創造神による6つの世界~最高の1つの世界と従う4つの世界と反発する1つの哀れな世界

ゼクト

第6話 第三の世界 ハザント  あれ?知ってる顔が

「レティア次の世界は?」
「はい。次の世界はハザントというのですが、ここの交渉は早く終わると思います。」
「なんでだ?」
「見てのお楽しみです。」
「ここの世界の特徴は?」
「ここは数年前に人間が魔族に支配された世界です。」
「大丈夫なのか?」
「人間の平民にとっては支配者が魔族に代わってからのほうが快適ですよ。」
「そうなのか?」
「ここの世界は昔、人間が争いまくっていて、それを見かねた魔王が人間の国を落としたのです。殺したのは国の上層部だけですから。」
「そうなのか。」
「早く行きましょう。ここの国は1番早く賛成した国ですから。」
「なんで何だ?」
「この国の王がそういうものだからですよ。行きますよ。」
「わかった。」


王城
「何だあの人間は?」
「なぜ王城内に?」
「捕らえるか?」


「なんか、つかまりそうなんだけど。」
「ここの国の王に会えばわかりますよ。」
「そうか。じゃあ入るか。」

あれがここの国の王か。うん。見覚えがある。
「なにやってんのハデス。」
「あ、創造神様お久しぶりです。いや~なにぶんこの世界の人間が醜かったので魔族に手を貸したのです。」
「でも帝級神のお前がなにをやってるんだよ…」
「すいません。それにしても創造神様がこの世界の新たな管理神になるとか。もちろんこの世界は賛成ですよ。.」
「わかった。でも、お前が国王ならこの世界は国を作らなくていいかな。」
「つくられていいのですよ。」
「でもやっぱりいいよ。この世界は旅だけをする。」
「わかりました。でも困ったことがあったら頼ってください。私はこの国の王である前に創造神様に作られた帝級神なのですから。」
「わかった。でもできるだけ頼らないでおくよ。少しの苦労は旅の醍醐味だからな。」
「わかりました。」
「では次の世界に行くぞ。レティア」
「はい。わかりました。転移。」

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