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女嫌いと男嫌いの勘違い青春

あさにゃん

17.睨み合い

文子
「今日をもってあなた達は婚約者同士です」

雄也•花蓮
「………」

開いた口が塞がらないとはこの事だろう。

それはもうそれはもう、礼儀?品格?そんなものはありません。

これでもかというほどに口を開く二人。

文子
「なんですか花蓮。そのだらしない顔を今すぐにやめなさい!」

花蓮
「あっ…」

花蓮は叔母である文子に怒鳴られて、今自分がとてもだらしない顔をしていると悟り、現実世界に戻ってくることができた。

しかし、

雄也
「………」パクパク

どうやら雄也はまだ現実を理解していないのか口をパクパクさせて…

花蓮
「って、これ生きてるの!?」

花蓮は雄也の変わりようを見てかなり驚いた。

顔面は青白く、白目を剥いて、口の端からは少しヨダレが出ている。

え?こいつ誰?というほどに、いつもの草彅雄也とは印象が変わっていた。

挙げ句の果には「婚約者って、こんにゃくの仲間?」等と意味がわからない事をブツブツと喋っている。

文子
「草彅君。花蓮をこれからよろしく頼むぞ」

ハッ

雄也
「ちょっ、ちょっと待ってくださいよ!どうして俺がこの女花蓮とこ、ここ、婚約しないといけないんですか?そもそもウチにも連絡なしにそんなこと…」

花蓮
「そうですよ!それになぜこんなに急に!?婚約者はいらないと言っていたでしょう叔母様!」 

二人とも怒りをあらわにして必死に抗議する。

文子
「むー。そうだねー。草彅君の方から答えてあげる。…まず、家に連絡しないとと言っていたが…実はもういっているのよ?」

雄也
「は?」

文子
「昨日の夜にな、電話で決めたんじゃよ」

雄也
「いや、だって爺からも親父からも何も聞いてない…」

文子
「フム、草彅賢一ケンイチには明日私も話したいこと• • • • • •があるから、その時に話すと連絡したんだよ」

雄也
「そ、そうですか…。で、てすが!この件についてはキッパリお断りさせていただきます」

文子
「ほう?なぜ?」

雄也
「何故ってそんなの嫌だからに決まってるじゃないですか」

花蓮
「そうよ叔母様。いくら叔母様でもやっていいことと悪いことがあるわよ!」

文子
「ふー」

文子は急に話に参加してきた花蓮を方を一瞬見たあと、ソファーに座り直しとても人が悪いニヤニヤした顔で雄也の方を向いた。

文子
「嫌に決まってるって、それは『花蓮』が?それとも『婚約』がかな?………でも、違うわよね?」

雄也
「な、なにが?急に婚約者になれだなんて言われたらその二つ以外…」

文子
「『姉』じゃないかしら?」

雄也
「なっ…!」

花蓮は今のやり取りに疑問を感じていた。

花蓮
(え?なに?姉?草彅雄也に姉なんていたかしら?たしか、草彅雄也は長男で下に妹が一人だけのはずなのだけと記憶しているのだけれども…)

雄也は柊文子の言葉を聞いた途端に黙りきってしまった。 

チクチクチクチク

時計の針の進む音だけが部屋に響く。

一体いつまでこの二人は黙っているのだろう。いや、正確にはただ黙っている訳ではない。

柊文子は終始、人の悪い笑顔で余分タップリに雄也の事を眺め。

雄也は、探りを入れるように柊文子のことを睨みつけている。

いわゆる駆け引きをしているのだ。

花蓮はこんな二人の事を見ているしかない。



キーンコーンカーンコーンー

この沈黙を破ったのは授業終了の鐘だった。

文子
「あら、もうこんな時間?流石に二時間連続でサボらせる訳にはいかないからね。二人とももう戻っていいよ」

花蓮
「え、ええ。でも、叔母様。婚約の話は…」

文子
「そうねー、花蓮の話は家で聞くから家で話しましょう」

花蓮
「…わかりました」

渋々と引き下がる花蓮。

雄也も無言で立ち上がる。

文子
「あ、そうそう。草彅君は放課後にまたココに来てくれる?まだお話• •があるから」

雄也
「わかりました…しかし、婚約の話は自分乗りませんよ」  

文子
「それは君次第になるかね?」

雄也
「…失礼します」

そう愛想悪く軽く会釈して部屋を出ていく雄也。

花蓮
「そ、それじゃ叔母様。私も失礼します」

文子
「フム、勉強頑張るんだよ」

雄也のすぐ後に部屋を出ていく花蓮。

学園長一人なった部屋。


文子
「フフフ、なかなか骨のありそうなガキじゃないか」

柊文子の上機嫌な鼻歌が響いていた。




           次に続く


こんにちは!
あさにゃんです!

まずはいつも読んで下さって頂いてる読者の皆様に!感謝の礼を!『ありがとうございます』

こうして表にでてきたのには理由二つあります!

一つは、これからは週に一話程度だったのに対して週に二話、頑張って書くことにしたからです。

今読んで下さってる読者の皆様は「こんなこといちいち報告するくらいなら次書けよ」と思っているかもしれません。

しかし、恥ずかしい話、自分はよく誘惑に負けちゃうタイプなのです。゚(゚´Д`゚)゚。

あれですね、例えるなら…

「明日から毎朝ランニングする!」

といった中学生のようなことを言って一日二日で辞めちゃう感じのあれです。

そのために!ここで発表して後に引けなくするといった、ただ単に自分の首を締める行為を今やろうと思いココに書きました!

………決してドMの変態じゃないですよ?

そして…二つ目

これは読者の皆様にお願いなのですが
感想やコメントを是非送ってもらいたいのです。

図々しいのは分かっています。

でも、この作品というか小説を書くことが初めてなので不安なのです。

なにか間違ってないか…ホントは面白くないんじゃないか…とか

なんでもいいんです!

もう少し、「長く書いてくれ」とか「ここのシーン好き」だとか沢山送って貰えればこちらの励みにもなります。

中には厳しい声もあるかもしれません。荒らしもないとは言い切れません!

でも!頑張ってこれからも書いていこうと思います。

なので
是非応援よろしくお願いします。m(_ _)m

長くなってすみません。

では、次回もよろしくお願いします。

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コメント

  • あさにゃん

    日ノ丸太郎さん、ありがとうございます。
    これからも精進して参ります!

    1
  • 日ノ丸太郎

    物語、とてもおもしろいですよ!

    こんなラブコメを書けるなんて羨ましいです
    週2ペース頑張ってください!
    楽しみに待ってるんで!

    1
  • あさにゃん

    ミラル ムカデさんもコメントありがとうございます!
    週2ペース頑張ります!

    1
  • あさにゃん

    瑠璃さんありがとうございす!
    これからも応援よろしくお願いします!

    1
  • ミラル ムカデ

    全然図々しく無いですよ!
    週2話頑張ってください!
    応援しています

    1
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