英雄って何ですか?
9話
朝に少々いざこざがあったが、朝のホームルームはいつも通りに始まーーーーーーるわけがなく、ロストに攻撃した主席のカノンについての話になった。
「では、こちらの私に不敬を働いたカノン君について話したいと思います。」
「あの、先生すいません。私からみんなへ話したいことがあるのですがよろしいでしょうか。」
「ええ、どうぞ。」
「みんな!私の名は、カノン・ファーブニル。今回、私の自分勝手な行動のせいで迷惑をかけてしまった、申し訳ない!
私は、主席となった魔法の腕のことを誇りに思っていたのだが、それはこの学園ではいらないプライドだと、昨日先生から教えて頂き、理解できた。そして、共に理解しあった仲間であるアーレムを始め、みんなと仲良くなりたいと思う。どうかよろしく頼む!」
そう言ってカノンは頭を下げた。
そして、クラスは思った。
(ああ、噂ほど酷くなってないな…。)      と、
「カノン君、抱負を言いなさい。」
「あ、すみません!私は、これからは貴族や平民、種族関係なく多くの人とこの素晴らしく輝いている世界を守っていけるように、小さいながらも努力していきたいと思っている。」
「くっ、やっぱりそう言うか。」
「え、アーレムも一緒の罰を食らったんだろ?なんでお前は違うんだ?」
「あいつよりも俺の方が気絶するまで長かったからな。先生の野郎は気絶中に催眠かけてやがったんだよ。だからおれは、ああならなかったんだ。」
「やっぱ、先生怖っ!」
「俺ら、15になって大人だと思っていきがってたけど、先生を見たら俺らなんかそこらの実験動物みたいなんだな…。」
「ああ、俺、真面目に学園生活を、送るようにするよ。」
アーレムは何かを悟ったような顔をしていた。
「では、その辺で話を終わらして授業を始めます。今日は皆さんが持っているスキル、それについて話します。」
「先生ー!スキルの使い方はみんなスキルを持った時から知ってまーす!」
「ええ、そうでしょう。なのでそのスキルの分類や派生するものについて説明します。」
まず、スキルというのは魔法系とその他と大きく2つに分かれている。その他というのは、[剣術]や[錬金術]、[並列処理]と言った分類するのも面倒だから、分けなくてもそのまま適当にまとめたらよくね?と言った昔の偉い人が決めたくくりである。
この分類は全種族共通である。
そして、スキルというのは1人1つが常識で自然の摂理といった感じて定まっている。また、魔力も1人1つの属性として存在する。
魔法系やその他といった分類のスキルにその属性が宿るがたまにスキルとは違う属性を持つ人もいる。その場合は複数属性持ちであることが多い。まぁ、その属性を持っていたとしてもその魔法が使いやすい、といった恩恵しかないが、それでもあるのとないのでは大違いである。人によって違うが例を挙げるなら100の練度をもった2人がいるが片方が100であるのに対してもう片方は150であるといった差が出る。
そして、そのスキルによる属性の判定だが魔法系のスキル持ちはその魔法の属性、その他は無属性といった感じである。
だが、持っている属性と違う魔法も努力によって使うことができる。スキルは練習しなくてもある程度使えるようになるだけだ。
因みに、魔法には階級があり、
下級、中級、上級の3段階でそれぞれ威力、射程、難易度の3つの項目で決まる。だが、魔法とはそもそも全てイメージによって形造られ、イメージしやすく秘匿性の無いものが世の中に広まりよく知られていて、それを習うだけで基本的に魔法は自由に造る事が出来る。だから、階級というのも知られている魔法の難易度などを表しているだけで知られていない魔法は判定するのは難しい。
また、魔法は基本属性である火、水、風、土の4つの属性を使った魔法は大体下級魔法である。
そして、雷や、氷などの基本属性の上位属性と闇と光の特殊な属性は全て例外なく中級魔法に入る。基本属性を掛け合わせた重複魔法という技術を使ったものは難易度が高いことからどんなにショボくても中級魔法に入る。
最後に上級魔法とは、努力しても決して使えないので、これは運と才能がいる。だが、そんな選ばれた魔法だから使うだけで大量に魔力を使ううえに難易度も高い。だが、それを上回るほどの事象を引き起こすことができる。という曖昧な感じのやつである。
という説明をロストはクラスにした。
「先生は、どこまでできますかー?」
「私のスキルは[崩壊魔法]と呼ばれる上級魔法です。なので上級まで使えます。」
「そんなのありかよ…。」
「ずる〜い!!」
「流石先生ですね。私も励まなければ!」
「あなたのお兄さん、すごすぎない?」
「当たり前です!」
と、各々の感想を言っていた。
「まあ、わかったと思いますが、才能というのはスキルの有無ですね。ですが、無くても頑張れば中級でも半端な上級魔法を超えることはできますので頑張って下さい。4年もあるので気長に頑張りましょう。」
「では、こちらの私に不敬を働いたカノン君について話したいと思います。」
「あの、先生すいません。私からみんなへ話したいことがあるのですがよろしいでしょうか。」
「ええ、どうぞ。」
「みんな!私の名は、カノン・ファーブニル。今回、私の自分勝手な行動のせいで迷惑をかけてしまった、申し訳ない!
