異世界ライフは最高である

黒井 月猫

《第二話》異世界での生活

《第二話》異世界での生活

僕は5才になった。

記憶は転生しても
そのままだったので
回りは僕を天才だと呼んでいた。

この世界での僕の名前は
『シャドウ』だ。
この名前は凄く
気に入ってるのだが

気に入らない事が
一つだけある。

何で僕はまた平民の家に
産まれたのか疑問だった。

普通、小説とかでは、
魔法が強い家系とか
王族とかあるだろ!?

まあでも僕は生後1ヶ月位で
立てていたしそれどころか
僕は3才で魔法が打てるように
なっていた。しかもかなりの
上級魔法だ。

話は変わるがこの世界では
10才になったら大人として
認められることになっている。

そして大人として認められれば
冒険者になるためのギルドにも
加入することができるのだ。

だから僕は毎日、魔法の特訓と
剣の特訓、ナイフの使い方などを
学んで実践にいかそうとしている。

もちろん力だけでなく
学習の方も怠ってはいない

毎日、睡眠は5時間とれて
良い方だ。寝ない時間は
トレーニングと勉強に
時間を費やしている。

今日はアステル火山に登って
頂上付近で修行をするつもりだ。

バックにはナイフと剣
食料を詰め込み
母親のライナが

「気を付けて行ってきてね
貴方はまだ5才なのだから」

お母さんは当たり前の事を言う。

だがこの世界では、
魔法がある限り大人でも
勝てる自信がある。

でも僕は適当に

「分かってるよー母さん
じゃあ行ってくるねー」

僕はお母さんに
手を振りながら言った。
お母さんも手を振り替えしてくれた。


そして僕達が住んでいる
村の名前は「闇の箱庭」
と言う名前でこの村には
陰魔法が多く使われている。

陰魔法には闇魔法等がある
そのなかでも珍しい魔法は
『影魔法』である

だがこの世界で影魔法が使えるのは
僕だけのようだ。

そして僕が走りながら
朝食を済ませていたら、
リール兄さんが森の中で
魔法の修行をしていた。

「リール兄さーん」
僕は山に行くことを兄さんに伝える為に
話し掛けると兄さんが振り返り

「おーシャドウじゃないか
どうしたんだ。村長に剣の稽古を
して貰いに来たのか?」

「違うよ。兄さん、
アステル火山に行こうと思って。」
兄さんの言う通り村長に
剣の稽古を今日付けて貰っても良いのだが
今日は魔法の日なのだ。

「そうか、そうかって
お前、何を言ってるんだ!?
アステル火山は凄く険しいんだぞ?
しかもBランクの魔物まで出るんだぞ?
母さんはそれでよく許したな」

僕はそんな事、全く知らなかった。

Bランクの魔物とは
まだ戦ったことは無かったし
険しい山だとは知らなかった。

「兄さん、Bランクの
魔物って僕より強い?」

「それはないだろうな
だが危ないから気を付けていけよ」

兄さんは僕の心配を
してくれたんだな。いい人だ。

「ありがとう兄さん
それじゃあ行ってくるねー」

兄さんに手を振って
足に筋力増加の魔法をかけて走り出した。
5分位、走ったら
アステル火山が見えてきた。

「じゃあ、頂上を目指すか。」

途中でゴブリンの群れに
あったでもゴブリンはDランクの
魔物だ。僕からしたらゴミでしかない。

「ナイフで十分だ」

『身体・強化』

ゴブリンの下に歩いていき

「悪いな」

その瞬間ゴブリンたちの首が飛ぶ

「弱いな。これじゃあ経験値にも
ならないじゃないか。」

この世界ではステータスと言う物がある。
今は見れないのだが10才になると大人と
して認められるようになる。

そこでステータスを見れるようになる。
だが見る前からステータスを上げることは
可能だ。だから僕はいつも修行をして
レベルやステータスを上げているのだ。

そして30分ぐらいで頂上に着いた。

「よしやっと着いた。それじゃあ
影魔法の練習をするとしますか。」

僕はもっとも得意とする
影魔法の練習をする事にした。
ターゲットは周りの木だ。

影魔法は陰魔法の一種なので
普通はバフ効果やデバフ効果が
陰魔法の能力なのだが、

影魔法は攻撃魔法も回復魔法も
バフ効果などもできる
万能な魔法なのだ。

『影魔法・発動』

そう唱えると僕の影が
僕の形をして立ち上がった。

『影魔法・獣化』

影が急にライオンの様な形に
変わった。

「影魔法よ喰らえ」

そう命令した。
その瞬間、目の前の木が
影によって食べられた。

「よし、順調、順調。」

僕は丸呑みされた、木の根の部分を
見ながら手を組んでいた。

『影魔法・武装化・ナイフ』

そう僕が唱えると影が小さくなり
ナイフの形になった。

「どれくらいまで切れ味が上がったかな?」

そう言いながら
目の前の木を斬り倒した。
僕は全く力を入れていなかったのに
スパッと切れた。

「流石、影、使う度に強くなるな」

『影魔法・武装解除』

ナイフから普通の影に戻った。
影魔法は使い方が色々あるから
強いのだ。

「そろそろ帰るかな、『影魔法・スケボー』
よしこれで帰ろう。」

魔法を唱えて影魔法により
スケボーを作り出した。

「一気に山をかけ降りよう」

そして凄い速さで降りていった。

「スゲー気持ちいいー!」

そしてスケボーの速さにより
3分で村に着いた。まだ兄さんは
魔法の修行をしていた。

「兄さん、ただいまー」

僕がスケボーから降りて
兄さんに手を振りながら近付くと

「シャドウ、早いな
もう終わったのか?」

「うんアステル火山の
魔物はほとんど倒したよ」

火山ではほとんどの魔物を倒したので
報酬を貰えるか期待しているところだった。

「じゃあ俺がギルドに言って
報酬を受け取っとくからな」

「分かった。ありがとう兄さん」

ギルドの報酬は3つの種類がある。
金、武器、「スキルの本」

僕はどれでも欲しいと思っていたので
ちょうど良かった。


                      終わり



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