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少年はそれでも戦い続ける

虹ウサギ

17.0少年のアニキになる

「アニキ俺アニキの強さに惚れました!アニキって呼んでいいですか?」

「いいわけあるか、次言ったらぶっ飛ばすぞ」

「アニキ~」

「まぁまぁ良いじゃない」

 ったくたまったもんじゃない、また変なやつが増えたじゃねぇか
 まあ俺より知力が低いっててのが少し嬉しいがな、いや相当嬉しいな
 何せ前まで俺がダントツで頭が悪かったからな
 てか知力が5何てことがありえるのか?

「わぁこの鳥ウマっそうすね!アニキも食います?」

「ヒィ!ノラスケ様おやめください!!」

 ノラスケがシャドーの右の翼を鷲掴みにしながら俺に聞いてきた
 うんあり得るな、こんなえたいの知れない真っ黒な鳥かも怪しい奴を食おうだなんて、バカすぎる
 だが一瞬でシャドーを捕まえる動体視力、暴れるシャドーを片手で離さない腕力、コイツ使いようによっては使えるな

「もうっ!それくらいにしなさい。ノラちゃんもいい加減にしないと、二人まとめて食べちゃうわよ」

 俺とノラスケをまとめるんじゃない!やるならノラスケ一人にしろ

「すいませんでした!!姉さん!」

 姉さんだと?おっさんの間違いだろ

「ルっちゃんタベチョウゾ!」

 俺は瞬時に【夜月】を抜いて臨戦態勢を整える、やらねばやられる

「冗談わよ、刀をおさめてよもう!そんなに嫌がることないでしょ」

「嫌がるだろ、誰だって」

「ルっちゃんたらもう照れちゃって」

「なっ!」

「フフお遊びはコレくらいにして、そろそろ本題に入るわよ」 

 そう言うジックの顔は真剣そのものへと変わっていた
ジックだけではない、クルミやノラスケの顔つきもの変わっていた
 俺もそれに合わせて真面目に話を聞く、何せクルミの弟や他の子供たちの命がかかっている
 ジックの情報によると帝国はこの事件に何も対策をしないそうだ、それどころか帝国が隣国に戦争を仕掛ける準備に入ったそうだ

 その事がどういうことを差すかというと、帝国は何か隣国に勝てるものを見つけたということだ
 いくらこの時代最強の国と言えど、複数の隣国に囲まれている帝国が一つの国でも戦争を仕掛ければ、他の国がだまちゃいない

 さすがの帝国も連戦が続けばやがて負ける
 そんな事が目に見えてる帝国が動き出したと言うことは、何か秘策があるということだ

 黒い魔人が現れたこのタイミングということは何か繋がりがあるのは明白だ

「まず襲われた村にわ共通点があるわ」

「共通点っすか?」

「えぇそうよ、どの村も川がある、そのどの川も上流で繋がっていたわ」

 同じ水流の川か、つまり魔人どもはその川を渡りやって来たってことか
 恐らく川の上流から何らかの方法で魔素を川に流したのだろう
 その水を多く飲んだ者が魔人化か

「その上流をたどって近くを探したら、一つの洞窟があったわ、しかも最近多くの人間が来たであろうたくさんの靴あと付でね」

 俺が寝ていたこの数日で調べたのか、なかなかやるな

「正面から突っ込む作戦はどうっすか?」

「バカかお前一人で行ってろ」

 そんなの全滅するか、子供を人質にとられてしまうだろう

「いえ以外に良いかもしれません、誰かが囮になり別動隊が子供を救出する、」

「そーねそれが無難よね」

 おいおいマジかよリスク高すぎねぇか、まあコイツらなら大丈夫か

「囮は俺に任せてくだせぇアニキ!」
 
 えーこいつで大丈夫か、心配だな

「ルっちゃん安心して私も囮になるわ」

「お前が囮になったら誰が黒い魔人を倒すんだよ」

「ルっちゃんよ」

「なっ!?」

 無理だ、俺じゃ手も足もでなかったんだぞ、また負けるかもしれん 

「帝国つぶすんでしょ?」

「!」

 そうだ、何怖じ気づいてる俺は帝国を潰す、黒い魔人を倒すとか、子供を助けるとかじゃねぇ
 帝国がやることは気に食わねえから潰すそれだけだ
 だけどいつその話ジックにしたっけ?

 まあいいやることは決まった

「帝国は潰す!お前らいくぞ!」





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