少年はそれでも戦い続ける
22.0少年と洞窟戦4
シャドーの体型は普段の2、3倍ほどに大きくなっていた
ただ大きくなっただけではなく、羽の色もいつもよりも深い漆黒の色をしていて、艶も出ていた
頭のてっぺんから三本の立派な毛が反り返って生えておりまるで、王冠を被っているかのように見える
シャドーの顔も彫りが深くなり成長した大人の鳥のような顔へと変化していた
「わぁー!この前のとりさんですね、でも前より大きくなっていませんか?とても興味深いですね」
「もちろんですとも、わざわざ危険な主をほっといてまで魔力を極限まで高めたのですから」
そうシャドーはもしもの時のために後ろの方で待機してもらっていた
シャドーの魔力を高めてどうなるのかと言うと
シャドーを介した影魔法を使うことが出来るようになる
赤系統の中級魔法身体強化と違い影魔法を使うには条件がいる
そもそも中級魔法はそのほとんどが、使用する属性の元素がいる
初級魔法は元素そのものを作り出せるが威力や持続力がない
それに対して中級魔法は威力や持続力が圧倒的に高いがその元の素材がいる
炎魔法なら火が、氷魔法なら水が、岩魔法なら土が、だが光魔法や闇魔法系はその素材が難しい
強力だが強い日光の下や、夜限定の魔法だったりする
そこで出てくるのがシャドーだ
シャドーは”悪魔“と呼ばれるものに属する、攻撃専門ではないため戦闘は不向きだが、補助やサポートに関しては右に出るものはいない
サポート専門の悪魔である、シャドーを触媒にすることで“影魔法”はその効力を増す
「そんな鳥一匹でなんになる!ぜってぇお前はぶち殺す」
サエルが再び目の前から消えた、その数秒後背後に現れルキの首をはねようとする
「シャドー!」
「はい!」
『影爪』
ガキーン
金属どうしがぶつかるような音が響いた、今ルキの肘から下を大きな影が覆っていた
さっきまでは全く防げなかったサエルの攻撃を受けてなお未だに形を保っている
両腕の肘から下を覆っている影は次第に姿を変えた
肘から下になるにつれ太くなっていく、一番太いところでいうと顔を覆えるほどに大きくなっていた、指先から十五センチ下まで延びていて、一番下は三本の鋭い爪になっていた、
シャドーは俺の肩に乗り俺の魔力を無駄なく100%戦闘に引き出していた
魔力を極限まで高めた高密度の影爪は全てを切り裂く
右腕の影爪でサエルを攻撃を加える
サエルは素手に魔力を纏い受け止めるが、受けきれずに体勢を崩す
すかさず左側の影爪で追い討ちをするが、二度目の攻撃は完璧に対応された
影爪を手で弾き、右手のガードをすり抜け腹部に攻撃をくらった
サエルは攻撃を与えるとすぐに距離を取った
「『影捕縛』です!」
シャドーが離れたサエルに向かい捕獲系の魔法を使いサエルの行動を一時的に封じた
俺はそのチャンスを見逃さずに影爪で渾身の一撃を与えた
一瞬かわされたかと思ったが、たしかな手応えがあった
「くっ、、、」
サエルは後方へ飛び片ヒザをついた、サエルは右腹のところから血を流れていた
絶望的な場面で希望の光が見えた
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フォローめっちゃ増えた記念
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1.クルミ
2.ジック
3.ノラスケ【決定済み】
4.シャドー
多くの人の参加待ってます!
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炎魔法なら火が、氷魔法なら水が、岩魔法なら土が、だが光魔法や闇魔法系はその素材が難しい
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シャドーは”悪魔“と呼ばれるものに属する、攻撃専門ではないため戦闘は不向きだが、補助やサポートに関しては右に出るものはいない
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「そんな鳥一匹でなんになる!ぜってぇお前はぶち殺す」
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「シャドー!」
「はい!」
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さっきまでは全く防げなかったサエルの攻撃を受けてなお未だに形を保っている
両腕の肘から下を覆っている影は次第に姿を変えた
肘から下になるにつれ太くなっていく、一番太いところでいうと顔を覆えるほどに大きくなっていた、指先から十五センチ下まで延びていて、一番下は三本の鋭い爪になっていた、
シャドーは俺の肩に乗り俺の魔力を無駄なく100%戦闘に引き出していた
魔力を極限まで高めた高密度の影爪は全てを切り裂く
右腕の影爪でサエルを攻撃を加える
サエルは素手に魔力を纏い受け止めるが、受けきれずに体勢を崩す
すかさず左側の影爪で追い討ちをするが、二度目の攻撃は完璧に対応された
影爪を手で弾き、右手のガードをすり抜け腹部に攻撃をくらった
サエルは攻撃を与えるとすぐに距離を取った
「『影捕縛』です!」
シャドーが離れたサエルに向かい捕獲系の魔法を使いサエルの行動を一時的に封じた
俺はそのチャンスを見逃さずに影爪で渾身の一撃を与えた
一瞬かわされたかと思ったが、たしかな手応えがあった
「くっ、、、」
サエルは後方へ飛び片ヒザをついた、サエルは右腹のところから血を流れていた
絶望的な場面で希望の光が見えた
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