異世界ライフは最高である

黒井 月猫

《第一話》つまらない日常

初めての投稿です。
誤字脱字等もあると思いますが
よろしくお願いします。

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《第一話》いつもの日常


今日もつまらない
生活が始まる。


そんな事を考えながら
ベッドから起き上がる。

僕の家はマンションの
3LDKだ。お母さんと妹と
暮らしている。お父さんは
海外出張に行っていて
一年に一回は帰って来てくれるが
何だかんだ言って。
5年も出張に行っている。
正直に言ったら僕はお父さんが嫌いだから
それでも良いのだ。

だが普通は出張してる
親がいる家族なんて
裕福だと思っていたんだが
僕の家は裕福な訳ではない
それが気に入らない。

だから僕はこの生活が嫌いだ。
小説みたいに異世界に行きたいなーとか
思いながら学校に向かった。


僕は小学六年生だ。
そしてあと少しで卒業する。
中学とかめんどくさいなーと
思ったりもしたが僕はこの間
好きな女の子に告白して
振られてしまった。
まあその子は可愛いから
仕方ない。

だがその子は他の子と
付き合うことになってしまった。

まあそれも仕方ないのだが
このまま恋愛をしないまま
高校生になるのは許されない。
だから中学校で恋愛をしたいのだ。


そんな事を考えていたら
学校に着いた。

学校で鞄の支度をして(ランドセル)
そしてやる事を済ませたら

本を読み始める。
いつもこんな感じで

学校に着いたら
早く準備をして
本を読むのが日課だ。

僕の好きな本は
ライトノベルと
言う種類の小説で

特にハマっているのは
異世界物だ。

だから僕は異世界に
行って冒険者になりたいのだ。

「おはよー何、見てんの?」

ある女の子が話、掛けてきた。
その女の子の名前は月花だ。
げっかと読む。
明るくて可愛い女の子だと思う。
僕に話し掛けてくれる。

「小説だよ」

僕は短く答える。

話し掛けてくれるとは
言ったが正直、言って
好きでもない僕に
話し掛けてくれることに
疑問を抱いていた。

そして朝のチャイムがなる。

「月花、自分の教室に
戻りな。もう時間だからね」

僕は月花に
自分の教室に戻るように
言ってから手を振りながら
自分の机に本をしまった。

先生が教室にやって来て

「朝の会を始めてください。」

と日直に言った。
日直は席を立ち号令を掛けた

「起立、気を付け、おはようございます」

「「おはようございます!!」」

そして朝の会が終わり
授業が、始まった。

僕は自慢できる事では無いが
凄く成績が悪い。
国語と算数は絶望的だ。

2年生までは良かったのに
こっちの学校に転校してきた
3年生からどんどん点数が
落ちてきた。

こんなのは言い訳でしか無いが
この学校のせいだと思っている。
でも一番悪いのは僕の親だ。
転校することになったのも
あの人たちのせいだ。

僕はいつもこんな事を考えながら
授業を受けている。

ぼーっとしていたら先生に指された。

「すいません。聞いていませんでした。」

僕は正直に聞いていなかったと
言って席に座る。

「しっかりと話を聞いていましょうね」

先生にそう言われた。
回りからはクスクスっと言う声が聞こえる。

最悪だ。死にたい。

そんな事を考えていると授業が終わった。

そして席から立ちあがり友達と話を始めた。

「楽、昨日、言ってたアニメ見たよー。
面白いなあれ、今日全部見ちゃうわ。」

友達の楽は僕と同じような趣味をしている。
アニメや小説が好きだ。だから僕は
休み時間は楽と話すことが多い。

「でしょーあれ面白いんだよねー
じゃあまた新しいアニメ見つけたら教えてねー」

と言い次の授業の準備をして席に着く。

僕はこんなにつまらない日常
無くなってしまえと思っている。

でも楽しいこともある。例えば
帰ったあと皆で遊ぶことだ。

学校が終わり今日も遊ぶために
『いつもの場所』に向かう。
向かってるいる途中、
僕は、赤信号になった。
信号の前に止まった。

でも横断歩道には
中学生の女の人がいた。
その女の人は足にケガを
していた。目の前からは
トラックが物凄いスピードでやって来た

僕はその人を押して
自分が引かれてしまった。

痛みを感じることなく
死んでしまった。

即死のようだ。まあこんな
つまらない日常、何て
いらなかった。だから
別に死んでも悲しくない。

そう思い、でもおかしな事に
気付く。何で死んだのに
思考回路は止まってないんだ?

そして気付いた。


これって異世界転生じゃね!?


今回、多分マジな方の
転生だ。回りは真っ暗と言うか
目が空かない。と言うことは

もしかしたら異世界に転生して
赤ん坊になったんじゃないか?

でも体が動くと言うことは
もうそろそろで産まれるとか
それぐらいまで来てるだろう

楽しみだ。魔法使えたりしたら
良いなー。そんな事を考えていたら

手が伸びてきた。暖かい手だなーと
思っていたら狭い場所から
出してもらえた。
そして誰かに抱き締めてもらった………


5年後

僕が産まれてきた
この世界は
『《竜国》ドラゴクロノス』
と言う名前で魔法が存在する世界だ。

この世界で僕は「最強を目指す。」


                                  終わり

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