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なんだかむしゃくしゃして

みょん

星の子


読んだ。

私がもしちーちゃんだったら。
まーちゃんだったら。
なべちゃんだったら。
そんな風に考えながら読んだ。

誰も間違っていないなと
読んでいて虚しくなった。
私が親ならきっと同じことをしたし
信仰したと思う。
絶対宗教にハマらないなんて
言い切れない。
人はどうしようもなくなった時、
目に見えないなにかや、確信のないものを
信じてしまう。最近だと知恵袋がそうで、
自分にとって都合の良い回答が正しくて
都合の悪い回答は意地悪なやつだと
思ってしまうのと同じじゃないのかな。
本当に辛い時、救いの手を差し伸べられたら
迷わず掴んでしまうよ、私は。

だから誰も間違ってなんかいない。
悪いのかもわからない。

なべちゃんの意地悪の中の
優しさが暖かくて涙がでた。
読む人によって変わるだろうけど
私は暖かく感じた。

まーちゃんの家族を嫌いになれない。
でも家族の信じるものを信じられない。
苦しかったと思う。孤独だよなぁ。
まーちゃんには幸せになってほしいと思った。

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