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少年はそれでも戦い続ける

虹ウサギ

37.0彼と領主の館.3

「ガッツ!シオ!よくも二人を絶対ゆるさない!!」

 ユキが大きな斧を持ち再び特攻を仕掛けてくる

「あんただけはゆるさない!!」

 普通の女性では持ち上げられない位大きな斧を俺めがけて振り下ろしてきた

「はっ!」

 俺は縦に振り下ろされる斧を、鬼門・防を展開し額の上に腕をクロスさせを発動し攻撃するが、ユキは後ろへ下がり難なくかわして見せる

「くそ!」

「小隊長落ち着いて下さい!」

 真面目君のクロノスがユキの元へ駆け寄りまた特攻しようとしていたユキを止める
 俺の前に筋肉質の男と大弓を持った眼鏡娘がたち牽制して近づけさせない

「小隊長聞いて下さい!」

「クロ君早くアイツを倒さなくちゃ!」

「小隊長聞いて!」

「あっ…うん、ごめんなさい」

「いいですか奴の狙いは先に館へ侵入した者の元へ我々を近づけさせないこと」

「うん」

「ですからここは私とパールに任せて、グルルと共に屋敷へ先行してください」

「でもそしたらクロ君が…」

「私を信じて下さい!」

 クロノスが真っ直ぐと先を見つめた眼でユキへ訴える

「…わかったわここはあなたに任せる」

「ありがとうございます!グルル!」

「へい!りょうかいでい」

 ユキとグルルが館の入り口に向けて走り出す

(ご主人様!あれを!)
(分かっている!)

 チッ!ここからじゃ間に合わんどうするか、あれを使うか

「【影鞭シャドーウィップ】【鬼門・撃】!」

 影鞭で館の入り口の近くにある柱まで飛ばし巻き付ける、その影の魔力でできた縄を左手でしっかり掴む、そして後方に鬼門・撃を放ちそれを推進力にすると同時に影鞭を引き寄せる、すると前へものすごいスピードで進めた、これで一気に距離を縮める 

『〈空中機動〉を獲得しました』

「行かせませんよ!」

 クロノスが俺めがけて剣を横向きに斬りつける
 俺はそれを鬼門・防を纏った影爪で弾く

「くっ、パール!」

「りょうかーい」

 入り口付近にいた弓持ちの眼鏡娘がさっきと同じ光の矢を放つ

「二度も同じ技が通じると思うな!【鬼門・防範囲】!」

 鬼門防をさっきの考えを生かし鎧ではなく一枚の壁と考え俺の周りにドーム型に発動する
 光の矢は壁に当たると消滅まではいかなかったが大分威力の落ちた状態で飛んできたのでまた、影爪で防ぐ

「ちょっ!まじ!?」

 パールは驚愕の表情を浮かべる、もう少しで追い付くところまでやって来た

「とった!!」

 俺は影爪に魔力を集中させ一撃必殺の準備にとりかかる
 あと数メートルで届くというところで

「いかせんにゃ!」

 突如として現れた猫娘によって何の魔法も纏っていなかった影鞭をレイピアで切り裂かれた

「おぉ!ナイスですコミュー!」

「えっへんにゃ、隊長の邪魔はさせないにゃ」

「くそ!」

 しまったまんまと二人行かせちまった、後を追うか

「ここから先は行かせませんよ」

 いや先にコイツらを片付けるのが先か、ミール、ノラスケすまん
 もう時間がないぞ、頼む間に合ってくれ

血の制約発動まで後10分




久しぶりすぎる更新、遅れてしまって申し訳ありません!それと待っていてくれてありがとうございます!
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