少年はそれでも戦い続ける
14.0彼が彼女の理由
「実は私ね昔は今みたいな素敵なレディじゃなくて、どこにでもいる普通の男の子だったの」
「「・・・・」」
「何にも取り柄のない普通の子供、でもいっちょまえに恋なんかしてね、五つ上のキレイなお姉さんだったわ
誰よりも正義感が強い素敵な女性
でもその性格のせいで国に不満を持ってしまった、今もだけど帝国は他の国を占領するための軍資金として辺境の村や小さな町ばかりから金を搾り取った、私たちの住んでた村からも容赦なく
その人はそんな村をどうにかしようと立ち上がってしまった、私もそんなお姉さんを応援してしまった、案の定反逆者として捕らえられ、 拷問をされ、 散々痛め付けたあと 村人の前で火破りにされた、好意を抱く少年の目の前で、その日から私は、帝国に復讐を誓い鍛練を積んだわ」
その怒りがどれ程のものかは計り知れない、目の前で愛する人を奪われる気持ちは痛いほどわかる
「そうだったのね、だからその人の思いを継ぐためにその格好をしてたんだね」
「いや私は、もともとこう言う性格だったみたい、実際初恋のお姉さん以外恋したことないし、女の人より男の子方がね、フフッ」
俺はジックから受ける視線に悪寒が走った
そうか、ジックも大切な人を帝国に奪われたのか、だがなぜだかジックの方が俺より心が強い気がする
大切の人のようになりたいと言う気持ちのせいだろうか
「感動しましたねご主人様」
いつの間にか窓の縁にシャドーが停まっていた、今の話を聞いてか、目元が湿っていた
「ぐぇっ」
俺はシャドーの首もとを力の限り押さえつけていた
お前が感動しようがしてないかは知らん、だがこいつには聞かなきゃならんことがいくつもある、肝心なところでいつもいなくなるので、逃げ出さないようにしっかり押さえておこう
「お前に聞きたいことが山ほどあるがひとまず、このスキルエラーとはなんだ?」
「えっとそ、それは私が封印してるご主人様のスキルでございます」
「封印をとけ」
「いやそれは時期がちょっと」
「知らん、解かんと首を折るぞ」
何が時期だ、この前もお前がスキルを封印してるせいでどれだけ苦労したか、これからクルミの弟を助けに行くんだ、戦力は多いにこしたことはない
「わ、わかりましたから」
シャドーは何やら呪文を唱えると、体の中心が熱くなり頭に文字が浮かんだ
青系統 初級水属性魔法 解放
緑系統 中級生物属性魔法 解放
黒系統 中級影属性魔法 解放
おうおう、これは大きいな前と大分違うだろう
あれ?おかしいな
「おいまだ残っているぞ」
「いいえコレで全部です、残りは今の貴方では使えません」
「つかえない?まあいいか、それより初級の風魔法はどこ行ったんだ」
確かまだ緑系統に風魔法があったはずだが、解放された感じはない
「それは私が説明するわ~」
ジックが笑顔で割り込んできた
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「「・・・・」」
「何にも取り柄のない普通の子供、でもいっちょまえに恋なんかしてね、五つ上のキレイなお姉さんだったわ
誰よりも正義感が強い素敵な女性
でもその性格のせいで国に不満を持ってしまった、今もだけど帝国は他の国を占領するための軍資金として辺境の村や小さな町ばかりから金を搾り取った、私たちの住んでた村からも容赦なく
その人はそんな村をどうにかしようと立ち上がってしまった、私もそんなお姉さんを応援してしまった、案の定反逆者として捕らえられ、 拷問をされ、 散々痛め付けたあと 村人の前で火破りにされた、好意を抱く少年の目の前で、その日から私は、帝国に復讐を誓い鍛練を積んだわ」
その怒りがどれ程のものかは計り知れない、目の前で愛する人を奪われる気持ちは痛いほどわかる
「そうだったのね、だからその人の思いを継ぐためにその格好をしてたんだね」
「いや私は、もともとこう言う性格だったみたい、実際初恋のお姉さん以外恋したことないし、女の人より男の子方がね、フフッ」
俺はジックから受ける視線に悪寒が走った
そうか、ジックも大切な人を帝国に奪われたのか、だがなぜだかジックの方が俺より心が強い気がする
大切の人のようになりたいと言う気持ちのせいだろうか
「感動しましたねご主人様」
いつの間にか窓の縁にシャドーが停まっていた、今の話を聞いてか、目元が湿っていた
「ぐぇっ」
俺はシャドーの首もとを力の限り押さえつけていた
お前が感動しようがしてないかは知らん、だがこいつには聞かなきゃならんことがいくつもある、肝心なところでいつもいなくなるので、逃げ出さないようにしっかり押さえておこう
「お前に聞きたいことが山ほどあるがひとまず、このスキルエラーとはなんだ?」
「えっとそ、それは私が封印してるご主人様のスキルでございます」
「封印をとけ」
「いやそれは時期がちょっと」
「知らん、解かんと首を折るぞ」
何が時期だ、この前もお前がスキルを封印してるせいでどれだけ苦労したか、これからクルミの弟を助けに行くんだ、戦力は多いにこしたことはない
「わ、わかりましたから」
シャドーは何やら呪文を唱えると、体の中心が熱くなり頭に文字が浮かんだ
青系統 初級水属性魔法 解放
緑系統 中級生物属性魔法 解放
黒系統 中級影属性魔法 解放
おうおう、これは大きいな前と大分違うだろう
あれ?おかしいな
「おいまだ残っているぞ」
「いいえコレで全部です、残りは今の貴方では使えません」
「つかえない?まあいいか、それより初級の風魔法はどこ行ったんだ」
確かまだ緑系統に風魔法があったはずだが、解放された感じはない
「それは私が説明するわ~」
ジックが笑顔で割り込んできた
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