こんな俺でも恋をする
闇月・暁月
戦闘は終わって、女子生徒は友達に連れられて教室に戻っていった。
「あの子って何なんですか?」
俺は椿さんと共に校長室に向かっているときに不意に気になって訊いてみた。
「あの子は、元々面倒見てた子なんだけど。最近は君のせいで多忙でこっちにこれてないから拗ねちゃったんだろう」
俺のことを見ないで前を向きながら、君のせいでって分かりやすいように表現して言った。
(やめてー、分かりやすいように言うの辞めてー!)
そう心の中で嘆きながら、廊下を進んでいた。
「此処が校長室だから...意外に癖が強い先生だから気をつけてね」
そこは教員塔の三階の一番中央のドアの前で椿さんは言った。
一階が職員室、二階が宿直室が在り、意外に静かで人がいるのかが心配になってきた。
「椿さん、静かですけど人いるんですか?」
「居るよ。ここの部屋は全て防音なんだ...で、入らないのかい?」
そう言われて、思い出したように、あと一言でた。
大きな扉をノックすると、中から「はい」と言う声が聞えたので、失礼しますと一言声をかけて扉を開けた。
その中には、机の上に腕を組んでおいていて、いかつい人が座っていた。
(この人が校長...)
「まぁー座りたまえ」
そういわれて机の前に用意されてる椅子に座ると隣の部屋から女の人が出てきた。
(秘書さんかな?)
そう思いつつ、見ていると校長と思われる人に向かって口を開いた。
「教頭、何やってるんですか?」
「きょ、教頭?」
秘書さんらしき人がそう言っていて、驚いて口から言葉がこぼれてしまった。
「だって、一回やってみたかったんだもん」
そう言いながら教頭はしぶしぶ椅子を立って、秘書さんの横に立った。
それで、校長はと思いながら、周りを見渡すと秘書さんが次は俺のへ口を開いた。
「校長は、体調不良なのでいませんよ」
「では、なんで俺が此処に呼ばれたんですか?」
「この書類に不備が無い確認してもらうためですよ」
秘書さんはそう言いながら、ファイルから一枚の書類をだして渡してきた。
そこには、『第一危険人物』 使用能力 鬼眼。 氏名 赤城 信。 生年月日 2039年 7月28日が書かれていてその他にも、体重、住所、健康状態や能力が詳しく明記されていた。
「はい、不備は無いですが...」
「安心してください。これは他言しませんので、ですが先程の戦闘で大半の人はあなたが危険人物だと気付いてるはずですよ。そこにいる人とやりあっているのでそこら辺は気付くはずです」
秘書さんは、扉のほうへ指を挿して言うと、そこには椿さんが立っていた。
「久しぶりですね、岑さん」
「三日月 椿。ちょっとは場所をわきまえろ」
椿さんはそういわれ、「はいはい」と言い出て行った。
「と言うわけで、明日からはこの学園の生徒として通ってもらうから」
そう言って、教頭と秘書さんは出て行ってしまった。それに続いて出て行こうと扉のほうへ行こうとした時に呼び止められた。
「君はこんな所で、友達ごっこをやっている暇なんて在るのかい?」
その声は、秘書さんでもなく教頭でもなく椿さんでもない。後ろを振り向くとそこには白色の髪をたらしている女の子と黒色の髪をたらしている女の子が立っていた。
「君達は...」
「心当たりは在るんじゃないのかい?」
その雰囲気はクロユリに似ていた。だが、クロユリより威圧は無いが殺気は強い。
「もう一度問う、君達は俺の事を知っているなら名乗ってくれてもいいんじゃないか?」
「まったく、せっかちな人だな。ね、姉さん」
「そうだね。ま、名乗らないわけにも行かないし。私は、この子の姉の闇月 美織。そして」
「僕は、この人の妹。暁月 玲奈」
「あの子って何なんですか?」
俺は椿さんと共に校長室に向かっているときに不意に気になって訊いてみた。
「あの子は、元々面倒見てた子なんだけど。最近は君のせいで多忙でこっちにこれてないから拗ねちゃったんだろう」
俺のことを見ないで前を向きながら、君のせいでって分かりやすいように表現して言った。
(やめてー、分かりやすいように言うの辞めてー!)
そう心の中で嘆きながら、廊下を進んでいた。
「此処が校長室だから...意外に癖が強い先生だから気をつけてね」
そこは教員塔の三階の一番中央のドアの前で椿さんは言った。
一階が職員室、二階が宿直室が在り、意外に静かで人がいるのかが心配になってきた。
「椿さん、静かですけど人いるんですか?」
「居るよ。ここの部屋は全て防音なんだ...で、入らないのかい?」
そう言われて、思い出したように、あと一言でた。
大きな扉をノックすると、中から「はい」と言う声が聞えたので、失礼しますと一言声をかけて扉を開けた。
その中には、机の上に腕を組んでおいていて、いかつい人が座っていた。
(この人が校長...)
「まぁー座りたまえ」
そういわれて机の前に用意されてる椅子に座ると隣の部屋から女の人が出てきた。
(秘書さんかな?)
そう思いつつ、見ていると校長と思われる人に向かって口を開いた。
「教頭、何やってるんですか?」
「きょ、教頭?」
秘書さんらしき人がそう言っていて、驚いて口から言葉がこぼれてしまった。
「だって、一回やってみたかったんだもん」
そう言いながら教頭はしぶしぶ椅子を立って、秘書さんの横に立った。
それで、校長はと思いながら、周りを見渡すと秘書さんが次は俺のへ口を開いた。
「校長は、体調不良なのでいませんよ」
「では、なんで俺が此処に呼ばれたんですか?」
「この書類に不備が無い確認してもらうためですよ」
秘書さんはそう言いながら、ファイルから一枚の書類をだして渡してきた。
そこには、『第一危険人物』 使用能力 鬼眼。 氏名 赤城 信。 生年月日 2039年 7月28日が書かれていてその他にも、体重、住所、健康状態や能力が詳しく明記されていた。
「はい、不備は無いですが...」
「安心してください。これは他言しませんので、ですが先程の戦闘で大半の人はあなたが危険人物だと気付いてるはずですよ。そこにいる人とやりあっているのでそこら辺は気付くはずです」
秘書さんは、扉のほうへ指を挿して言うと、そこには椿さんが立っていた。
「久しぶりですね、岑さん」
「三日月 椿。ちょっとは場所をわきまえろ」
椿さんはそういわれ、「はいはい」と言い出て行った。
「と言うわけで、明日からはこの学園の生徒として通ってもらうから」
そう言って、教頭と秘書さんは出て行ってしまった。それに続いて出て行こうと扉のほうへ行こうとした時に呼び止められた。
「君はこんな所で、友達ごっこをやっている暇なんて在るのかい?」
その声は、秘書さんでもなく教頭でもなく椿さんでもない。後ろを振り向くとそこには白色の髪をたらしている女の子と黒色の髪をたらしている女の子が立っていた。
「君達は...」
「心当たりは在るんじゃないのかい?」
その雰囲気はクロユリに似ていた。だが、クロユリより威圧は無いが殺気は強い。
「もう一度問う、君達は俺の事を知っているなら名乗ってくれてもいいんじゃないか?」
「まったく、せっかちな人だな。ね、姉さん」
「そうだね。ま、名乗らないわけにも行かないし。私は、この子の姉の闇月 美織。そして」
「僕は、この人の妹。暁月 玲奈」
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