私は、主席となった魔法の腕のことを誇りに思っていたのだが、それはこの学園ではいらないプライドだと、昨日先生から教えて頂き、理解できた。そして、共に理解しあった仲間であるアーレムを始め、みんなと仲良くなりたいと思う。どうかよろしく頼む!」
そう言ってカノンは頭を下げた。
そして、クラスは思った。
(ああ、噂ほど酷くなってないな…。)      と、
「カノン君、抱負を言いなさい。」
「あ、すみません!私は、これからは貴族や平民、種族関係なく多くの人とこの素晴らしく輝いている世界を守っていけるように、小さいながらも努力していきたいと思っている。」
「くっ、やっぱりそう言うか。」
「え、アーレムも一緒の罰を食らったんだろ?なんでお前は違うんだ?」
「あいつよりも俺の方が気絶するまで長かったからな。先生の野郎は気絶中に催眠かけてやがったんだよ。だからおれは、ああならなかったんだ。」
「やっぱ、先生怖っ!」
「俺ら、15になって大人だと思っていきがってたけど、先生を見たら俺らなんかそこらの実験動物みたいなんだな…。」
「ああ、俺、真面目に学園生活を、送るようにするよ。」
アーレムは何かを悟ったような顔をしていた。
「では、その辺で話を終わらして授業を始めます。今日は皆さんが持っているスキル、それについて話します。」
「先生ー!スキルの使い方はみんなスキルを持った時から知ってまーす!」
「ええ、そうでしょう。なのでそのスキルの分類や派生するものについて説明します。」
まず、スキルというのは魔法系とその他と大きく2つに分かれている。その他というのは、[剣術]や[錬金術]、[並列処理]と言った分類するのも面倒だから、分けなくてもそのまま適当にまとめたらよくね?と言った昔の偉い人が決めたくくりである。
この分類は全種族共通である。
そして、スキルというのは1人1つが常識で自然の摂理といった感じて定まっている。また、魔力も1人1つの属性として存在する。
魔法系やその他といった分類のスキルにその属性が宿るがたまにスキルとは違う属性を持つ人もいる。その場合は複数属性持ちであることが多い。まぁ、その属性を持っていたとしてもその魔法が使いやすい、といった恩恵しかないが、それでもあるのとないのでは大違いである。人によって違うが例を挙げるなら100の練度をもった2人がいるが片方が100であるのに対してもう片方は150であるといった差が出る。
そして、そのスキルによる属性の判定だが魔法系のスキル持ちはその魔法の属性、その他は無属性といった感じである。
だが、持っている属性と違う魔法も努力によって使うことができる。スキルは練習しなくてもある程度使えるようになるだけだ。
因みに、魔法には階級があり、
下級、中級、上級の3段階でそれぞれ威力、射程、難易度の3つの項目で決まる。だが、魔法とはそもそも全てイメージによって形造られ、イメージしやすく秘匿性の無いものが世の中に広まりよく知られていて、それを習うだけで基本的に魔法は自由に造る事が出来る。だから、階級というのも知られている魔法の難易度などを表しているだけで知られていない魔法は判定するのは難しい。
また、魔法は基本属性である火、水、風、土の4つの属性を使った魔法は大体下級魔法である。
そして、雷や、氷などの基本属性の上位属性と闇と光の特殊な属性は全て例外なく中級魔法に入る。基本属性を掛け合わせた重複魔法という技術を使ったものは難易度が高いことからどんなにショボくても中級魔法に入る。
最後に上級魔法とは、努力しても決して使えないので、これは運と才能がいる。だが、そんな選ばれた魔法だから使うだけで大量に魔力を使ううえに難易度も高い。だが、それを上回るほどの事象を引き起こすことができる。という曖昧な感じのやつである。
という説明をロストはクラスにした。
「先生は、どこまでできますかー?」
「私のスキルは[崩壊魔法]と呼ばれる上級魔法です。なので上級まで使えます。」
「そんなのありかよ…。」
「ずる〜い!!」
「流石先生ですね。私も励まなければ!」
「あなたのお兄さん、すごすぎない?」
「当たり前です!」
と、各々の感想を言っていた。
「まあ、わかったと思いますが、才能というのはスキルの有無ですね。ですが、無くても頑張れば中級でも半端な上級魔法を超えることはできますので頑張って下さい。4年もあるので気長に頑張りましょう。」
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