百合ルート攻略キャラになりましたが、そんなの気にせず普通に過ごしたい!
第4話
「…もうやることがないな」
<br />
<br />
昼間は読書などをしてしばらく過ごしていたが、もう家には読んでいない本は無くなってしまった…<br />
お父様の書斎の本やお母様の読んでいるような本を読むと流石に普通ではないと思われるから読んでいないのだか、流石に何度も同じ本ばかり読んでいると暇になってきたな…
<br />
<br />
「うーん…」<br />
「蒼空さん、失礼しますね」<br />
「お母様、どうしましたか?」<br />
「本日は修人さんの御友人の方がお見えになります」<br />
「はい、その事は朝食の時にもお聞きしましたよ?何か変更点でもございましたか?」<br />
「変更点はないんですけど言い忘れていた事があってね」<br />
「何ですか?」<br />
「その修人さんの御友人の方なんだけどね、その方に蒼空さんと同い年の子が居るんですって」
<br />
<br />
あ、何となく言いたいことが分かって来たぞ
<br />
<br />
「で、蒼空さんは幼稚園に行ってないでしょう?だからその子とお友達になったらいいんじゃないかな〜って思ってるのよ」<br />
ですよねー言うと思った…来年から小学生だから友達とか大丈夫だと思ってるんだけどなぁ」<br />
「まぁ、その子と気が合うかは分からないから会ってみないと分からないと思うけどお友達はいっぱいいると楽しいわよ?」
<br />
<br />
いて欲しいのか…<br />
まぁ、いい人っぽかったらなってもいいかななんて考えていたらお母様はもう部屋に戻っていた…
<br />
<br />
「相変わらずお母様たちは忙しいんだな」
<br />
<br />
まぁ、ちょっと寂しいけどこんなことでわがまま言っちゃいけないし、見た目6歳でも、中身17(23)歳だからね、こんなことで寂しいなんて言えないよ…<br />
6歳児にはこれはちょっときついかもだけどね、前世琴菜しか友達が居なかった私だし友達は居なくてもなんとかなる<br />
お父様の御友人の方が来るのは昼からだったよね?<br />
朝ご飯の時にお父様がため息つきながら言ってたから結構個性的な人なんだろうなぁ
<br />
<br />
「蒼空様、失礼します。昼食のお時間です。」
<br />
<br />
そんなことを考えていたらかなり時間がたったみたいだ
<br />
<br />
「あぁ、今日は何が出るんだ?」<br />
「本日は奥様のご希望でアボカドとエビのサラダ、カルボナーラ、食後のデザートでいちごと生クリームを使ったパンケーキでございます。」
<br />
<br />
えっ、これをお昼から食べるの?というか内容的に若者に人気のあるものが多いよね…<br />
お母様ってそんなに食べるんだな…
<br />
<br />
「僕は少なめにしておいてくれない?」<br />
「承知致しました。」
<br />
<br />
はぁ、お父様の御友人の方に会うまでに胃がもたれそうだ…
<br />
<br />
「はぁ…」<br />
「あら?蒼空さん、どうしたの?ため息なんてついて」
<br />
<br />
えっ、お母様?なんでこんなとこに?いつもならぎりぎりに来るのに!
<br />
<br />
「お母様大丈夫です。それより、今日はお早いですね」<br />
「今日は私の希望した料理だから少し急いでしまったのよね」
<br />
<br />
お母様ってこんな感じなんだ…<br />
ゲームとは全く違うな。こんな親だったら蒼空も救われてたかもしれないなぁ 
<br />
<br />
「蒼空さん?ぼーっとしてるけど大丈夫?」<br />
「あっ!いえ、大丈夫です」
<br />
<br />
あー、ビックリした…
<br />
<br />
「奥様、蒼空様、準備が出来ました」<br />
「あぁ、不破さんありがとうね」<br />
「いいえ、これは私の仕事なので」
<br />
<br />
ほんとにこういうことを当たり前だと言える不破さんは凄いと思う<br />
不破さんはかっこいいよね、仕事もできて美人だし…<br />
その後はお母様と話をしながら朝食を食べたあと部屋に戻った
<br />
<br />
「あー、もうおなかいっぱい…」
<br />
<br />
なんでお母様はあんなに食べれるんだ?<br />
そう言えばもうすぐお父様の友人の人が来るんだったよね?<br />
着替えなくてもいいかな?
今日は珍しくブラウスにズボンっていう格好だからなぁ<br />
着替えたくないなぁ
<br />
<br />
「蒼空様、失礼します」<br />
「どうぞ」<br />
「旦那様の御友人の方がお見えになりましたので旦那様が呼んでくるように申しておりました」<br />
「わかったよ不破さん」
<br />
<br />
 もう来たんだどんな人だろ?
