めていることを気づいていないのか、大声で核爆弾を落としまくる。
「え?嘘?雄也様が付き合ってる?」
「そ、そんなかけないじゃない!」
「お、おい…俺さっき何食ったっけ?」
「おいおい!俺達のお姫様が?!…これは悪夢か?…」
「な、なにかの聞き間違いよね?」
「「おい、ほっぺつねってくれ!」」
「そうよ…私達の…雄也様に…彼女?これは【雄也様にお仕置きされたい同盟】に報告しなければ!」
雄也
(ほら…大変な事になってる…。てか最後のやつ…また変態同盟のやつだよな!?)
また出てきた変態同盟の名前に雄也は「思った以上にデカイ!」と戦慄を覚えるのだった。
凛
「で?どうなの?昨日からなんでしょ?」
ウワー キャー
食堂内がまた騒がしくなる。
雄也
「ありもしない事実を喋るな!」
なるべく大きく食堂内にいる奴らにもしっかり聞いてもらえるように叫ぶ。
………決してイライラしていた訳ではない……
…多分
凛
「うわっ!ビックリした〜。ちょっと!いきなり大声ださないでよ!」
いつもの雄也なら謝罪の一つも入れようものだが、今日の雄也は
雄也
「お前が意味の分からんこと言ってるからだろ!」
感情的になっていた。
凛
「!ご、ごめん」ビク
雄也
「全く!どこでそんなことになったのか!?」
雄也
(まさか…あの学園長か?………やりかねない。まずは外堀からってやつか?)
凛
「そ、それは。今日の花蓮様子おかしかったし。何をしても上の空って感じだったし…。今日草彅君の事気にしてるみたい、だし…。だ、だって昨日の放課後までは大丈夫だったから…」
その言葉を聞いて雄也は急に体温が下がったような感覚に陥る。
例を上げるなら、頭から水をぶっかけられたような感じだ。
雄也
「あ、いや、確かに色々あった………。けど、それは恋人になった……とかではない」
そこで思い出したのは、柊花蓮が床にへたり込んで………
凛
「色々???」
急におとなしくなった雄也を不思議に思いながら、昨日の起こった色々を言及しようとする。
雄也
「え?…あ、そう…だな………」
なんとも言えない雄也。
雄也
(柊花蓮とこいうは仲がいい…そのくらいはわかる。それでもあんな事を話すのは流石に駄目だろ…大したことは無かったって言っても目の前で睨みつけている奴は信じないだろうし…)
なんと誤魔化すかと考えているときに運良く助け舟がでた。
キーンコーンカーンコーン
昼休みの終わりを告げるチャイムだ。
雄也
「まぁ、まぁー。機会があれば答えるよ」
流石雄也この機を見逃さない。
チャイムが鳴って、福島凛の気がそれた一瞬に立上り急いでその場を立ち去る。
その姿に一切の乱れはない。
凛
「あっちょ!」
何やら呼び止める声が聞こえるが無視を決める雄也。
完全に逃げることに成功した雄也。
だと思っていたが…
雄也
「あ、…アンパン一つ忘れた…」
次に続く
「あんた!ウチの花蓮と付き合ってるの!?」
雄也
「………は?」
雄也
「えぇぇぇぇぇぇぇー!!!」
その声は食堂全体に響きわたり雄也達に気づいていなかった人達もが一斉に注目した。
凛
「だから!花蓮と!付き合ってるんでしょ!?」
雄也
(この女!空気を読まずに大声だしやがって!!)
福島凛は自分たちが注目を集めていることを気づいていないのか、大声で核爆弾を落としまくる。
「え?嘘?雄也様が付き合ってる?」
「そ、そんなかけないじゃない!」
「お、おい…俺さっき何食ったっけ?」
「おいおい!俺達のお姫様が?!…これは悪夢か?…」
「な、なにかの聞き間違いよね?」
「「おい、ほっぺつねってくれ!」」
「そうよ…私達の…雄也様に…彼女?これは【雄也様にお仕置きされたい同盟】に報告しなければ!」
雄也
(ほら…大変な事になってる…。てか最後のやつ…また変態同盟のやつだよな!?)
また出てきた変態同盟の名前に雄也は「思った以上にデカイ!」と戦慄を覚えるのだった。
凛
「で?どうなの?昨日からなんでしょ?」
ウワー キャー
食堂内がまた騒がしくなる。
雄也
「ありもしない事実を喋るな!」
なるべく大きく食堂内にいる奴らにもしっかり聞いてもらえるように叫ぶ。
………決してイライラしていた訳ではない……
…多分
凛
「うわっ!ビックリした〜。ちょっと!いきなり大声ださないでよ!」
いつもの雄也なら謝罪の一つも入れようものだが、今日の雄也は
雄也
「お前が意味の分からんこと言ってるからだろ!」
感情的になっていた。
凛
「!ご、ごめん」ビク
雄也
「全く!どこでそんなことになったのか!?」
雄也
(まさか…あの学園長か?………やりかねない。まずは外堀からってやつか?)
凛
「そ、それは。今日の花蓮様子おかしかったし。何をしても上の空って感じだったし…。今日草彅君の事気にしてるみたい、だし…。だ、だって昨日の放課後までは大丈夫だったから…」
その言葉を聞いて雄也は急に体温が下がったような感覚に陥る。
例を上げるなら、頭から水をぶっかけられたような感じだ。
雄也
「あ、いや、確かに色々あった………。けど、それは恋人になった……とかではない」
そこで思い出したのは、柊花蓮が床にへたり込んで………
凛
「色々???」
急におとなしくなった雄也を不思議に思いながら、昨日の起こった色々を言及しようとする。
雄也
「え?…あ、そう…だな………」
なんとも言えない雄也。
雄也
(柊花蓮とこいうは仲がいい…そのくらいはわかる。それでもあんな事を話すのは流石に駄目だろ…大したことは無かったって言っても目の前で睨みつけている奴は信じないだろうし…)
なんと誤魔化すかと考えているときに運良く助け舟がでた。
キーンコーンカーンコーン
昼休みの終わりを告げるチャイムだ。
雄也
「まぁ、まぁー。機会があれば答えるよ」
流石雄也この機を見逃さない。
チャイムが鳴って、福島凛の気がそれた一瞬に立上り急いでその場を立ち去る。
その姿に一切の乱れはない。
凛
「あっちょ!」
何やら呼び止める声が聞こえるが無視を決める雄也。
完全に逃げることに成功した雄也。
だと思っていたが…
雄也
「あ、…アンパン一つ忘れた…」
次に続く
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