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少年はそれでも戦い続ける

虹ウサギ

19.0少年と洞窟戦.1

「そ~~れ!」

 ジックが一発殴ると目の前にいた黒い狼型の魔物がぶっ飛んだ
 洞窟に入るとすぐに沢山の魔物と魔人が襲ってきた
 中は思ったより広く天井も高い、今はちょっとした広場のような場所にいる
 そこから3つの道に別れており、それぞれの道から魔人たちが出てくる
 魔人はどれも栄養が取れていない下級の魔人のようで、理性はハッキリとしていない
 
「アニキ!いってください!」

 ノラスケが俺の目の前に飛び出してきた、蜘蛛型の魔物三体を伸びる刀身で切り裂いた
 ノラスケは今中級魔法の【鉄操作】といわれるものを使用していた

 この魔法は粘液を着けた鉱物を自在に操れる魔法だそうだ
 長く伸ばしたり、大きさを変化させることもできるそうだ
 その魔法のおかげでノラスケは刀を鞭のようにしならせたり、その鞭自体を操作することによって魔物や魔人の急所を貫いている

 ノラスケのやつ戦い慣れしてやがるな、いったい何者なんだ
 
ドゴーーン

 急に洞窟全体が揺れた、新たな敵かと思ったが

「ごめんなさ~い、力みすぎちゃった」

 ただのおっさんの暴走だった、急がないとジックによって洞窟が破壊されるかもしれん
 ジックの一撃によって正面の魔物たちが吹き飛び道が出来た

「クルミチャンスだ!行くぞ!」

「はい!」

 俺はクルミの腕を掴み一気に中央の道を進んだ、この道が正しいかなんてわからない
 だが何故だかこの道が合ってるような気がする、俺は自分の直感を信じ突き進んだ、

 どんどん後ろの音が小さくなってくる、通っている道からはいまだに魔物がやってくる
 ”夜月“を抜き慎重に一体一体倒して行く、しばらく進むと鼻に嫌な臭いがした
 肉が腐ったような、生臭い臭い

 臭いを我慢しながら走り抜けると一つの部屋に出た
 入り口の広場と違い、人間が作った部屋のようだ、天井は広場より低く、手を伸ばせば届きそうなほど低かった

 部屋の壁は白で統一されているようで少し薄暗い、中央に鉄の机があり資料が散乱している
 机だけではない、部屋中に散乱していた、まるで急いで逃げ出したようだ

 部屋の奧を見ると厳重なドアがあった、どうやら異臭はここからするようだ
 分厚そうなドアだか鍵は空いていた、俺とクルミは恐る恐るドアを開けた

 開けた瞬間臭いがキツくなった、中は光一つない真っ暗な闇だった
 ドアを開けたのがトリガーになったのか、部屋全体がうす緑色に光出した
 だんだん目が慣れてきて目を凝らして辺りを見渡して見た
 
「なっ!?」
「うそ、、、」

 部屋のなかには無数の円柱型の水槽があった、どうやらその水槽が光っているようだ
 水槽の中には今回の件で行方不明になった子供たちがうずくまるような形で入っていた

 俺たちが困惑していると、奥の方からぱち、ぱちと手を鳴らす音が聞こえた

「よくここまでたどり着きましたね。」

 声のする方向を見ると一人の男がたっていた





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