死神と呼ばれた殺し屋は異世界に
第12話 剣対刀 拳対弓
「ふう~佑君、隣良い?」
「聞く前から座ってるじゃん。……大丈夫?」
「ああ~うん。もう大丈夫。」
「そうか。」
「おお、おお二人ともいい感じですね~。」
「「うわっ」」
いきなりの声に驚く。すると、間に恵が立っていた。
「なんだ、恵か。茶化すなよ。」
「ええ~二人ともお似合いなのに。」
「ちょ!恵やめてよ。」
「恵、二人をいじるのはやめろ。」
すると、翔太が俺の横にいた。いつから居たんだよ。
「わかったよ。でも、雪華ちゃんすごいね。もう魔法が使えるなんて。」
「そんなことないよ。」
「いや、まだ大多数のクラスメイトが使えないと思うぞ。」
確かにな。魔力の掴み方は難しい。イメージを感じそれを流す、簡単そうに見えて掴みづらい。
それを二人は見事に使えていた。それに、今回は火と水で相性が良かったが、戦略的には相手を止めながらその隙に魔法で倒す。
呪いは特別なダメージは少ないが、毒などの状態異常をかけられるため使い方次第ではかなり強くなる。
丸川さんがあれ以上の魔法を撃てたら勝負は分からなかっただろう。
そして、その後も模擬戦が続いた。
「じゃあ次はひし形に十字のマーク。」
「あ、翔太の番だよ!行った行った。」
「うわっ、分かったから押すなよ恵。」
相手は、御剣か。武器は剣。翔太は刀か。リーチは刀の方が勝るが上手く扱えるかが問題だ。一応翔太は中学まで剣道をやってたがどうなるか。
「では、開始!」
すると、両者距離を詰め、御剣は剣を上から振り、翔太は下から抜刀で受ける。
カンッ!
激しく剣がぶつかる音が響き、周りの草や砂が舞う。火花が見えそうだ。翔太は刀で捌き次の攻撃をする。
しかし、御剣は翔太の攻撃を防ぐか避けるかで対応している。
翔太は一度退くと、次は御剣が攻撃する。刀で受け弾く。その隙に攻撃する。見事に斬れ、血が飛ぶ。その姿に雪華は手で顔を覆う。
「佑君、大丈夫なの?血」
「ああ、うん。……見慣れてるし……」
「えっ?」
すると、その瞬間を待っていたかのように御剣も斬った。攻撃した直後上手く防御ができずまともにくらってしまう。二人ともダメージを負ったため距離をとる。
何回か荒い呼吸をした後、先に攻撃したのは……御剣だ。地を駆ける。その姿に翔太は構える。そして、剣で斬っ……すると、砂が舞い上がり砂煙をあげる。
すると、剣は弾かれるように上がり翔太が刀で連撃をくらわせる。御剣の体にはいくつもの傷がつく。
「な、何が起こったの?」
驚いた雪華が疑問を口に出す。
が、大したことではない。翔太が刀を下に下げ一気に振り上げた。剣はその勢いに負け上へと弾かれ、そこから連撃を繰り出しただけだ。
傷をおさえ御剣が退くが、今度は翔太が地を駆け、刀で横に斬り裂いた。
「勝者 朝原 翔太!」
二人はともに医務室へ行くことになった。
「では、次は二重丸のマーク。」
「あ、私だ行ってくるね。二人とも。」 
次は、恵と中嶋 湊か。体は華奢で争いも嫌いな性格。戦いには向いていない性格だ。
職業は射手。弓使いだ。あと補足だが男だ。名前では分からないだろうが。
火闘拳士と射手か。恵が攻撃する前にどれだけダメージを与えられるかが問題だな。
「では開始!」
恵が走るが、同時に湊は後ろに下がり矢を連射する。
雨のような矢を恵は拳で弾くが傷が次々に増えていく。
すると、恵はその飛ぶ矢を掴みそれで矢を弾く。
恵の動体視力と反射神経は高く、時速130㎞の球でも撃てる。矢を矢で弾き、また矢を掴む。
そして、拳が届く距離まできた。拳を連続でくらわせる。そして、最後はアッパーで決めた。
「勝者 坂原 恵!」
いい試合だったけど、やっぱりさっきの試合の方が白熱していたからちょっともの足りなかったな。
模擬戦は続くがなかなかあの試合のように白熱した展開にはならないな。
「じゃあ最後月のマーク!」
「俺だ。」
「俺もだ。」
ついに勝負か。
「聞く前から座ってるじゃん。……大丈夫?」
「ああ~うん。もう大丈夫。」
「そうか。」
「おお、おお二人ともいい感じですね~。」
