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女嫌いと男嫌いの勘違い青春

あさにゃん

19.凛side〜心の中

三時間目…


「えー、なので…ここでこのXを…Yに…」

ウチの名前は福島凛。よく女の子なのに男ぽいって言われるが、こう見えても大手スポーツメーカのお嬢様だ。 

中学の時だったかな?過去に散歩がてら走っていたときに、小学校高学年くらいの子に「暇ならサッカーしよーぜー」
と声をかけられたことがある。

背が低かったこと、女の子らしい格好じゃなかったこと(ジャージ)で小学生の男子だと思われてたらしい。

帰る際に
「お前どこ小のだれだよ?」
って聞かれたことにより判明した。


「実は中学生だよ」
って言ったときももちろん驚かれたが


「名前は福島凛」

「なんだか女みてーな名前だな」


「え?女の子なんだけど…」

って言ったときのあの驚きよう…

化物を見たような顔してたなー

当時は結構傷ついた……まぁー、サッカーは楽しかったけど…

え?いまさらだけど授業に集中しろって?

ホントはそうしたいんだけどね?

でも、気になることがあってそれどころじゃないんだよ。

け、決して勉強が嫌いってことはないんだよ? 

…ホントだよ………。

で、気になることなんだけどそれはウチの大親友花蓮のこと。

なにが気になるって?いやー、説明しにくいんだけどなんだか機嫌が悪い気がするんだよね。

朝から機嫌が悪いね。

花蓮が登校してきたときからなんだか少しよそよそしいというか、何かに警戒しているような、

うーん、なにか違う気がするけど…そんな感じ。

しかも、それには草彅雄也が絡んでるね!

女の子センサーがビンビン反応してるよ。

「んじゃー草彅!この問題前に来て解いてみろ」

雄也
「わかりました」

ほらねほらね!

今、草彅雄也が呼ばれたときに肩がビクッとなったよ!

今もされげなく目で、追ってるし!


すぐ横で授業を受けている花蓮をそっと覗き見る凛。


そういえば…さっき二人で学園長に呼ばれてたよね?何だったんだろ?

こればっかりはわからない…

さっき興味本位で花蓮に聞いたけど

花蓮
「他愛もない話だから…」

といってすぐに切り上げて自分の机に早々に座って勉強し始めたんだよ…

今思えば触れてほしくない地雷だったのではないかな?と思う。

たった一年の付き合いしかないけど…それでもわかる。

あれはなにかを隠してる。

それも結構大きなことを…。

この授業が終わったら草彅雄也にも話を聞いてみよう。


花蓮が、話してくれないならそれでもいい。

話したくないならそれでもいい。

でも、

でもいつか…

話してくれるときが来たならチカラになってあげよう…

花蓮がウチの事を救ってくれた【あの時】のように…




            次に続く



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