<br />
<br />
____________________________________<br />
<br />
長くなりそうなのでふたつに分けます<br />
不破さんは、執事の女性版のような人です。
<br />
<br />
昼間は読書などをしてしばらく過ごしていたが、もう家には読んでいない本は無くなってしまった…<br />
お父様の書斎の本やお母様の読んでいるような本を読むと流石に普通ではないと思われるから読んでいないのだか、流石に何度も同じ本ばかり読んでいると暇になってきたな…
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「うーん…」<br />
「蒼空さん、失礼しますね」<br />
「お母様、どうしましたか?」<br />
「本日は修人さんの御友人の方がお見えになります」<br />
「はい、その事は朝食の時にもお聞きしましたよ?何か変更点でもございましたか?」<br />
「変更点はないんですけど言い忘れていた事があってね」<br />
「何ですか?」<br />
「その修人さんの御友人の方なんだけどね、その方に蒼空さんと同い年の子が居るんですって」
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あ、何となく言いたいことが分かって来たぞ
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「で、蒼空さんは幼稚園に行ってないでしょう?だからその子とお友達になったらいいんじゃないかな〜って思ってるのよ」<br />
ですよねー言うと思った…来年から小学生だから友達とか大丈夫だと思ってるんだけどなぁ」<br />
「まぁ、その子と気が合うかは分からないから会ってみないと分からないと思うけどお友達はいっぱいいると楽しいわよ?」
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いて欲しいのか…<br />
まぁ、いい人っぽかったらなってもいいかななんて考えていたらお母様はもう部屋に戻っていた…
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「相変わらずお母様たちは忙しいんだな」
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まぁ、ちょっと寂しいけどこんなことでわがまま言っちゃいけないし、見た目6歳でも、中身17(23)歳だからね、こんなことで寂しいなんて言えないよ…<br />
6歳児にはこれはちょっときついかもだけどね、前世琴菜しか友達が居なかった私だし友達は居なくてもなんとかなる<br />
お父様の御友人の方が来るのは昼からだったよね?<br />
朝ご飯の時にお父様がため息つきながら言ってたから結構個性的な人なんだろうなぁ
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「蒼空様、失礼します。昼食のお時間です。」
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そんなことを考えていたらかなり時間がたったみたいだ
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「あぁ、今日は何が出るんだ?」<br />
「本日は奥様のご希望でアボカドとエビのサラダ、カルボナーラ、食後のデザートでいちごと生クリームを使ったパンケーキでございます。」
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えっ、これをお昼から食べるの?というか内容的に若者に人気のあるものが多いよね…<br />
お母様ってそんなに食べるんだな…
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「僕は少なめにしておいてくれない?」<br />
「承知致しました。」
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はぁ、お父様の御友人の方に会うまでに胃がもたれそうだ…
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「はぁ…」<br />
「あら?蒼空さん、どうしたの?ため息なんてついて」
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えっ、お母様?なんでこんなとこに?いつもならぎりぎりに来るのに!
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「お母様大丈夫です。それより、今日はお早いですね」<br />
「今日は私の希望した料理だから少し急いでしまったのよね」
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お母様ってこんな感じなんだ…<br />
ゲームとは全く違うな。こんな親だったら蒼空も救われてたかもしれないなぁ 
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「蒼空さん?ぼーっとしてるけど大丈夫?」<br />
「あっ!いえ、大丈夫です」
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あー、ビックリした…
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「奥様、蒼空様、準備が出来ました」<br />
「あぁ、不破さんありがとうね」<br />
「いいえ、これは私の仕事なので」
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ほんとにこういうことを当たり前だと言える不破さんは凄いと思う<br />
不破さんはかっこいいよね、仕事もできて美人だし…<br />
その後はお母様と話をしながら朝食を食べたあと部屋に戻った
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「あー、もうおなかいっぱい…」
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なんでお母様はあんなに食べれるんだ?<br />
そう言えばもうすぐお父様の友人の人が来るんだったよね?<br />
着替えなくてもいいかな?
今日は珍しくブラウスにズボンっていう格好だからなぁ<br />
着替えたくないなぁ
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「蒼空様、失礼します」<br />
「どうぞ」<br />
「旦那様の御友人の方がお見えになりましたので旦那様が呼んでくるように申しておりました」<br />
「わかったよ不破さん」
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 もう来たんだどんな人だろ?
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長くなりそうなのでふたつに分けます<br />
不破さんは、執事の女性版のような人です。
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