「「うわっ」」
いきなりの声に驚く。すると、間に恵が立っていた。
「なんだ、恵か。茶化すなよ。」
「ええ~二人ともお似合いなのに。」
「ちょ!恵やめてよ。」
「恵、二人をいじるのはやめろ。」
すると、翔太が俺の横にいた。いつから居たんだよ。
「わかったよ。でも、雪華ちゃんすごいね。もう魔法が使えるなんて。」
「そんなことないよ。」
「いや、まだ大多数のクラスメイトが使えないと思うぞ。」
確かにな。魔力の掴み方は難しい。イメージを感じそれを流す、簡単そうに見えて掴みづらい。
それを二人は見事に使えていた。それに、今回は火と水で相性が良かったが、戦略的には相手を止めながらその隙に魔法で倒す。
呪いは特別なダメージは少ないが、毒などの状態異常をかけられるため使い方次第ではかなり強くなる。
丸川さんがあれ以上の魔法を撃てたら勝負は分からなかっただろう。
そして、その後も模擬戦が続いた。
「じゃあ次はひし形に十字のマーク。」
「あ、翔太の番だよ!行った行った。」
「うわっ、分かったから押すなよ恵。」
相手は、御剣か。武器は剣。翔太は刀か。リーチは刀の方が勝るが上手く扱えるかが問題だ。一応翔太は中学まで剣道をやってたがどうなるか。
「では、開始!」
すると、両者距離を詰め、御剣は剣を上から振り、翔太は下から抜刀で受ける。
カンッ!
激しく剣がぶつかる音が響き、周りの草や砂が舞う。火花が見えそうだ。翔太は刀で捌き次の攻撃をする。
しかし、御剣は翔太の攻撃を防ぐか避けるかで対応している。
翔太は一度退くと、次は御剣が攻撃する。刀で受け弾く。その隙に攻撃する。見事に斬れ、血が飛ぶ。その姿に雪華は手で顔を覆う。
「佑君、大丈夫なの?血」
「ああ、うん。……見慣れてるし……」
「えっ?」
すると、その瞬間を待っていたかのように御剣も斬った。攻撃した直後上手く防御ができずまともにくらってしまう。二人ともダメージを負ったため距離をとる。
何回か荒い呼吸をした後、先に攻撃したのは……御剣だ。地を駆ける。その姿に翔太は構える。そして、剣で斬っ……すると、砂が舞い上がり砂煙をあげる。
すると、剣は弾かれるように上がり翔太が刀で連撃をくらわせる。御剣の体にはいくつもの傷がつく。
「な、何が起こったの?」
驚いた雪華が疑問を口に出す。
が、大したことではない。翔太が刀を下に下げ一気に振り上げた。剣はその勢いに負け上へと弾かれ、そこから連撃を繰り出しただけだ。
傷をおさえ御剣が退くが、今度は翔太が地を駆け、刀で横に斬り裂いた。
「勝者 朝原 翔太!」
二人はともに医務室へ行くことになった。
「では、次は二重丸のマーク。」
「あ、私だ行ってくるね。二人とも。」 
次は、恵と中嶋 湊か。体は華奢で争いも嫌いな性格。戦いには向いていない性格だ。
職業は射手。弓使いだ。あと補足だが男だ。名前では分からないだろうが。
火闘拳士と射手か。恵が攻撃する前にどれだけダメージを与えられるかが問題だな。
「では開始!」
恵が走るが、同時に湊は後ろに下がり矢を連射する。
雨のような矢を恵は拳で弾くが傷が次々に増えていく。
すると、恵はその飛ぶ矢を掴みそれで矢を弾く。
恵の動体視力と反射神経は高く、時速130㎞の球でも撃てる。矢を矢で弾き、また矢を掴む。
そして、拳が届く距離まできた。拳を連続でくらわせる。そして、最後はアッパーで決めた。
「勝者 坂原 恵!」
いい試合だったけど、やっぱりさっきの試合の方が白熱していたからちょっともの足りなかったな。
模擬戦は続くがなかなかあの試合のように白熱した展開にはならないな。
「じゃあ最後月のマーク!」
「俺だ。」
「俺もだ。」
ついに勝負か。
「ファンタジー」の人気作品
-
-
3万
-
4.9万
-
-
2.1万
-
7万
-
-
1.3万
-
2.2万
-
-
1.2万
-
4.8万
-
-
1万
-
2.3万
-
-
9,711
-
1.6万
-
-
9,545
-
1.1万
-
-
9,448
-
2.4万
-
-
9,173
-
2.3万
コメント