Virtual World of WarⅢ・仮想世界の戦争
第6話
『こんにちは、ようこそワールド・オブ・ウォーⅢの世界へ。ゲームアシスタントのツェリンシェンです。今作をご購入していただき誠にありがとうございます。』
突然耳元から声が聞こえてくる。
目の前にはダウンロード画面がまだ広がっており、声の存在を確認することは出来なかった。
『では、まず貴方のゲームアバターを決めたいと思います。注意点としてはあなたの現在の体格を基礎にしてください。変更する場合、不都合が生じる可能性があります。なおプレイヤースペックは体格などからも反映されますが、平等的に振られますのでご安心ください』
ダウンロード画面がようやく終わり、次に試着室のようなそんな空間へと転移された。
すると今度はプレイヤーが持つウィンドウとは違うタイプのウィンドウが表示される。顔のパーツから性別身長など様々なパーツを選択することができる…が、何故かアバターは一通り固定されている状態だった。固定されている部分は、
・顔の輪郭(女顔に近い)
・髪色(黒)
・身長(162cm現実と同じ)
・目の色(茶色)
これらは、変更しようとしても決定されていることです。変更はできません。そういう風な内容の警告画面が表示された。
唯一選べる部分で今の俺に近いように作り上げたのだが…、まぁまぁかな。俺は自身の選んだアバターに満足とはいかずとも納得はしたのでウィンドウの右端に表示されている『OK』を、ポチっと押す。
すると俺の体はうっすらと光始め、次の瞬間フラッシュのような眩しい光を放ち、俺の体が徐々に変化している。髪の形、輪郭、目…様々な場所で変化が起こっている。
数分が立ち、光が消えていく。
そして、また新たなウィンドウが表示された。
『次に希望する軍隊を選んでください。陸軍、海軍、空軍のいずれかの3種類です。なお陸軍でも航空機を扱う事は可能ですが、操縦技術などは低下します。ほかのも同じです』
希望する軍隊か…。海はVRといえでも苦手だしなぁ…。なら陸軍かなぁ…?
陸軍と表示されている画面をタップする。
『希望の軍隊が設定されました。次に兵科を選択してください。兵科は、普通科、工兵科、砲兵科、衛生科、機甲科の6科です。
普通科は対人戦や対MPC戦などを想定しており、自動小銃、サブマシンガン、ショットガンが基本武器です。
工兵は敵の陣地に攻撃を仕掛けたりします。初期スペックは高いですが狙われやすく危険ですC4などを専門的に扱ったり、橋の建設などもします。
砲兵科は高射砲、高角砲、対空砲、野砲などを扱います。前線より一歩後ろで戦います。基本的に武器は自動小銃かサブマシンガンのみですが対空射撃や対地攻撃などを行えます。
衛生科は、負傷した兵に治療を施すことが可能です。前線には出ますが呼ばれるまで仕事はありません。治療時間は場所や傷具合にもよりますが、30秒ほど必要です。ほかにも体力回復やMP回復薬などを配給できます。
機甲科は、戦車、突撃砲、装甲車などを操縦、射撃の2種類を行います(1~2りほどで)戦車を扱えることもあって人気が高いです。
以上が説明となります。
兵科は強制的ではなく、プレイヤーの攻撃方法を具体化させるための措置なのでそのまま進んでも構いません。その場合は平等的にスペックが分配されます。専門兵科よりはスペック値は落ちますがその代わり様々なことが行えます。むろん後から変更や入ることもできます。スペック値は変わりますが…。』
長いなぁ…。
でもなるほど選ばないという手段もあるのか…。うーむ迷うな…。しばらく考えた末、導き出した結論は、
「OKっと。」
何も選ばないであった。
スペック値(HP、MPなど)はどうやら昇級したり専門訓練を行えば上がるらしい。それならなら別にどの兵科にも属さなくていいんじゃね。?というやや楽観的な意見であった。
突然耳元から声が聞こえてくる。
目の前にはダウンロード画面がまだ広がっており、声の存在を確認することは出来なかった。
『では、まず貴方のゲームアバターを決めたいと思います。注意点としてはあなたの現在の体格を基礎にしてください。変更する場合、不都合が生じる可能性があります。なおプレイヤースペックは体格などからも反映されますが、平等的に振られますのでご安心ください』
ダウンロード画面がようやく終わり、次に試着室のようなそんな空間へと転移された。
すると今度はプレイヤーが持つウィンドウとは違うタイプのウィンドウが表示される。顔のパーツから性別身長など様々なパーツを選択することができる…が、何故かアバターは一通り固定されている状態だった。固定されている部分は、
・顔の輪郭(女顔に近い)
・髪色(黒)
・身長(162cm現実と同じ)
・目の色(茶色)
これらは、変更しようとしても決定されていることです。変更はできません。そういう風な内容の警告画面が表示された。
唯一選べる部分で今の俺に近いように作り上げたのだが…、まぁまぁかな。俺は自身の選んだアバターに満足とはいかずとも納得はしたのでウィンドウの右端に表示されている『OK』を、ポチっと押す。
すると俺の体はうっすらと光始め、次の瞬間フラッシュのような眩しい光を放ち、俺の体が徐々に変化している。髪の形、輪郭、目…様々な場所で変化が起こっている。
数分が立ち、光が消えていく。
そして、また新たなウィンドウが表示された。
『次に希望する軍隊を選んでください。陸軍、海軍、空軍のいずれかの3種類です。なお陸軍でも航空機を扱う事は可能ですが、操縦技術などは低下します。ほかのも同じです』
希望する軍隊か…。海はVRといえでも苦手だしなぁ…。なら陸軍かなぁ…?
陸軍と表示されている画面をタップする。
『希望の軍隊が設定されました。次に兵科を選択してください。兵科は、普通科、工兵科、砲兵科、衛生科、機甲科の6科です。
普通科は対人戦や対MPC戦などを想定しており、自動小銃、サブマシンガン、ショットガンが基本武器です。
工兵は敵の陣地に攻撃を仕掛けたりします。初期スペックは高いですが狙われやすく危険ですC4などを専門的に扱ったり、橋の建設などもします。
砲兵科は高射砲、高角砲、対空砲、野砲などを扱います。前線より一歩後ろで戦います。基本的に武器は自動小銃かサブマシンガンのみですが対空射撃や対地攻撃などを行えます。
衛生科は、負傷した兵に治療を施すことが可能です。前線には出ますが呼ばれるまで仕事はありません。治療時間は場所や傷具合にもよりますが、30秒ほど必要です。ほかにも体力回復やMP回復薬などを配給できます。
機甲科は、戦車、突撃砲、装甲車などを操縦、射撃の2種類を行います(1~2りほどで)戦車を扱えることもあって人気が高いです。
以上が説明となります。
兵科は強制的ではなく、プレイヤーの攻撃方法を具体化させるための措置なのでそのまま進んでも構いません。その場合は平等的にスペックが分配されます。専門兵科よりはスペック値は落ちますがその代わり様々なことが行えます。むろん後から変更や入ることもできます。スペック値は変わりますが…。』
長いなぁ…。
でもなるほど選ばないという手段もあるのか…。うーむ迷うな…。しばらく考えた末、導き出した結論は、
「OKっと。」
何も選ばないであった。
スペック値(HP、MPなど)はどうやら昇級したり専門訓練を行えば上がるらしい。それならなら別にどの兵科にも属さなくていいんじゃね。?というやや楽観的な意見であった。
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