青空
2
学校帰りに見たその光景を探すようにテレビのチャンネルを変える。まだニュースにはなってないようだ。
なぜあんな姿になってしまったのか当然僕には関係のない話しだが興味は少しばかりあった。
ふいにベランダを眺めるまださっきと同じように雨は降りつづいている。嫌な空だ。
「ピンポーン、ピンポーン。」
家のチャイムが鳴る。母がおつかいから帰ってきたのだろうと思いモニターに向かう。
「はーい」
「...。」
「どちらさまですか?」
「...。」
モニターには誰も写っていない。いたずらなのか?
こんな大雨の中、しかも午後4時仕事は終わってないはずの時間に?親友の家は僕の家とは逆方向にある。穏やかでクールな性格をしていて、わざわざ家までピンポンを押しにいたずらするような事はしない。さっきの事件といい、今日はなんか気味が悪い日だ。
モニターを消してリビングに向かおうとした。
「ピンポーン、ピンポーン。」
めんどくせぇ。なんなんだよ。
「はーい。」
モニターのボタンを押して写ったのは母だった。
「ゆうじーかえったよー!」
いつもと変わらないおつかいから帰って来た母だった。
「今あけるー」
モニターを消して玄関に向かおうとした時嫌な予感がした。きっとあの光景のせいで今変な想像をしてしまう。すぐさま玄関に向かう。サンダルを履いて鍵を開ける。
ガチャッ。
「ただいまー!どうしたの?なんかついてる?」
何も変わらない母の帰りだった。
「おかえり。そういえば通学路で事件起きてたでしょ?」
「え、そうなの⁈あたしいつもと違うスーパー行ったから全然わかんない。どんな事件だったの?」
「体バラバラにされてて、ゴミ捨て場に捨てられてて、とにかくめちゃくちゃグロかったよ。」
「そんなに酷いの⁈こんな街で大きい事件おこるなんてね、、だからそんな心配そうな顔してたのね。あたしは大丈夫よ。」
そう言っていつも通りの笑顔の母に少しホッとした。
ゴゴゴゴ、ドオォォォオン!!
雨が強くなり雷が光った、、、
え、嘘だよね。
「母さんごめん!すぐもどる!」
「ちょっと!傘は⁈危ないから気をつけて!」
雷の光がさっき見た現場のカメラの光と重なった。
ぼんやりとしていた光景がはっきりと浮かんで来た。なぜ、あれを見た時に僕は不思議に思わなかったんだ。
思い出さなければよかったのかもしれない。鼓動が驚くほど大きく早く鳴る、緊張で体の力はぬけ、違うのならばと願いさっきの現場まで走った。足が震え腕があがらない。
現場に着き人だかりをかき分け黄色いテープを破いてしまいそうになるほど必死になった僕は、現場に目を凝らした。
兄の財布とケータイが転がっていた。
なぜあんな姿になってしまったのか当然僕には関係のない話しだが興味は少しばかりあった。
ふいにベランダを眺めるまださっきと同じように雨は降りつづいている。嫌な空だ。
「ピンポーン、ピンポーン。」
家のチャイムが鳴る。母がおつかいから帰ってきたのだろうと思いモニターに向かう。
「はーい」
「...。」
「どちらさまですか?」
「...。」
モニターには誰も写っていない。いたずらなのか?
こんな大雨の中、しかも午後4時仕事は終わってないはずの時間に?親友の家は僕の家とは逆方向にある。穏やかでクールな性格をしていて、わざわざ家までピンポンを押しにいたずらするような事はしない。さっきの事件といい、今日はなんか気味が悪い日だ。
モニターを消してリビングに向かおうとした。
「ピンポーン、ピンポーン。」
めんどくせぇ。なんなんだよ。
「はーい。」
モニターのボタンを押して写ったのは母だった。
「ゆうじーかえったよー!」
いつもと変わらないおつかいから帰って来た母だった。
「今あけるー」
モニターを消して玄関に向かおうとした時嫌な予感がした。きっとあの光景のせいで今変な想像をしてしまう。すぐさま玄関に向かう。サンダルを履いて鍵を開ける。
ガチャッ。
「ただいまー!どうしたの?なんかついてる?」
何も変わらない母の帰りだった。
「おかえり。そういえば通学路で事件起きてたでしょ?」
「え、そうなの⁈あたしいつもと違うスーパー行ったから全然わかんない。どんな事件だったの?」
「体バラバラにされてて、ゴミ捨て場に捨てられてて、とにかくめちゃくちゃグロかったよ。」
「そんなに酷いの⁈こんな街で大きい事件おこるなんてね、、だからそんな心配そうな顔してたのね。あたしは大丈夫よ。」
そう言っていつも通りの笑顔の母に少しホッとした。
ゴゴゴゴ、ドオォォォオン!!
雨が強くなり雷が光った、、、
え、嘘だよね。
「母さんごめん!すぐもどる!」
「ちょっと!傘は⁈危ないから気をつけて!」
雷の光がさっき見た現場のカメラの光と重なった。
ぼんやりとしていた光景がはっきりと浮かんで来た。なぜ、あれを見た時に僕は不思議に思わなかったんだ。
思い出さなければよかったのかもしれない。鼓動が驚くほど大きく早く鳴る、緊張で体の力はぬけ、違うのならばと願いさっきの現場まで走った。足が震え腕があがらない。
現場に着き人だかりをかき分け黄色いテープを破いてしまいそうになるほど必死になった僕は、現場に目を凝らした。
兄の財布とケータイが転がっていた。
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