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女嫌いと男嫌いの勘違い青春

あさにゃん

3.クラス騒動 Ⅱ

ガラーバン

雄也
「おはよう」ニコ



ザワザワザワザワ




「ん?何かおかしくないかニャ〜?」

雄也
「ああ、なんかあったんじゃないのか?」

真の言うように確かにクラスの雰囲気がおかしい。具体的には雄也への反応だ。いつもなら雄也がクラスに入っていくと男女問わず詰め寄ってくる。一年生の頃はそうだった。しかし、今回に限ってはそんなことがない。
俺は何か間違った事をしただろうか?雄也は別に女にモテる為に、疲れる愛想笑いをやっているわけではない。学園を円滑にすすめるためにやっているだけことだ
しかし、この打算100%の挨拶を総スルーされるとは思ってもみなかったため雄也は、何かあったのでないか?とクラスを見渡した。

雄也•真
「「ん?」」

どうやら、騒ぎの中心にいるのは一人の男と女子数人のようだ。
ただ親睦を深めようとバカ騒ぎしているようならまだいいが…
たが遠目でもわかるように事態はもっと深刻のようだ。今にも男は女子に取っ組みかかろうとする寸前である。
真もそれに気づいたのだろう。


「雄也!」

真が雄也の名前を呼ぶ。

雄也
「わかっている」

真が雄也を呼ぶのと同時に雄也は走る。真が言いたいことはわかった。つまり真は「ケンカを止めろ」と雄也に言ったのだ。長年、一緒に居たためにこの短いやり取りでもわかった。
いくら女子が嫌いだからって目の前で女子が殴られるのを看過するほど雄也の性格は歪んでいない。男が見ただけで分かるほどの武道経験者なら尚の事だ。とにかく雄也はケンカの現場へ急いだ。

雄也
「わ、わりー…」ダン


雄也
「とうしてくれ」ズイズイ

だが、流石にこんなに人が密集している場所で上手く移動することができない。現に数人と肩がぶつかったり、人の混雑で上手く前に進めない。

雄也
(このままでは間に合わない!)

雄也は焦る。

雄也
(どーする!?どーすれば間に合う!?
なにか!なにかないのか!?)

雄也はクラスを見渡し、現場までの最短ルートをわり出す。しかし、あるのは密集した人、椅子や机何ら
かわりない物しかない。

雄也
(ん?いやまて!アレを使えば!)

一縷[いちる]の希望を託し雄也は…




雄也
(間に合え!)






                次に続く

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