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どストライクの君へこの愛をあげる

艫火

2日目:好きと大好きの違いとは?


入学式を休んではや3日。

学校には行ってない。

何故かって?



「俺学校行きたいんだけど…」

「だって遊夜動きいいし今人手不足だし…」



チラチラとこちらを見てくる店長に遊夜はため息を吐いた。

元々中卒でもいいと思って居たが親の為にと受けた高校をみすみす逃したくはない。

店長は「成績いいんだから!」と背中を押してくれるが生活態度も含まれると告げると顔が強ばった。

お疲れ様でした、と固まる店長に告げてさっさと店を出るとがやがやうるさい通りに出た。

ふいに裏口にあったゴミに目を向けては明日誰が出すのかと思ったが学校の事でその考えも消えた。



「あっ!あの!」

「?」

「こんばんは…」

「あ、君は確か…えっと…一昨日男に絡まれてた?」

「はい!その説はありがとうございました!」

「いや、無事ならよかったし、あれから夜道は歩いてないかい?」

「はい、あれからは夜遅くには出歩かないようにしてますから」



それなら、と遊夜が口を閉じると目の前の女の子はおどおどした様子でせわしない。

まだなにかあるのかとじっと見つめているとポケットから1枚の紙を取り出した。

あの時の割引券だ。

お?と口から言葉が出てしまい遊夜はキョロキョロと賑やかな通りに目を向ける。

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