極限まで進化した頂点者の異世界生活
三十四話力と覚醒
時ノ者ッ!
やっぱり人格がもう出来ていたか。
ホロスの力が相殺されたのか?
【違うようだ、力を掻き消された。力自身の消したんだ】
【力を消す?】
【俺の力を使う前にその空間だけ時間を戻したんだ】
一部の空間だけの時間の巻き戻したってことか。
「滅亡者、蘇生者君達に会うのは初めてだね」
【俺達を知ってるのか】
「会ったことないんだろ?なんで知ってるんだよ」
まずは情報がいる。まず、こいつはなぜここに肉体を持って顕現出来ているんだ。
「僕がゼロの欠片だったら?」
「ゼロの欠片・・・だと・・・」
どうゆうことだ。ゼロの欠片ってことは、ゼロの記憶を持っているのか。
「あの・・・」
「なんですか?ナウロスさん」
今ちょっと整理出来てないから本当は後がいいんだけど。まぁ、いいか。
「時ノ者なんて能力聞いたこと無いので、一つ質問が」
「なんですか?」
「時ノ者は時空者の力を持ってませんよね?」
・・・そうだった。紗奈の能力を見たときにあったんだった。時空者の力を持つ能力だって事を。
どうする、ナウロスさんに本当の事を言うか・・・それとも隠し通すか・・・
「僕が時空者の力を持ってるかって?持っていると言えば持っている。だが、持ってないと言えば持ってない」
だが、そんなことをお構い無しに時ノ者は平然と話す。
「嘘だろ・・・」
「大丈夫、彼は僕の事を言わないよ」
「は?そんな事分かるわけが無いだろナウロスさんは国の人間だ」
ナウロスさんを信用していない訳ではないが所詮そんなものだ。言わない理由がない。
「いや、言わない・・・言えないの方が正しいか。彼はそれを言うと殺されるだろうからね」
「どうしてだ?」
「僕達の存在は国を挙げて抹消しようとするから、少しでも情報の漏洩の確率を防ぐために殺すだろうね」
あぁ、そうゆうことか。
能力の中でも特殊な滅亡者、蘇生者、時ノ者、この三つの俺と紗奈が持っている力が民に広まったら混乱が起こるから知ってしまったナウロスさん達は殺されるのか。
「まぁ、大丈夫僕はまだ時空者と同じ力は使えないからさ。それに君の滅亡者と蘇生者も完全に力が出せてる訳じゃないからね」
「どうゆうことだ?」
「僕とその二人はまだれっきとした覚醒はしていないんだよ」
消滅者と創造者は融合し、滅亡者と蘇生者に進化したはず。
それでも覚醒していないのか?
「進化と覚醒は違うんだよ、ゼロ様の欠片である、僕時ノ者、ゼロ様から産まれた種が発芽したのが創造者と消滅者。そして、創造者と消滅者の融合による進化したのが滅亡者と蘇生者。僕達三柱はゼロ様によって集められた能力達と考えていてくれ」
「お、おい!」
時ノ者はそれだけ言い残して紗奈に触れると、一瞬にして消え、何事も無かったように俺達は取り残された。
読んでくださった方は感想を書いて頂けると有難いです。
誤字等があればコメントで言っていただけるとありがたいです。
やっぱり人格がもう出来ていたか。
ホロスの力が相殺されたのか?
【違うようだ、力を掻き消された。力自身の消したんだ】
【力を消す?】
【俺の力を使う前にその空間だけ時間を戻したんだ】
一部の空間だけの時間の巻き戻したってことか。
「滅亡者、蘇生者君達に会うのは初めてだね」
【俺達を知ってるのか】
「会ったことないんだろ?なんで知ってるんだよ」
まずは情報がいる。まず、こいつはなぜここに肉体を持って顕現出来ているんだ。
「僕がゼロの欠片だったら?」
「ゼロの欠片・・・だと・・・」
どうゆうことだ。ゼロの欠片ってことは、ゼロの記憶を持っているのか。
「あの・・・」
「なんですか?ナウロスさん」
今ちょっと整理出来てないから本当は後がいいんだけど。まぁ、いいか。
「時ノ者なんて能力聞いたこと無いので、一つ質問が」
「なんですか?」
「時ノ者は時空者の力を持ってませんよね?」
・・・そうだった。紗奈の能力を見たときにあったんだった。時空者の力を持つ能力だって事を。
どうする、ナウロスさんに本当の事を言うか・・・それとも隠し通すか・・・
「僕が時空者の力を持ってるかって?持っていると言えば持っている。だが、持ってないと言えば持ってない」
だが、そんなことをお構い無しに時ノ者は平然と話す。
「嘘だろ・・・」
「大丈夫、彼は僕の事を言わないよ」
「は?そんな事分かるわけが無いだろナウロスさんは国の人間だ」
ナウロスさんを信用していない訳ではないが所詮そんなものだ。言わない理由がない。
「いや、言わない・・・言えないの方が正しいか。彼はそれを言うと殺されるだろうからね」
「どうしてだ?」
「僕達の存在は国を挙げて抹消しようとするから、少しでも情報の漏洩の確率を防ぐために殺すだろうね」
あぁ、そうゆうことか。
能力の中でも特殊な滅亡者、蘇生者、時ノ者、この三つの俺と紗奈が持っている力が民に広まったら混乱が起こるから知ってしまったナウロスさん達は殺されるのか。
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「どうゆうことだ?」
「僕とその二人はまだれっきとした覚醒はしていないんだよ」
消滅者と創造者は融合し、滅亡者と蘇生者に進化したはず。
それでも覚醒していないのか?
「進化と覚醒は違うんだよ、ゼロ様の欠片である、僕時ノ者、ゼロ様から産まれた種が発芽したのが創造者と消滅者。そして、創造者と消滅者の融合による進化したのが滅亡者と蘇生者。僕達三柱はゼロ様によって集められた能力達と考えていてくれ」
「お、おい!」
時ノ者はそれだけ言い残して紗奈に触れると、一瞬にして消え、何事も無かったように俺達は取り残された。
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