少年はそれでも戦い続ける

虹ウサギ

0.8少年は魔法を覚える

 くっ、煙が濃くてクルミが何処にいるのかわからん
それに、小屋の位置も曖昧でどっちにいけばいいのら
 
 俺がどうすればいいのか悩んでいるとシャドーが

「こほこほ、煙がすごいですね」

「あぁ、これじゃクルミが何処にいるのかわからん、何かいい方法はあるか」

「残念ながらクルミ様の位置はわかりません。ですが黒い魔人の位置ならなんとなくわかります」

「本当か!」

 この火はおそらく黒い魔人の仕業だ、ソイツのところにいけば、何かあるかもしれん
 よし、迷っても始まらん一か八か試してみるか

「シャドー案内しろ」

「了解いたしました」

 俺はシャドーの案内するとおりについていった
 どんどん火は激しくなっていく、この先はとてもじゃないが行けないので、シャドーに封印されている耐性系のスキルを戻すように言った、拒否されるかと思ったが
案外素直に戻してくれた、おまけ付きで

火耐性 火によるダメージ軽減
火抵抗 火魔法による攻撃抵抗
火魔法 火魔法の使用可能

 なかなか太っ腹だな、火魔法は大きいさっきまでは魔法攻撃系がゼロだったからな、だが今使える火魔法は

小火球 小さい火の玉による攻撃。威力CスピードC
小火弾 小さい火の弾による攻撃。威力DスピードB
下位火壁 火の壁を作り出し防御。耐久力C

 このくらいだ、半魔人化のお陰で魔力はあるのだが、シャドーのせいで魔法の知識が初級程度しかない
 いったいアイツの目的は何なのだろうか
 
ブワッ

 ん、一気に火が強くなった、火耐性があるが長時間は危険だな早くクルミを見つけなければ
 ゾワッ!!なんだ?何かがこちらを見ている
 気配を感じる方向を見ると黒い魔人が満面の笑みを浮かべこちらを見ていた

「ご、ご主人様!逃げましょう!アイツは本気でヤバイんですって」

「確かにアイツはヤバイな」

「ならにげ」

「だからここで叩く、次の被害が出る前に」

「ご主人様!?」

 推測だがあの黒い魔人がこの事件の首謀者だ
 理由は、魔人が弱すぎたことだ、最後のヤツはヤバかったが、覚醒した魔人にしてもあんなに簡単には倒せるはずがない、昔現れた魔人は二つの町を焼いたといわれている。
 そんなやつらが俺一人で倒せる筈もない、今回の魔人どもはあの黒い魔人の眷属だと思われる、何の 魔物の力か知らんが魔人を量産出来るなど無視するわけにはいかん
 まだ傷が痛む、長くは戦えないだろう短期戦で勝負をつける

 俺は足に魔力を集中させ足元に小火球を放った、小火球は爆発する性質を持つ、その爆発により発生した爆風で一気に距離を積め夜月で喉笛を狙った

 しかし、黒い魔人は一歩も動かず人差し指と中指で夜月を止めた
 俺は周りに三つ魔方陣を張りそのすべてから小火弾を
を放った、小火弾は爆発能力はないがスピードが早く連続射撃ができる
 魔人が一瞬力を弱めた
 俺はその隙に魔人から距離をとった
 全弾命中したが所詮は初級、まったく効いていなかった
 かすり傷一つないちょっと厳しいな

 攻撃を受けた魔人の顔からは笑みが消えていた
 純粋な殺意をこちらに向けてくる、
 魔人は口を大きく開いた

 なにをするきだ?

「ご主人様あの攻撃ヤバイです!」

 さっきからシャドーはヤバイしか言わん腹が立つので後でぶん殴ろう
 ん?魔人の口のなかに光が集まってい

「危ない!」

シャドーが強い力で吹き飛ばした

ピーーーー

「うわっ!」

 シャドーに突き飛ばされた瞬間
 魔人が口から光線のようなものを出した、光線を浴びたところはドロドロに溶けている
 シャドーが押さなければ危なかったな

「シャドー助かった」

「い、え、お礼は、、むよ、うです」

「シャドー!」

 シャドーはその場に落ちた
 俺をかばったはいいが、シャドー自身は右羽を焼かれていた
 もうシャドーには頼れない、
 俺はシャドーを胸元に入れた
 だがあの攻撃にはチャージの時間がいるようだな、もう次は受けないぞ、逆にその瞬間を狙って止めをさす

 魔人がまた口を開けチャージを開始した

 呼吸を整える
 一撃で仕留めるぞ

 光線を撃つのを今か今かと待っていると

「ソウマーー!どこー!何処にいるの!」

 この声はクルミ!?

 全身火傷だらけのクルミが大声を出して弟の名前を呼んでいた
 魔人がその声に気付き攻撃目標を変える

「まずい!」

 俺がクルミの前に行き下位火壁を発動したと同時に光線が放たれる、下位火壁は数秒もつと割れてしまった
 俺はその数秒でさっきシャドーがしてくれたように
クルミを光線の当たる位置から突き飛ばした

「なっ!?ル、ルキさん!?」

 クルミはなんとか光線から逃がすことができた
 俺はとゆうと、下位火壁のお陰で威力は弱まったが光線を直に浴びてしまい大ダメージを受けた
 表面の肌は焼け焦げ、意識ももうろうとする
 俺はもう一歩も動けないと言うのに、光線を放った張本人は、少し魔力が減った程度でピンピンしてる

 また魔人が口に魔力を貯め光線を放ってきた
 もうだめだと思った瞬間

「諦めるのは早いわよーん」

 そんな声が聞こえ俺を見知らぬ筋肉ムキムキのマッチョがお姫様だっこをしていた







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虹ウサギ まさかこの口調のマッチョは

光ウサギ そうキャラ募集で来たキャラが遂に登場よ!

闇ウサギ キャラ募集って一つしか来なかったじゃねぇーか

虹ウサギ ちょ!それ禁句

光ウサギ またキャラ募集しまーす
 

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