無能魔術師の武器 ~Weapon Construction~
第7話 ショッピング
「服装どうしよう?」
まず誰かと一緒に行くことなんて最近はなかったからな。とりあえず着てみるか。クローゼットから服を取り出した。
────────────────────────
速く起きてて良かった。結局決めるのに30分弱かかってしまった。まぁ結局黒いパーカーにデニムとラフな
服装になった。まぁパーカーならフードを被れば誰と会っても気づかれはしないだろう。
散らかした服をクローゼットにしまい、スニーカーを履いてドアを開けた。
確か待ち合わせ場所は近くの公園だったか。街路樹が包む歩道を歩きながら腕時計を見る。待ち合わせ時間には普通に間に合いそうだな。
そして、待ち合わせ場所についた。ベンチに座って待とうと思うと、
「おはよう、優くん。」
既に氷崎 零華が待っていた。5分前に来たはずなのに先にもうついていたとは、俺は声にならないため息をついた。
「じゃ、行こっか。」
すると、俺の手を取って走り出した。
────────────────────────
1時間後、ショッピングモールについた。
「とりあえずどこに行く?」
「自由行動で良くない?」
「良くない。互いのことを知るために一緒に来たのに。じゃあとりあえず服屋に行こっか。」
服屋か、とはいえ特に欲しい服はない。まず休日に外に出るなんて俺にとってめっちゃ稀だしだいたい寝間着で過ごすことが多い。
「あれ、買わないの?」
「まず欲しい服がないからな。」
「そっか、じゃあ本屋にでも行く?」
本屋か、新しいミステリーでも買うか。とはいえ、あまりひかれるものは、すると、一冊の本が目についた。
『神話・伝説の武器防具図鑑』
最近はこんな図鑑まであるのか、構築魔法の武器を増やすためにも買うとするか。気に入ったのはこれ一冊だが十分満足した。
「そろそろご飯にしようか。」
腕時計を見ると、12時に近づいていた。
「何の店?」
「とりあえず、近くの喫茶店で軽くとろっか。サンドイッチとか。」
彼女が指差したところには確かに喫茶店があった。中に入ると落ち着いた感じの店内で、クラシックが流れていた。椅子につきメニューを見る。彼女はコーヒーとショートケーキを頼んだ。
俺は一通りメニューを見て、コーヒーと気に入ったチョコレートパフェを頼む。
「うわっ大きい。」
確かにパフェは大きかったがこのくらいならおそらく食べられるだろう。俺はスプーンで上のチョコアイスから手をつけた。食べ終わる頃には口の中が幸福感で満たされた。
「満足?」
「ああ。」
俺達は代金を払い、喫茶店から出た。すると、轟音と爆音がフロア中に鳴り響く。次に響いたのは悲鳴だ。
軽いパニックになってしまった俺達は下から充満するガスに気がつかなかった。
まず誰かと一緒に行くことなんて最近はなかったからな。とりあえず着てみるか。クローゼットから服を取り出した。
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速く起きてて良かった。結局決めるのに30分弱かかってしまった。まぁ結局黒いパーカーにデニムとラフな
服装になった。まぁパーカーならフードを被れば誰と会っても気づかれはしないだろう。
散らかした服をクローゼットにしまい、スニーカーを履いてドアを開けた。
確か待ち合わせ場所は近くの公園だったか。街路樹が包む歩道を歩きながら腕時計を見る。待ち合わせ時間には普通に間に合いそうだな。
そして、待ち合わせ場所についた。ベンチに座って待とうと思うと、
「おはよう、優くん。」
既に氷崎 零華が待っていた。5分前に来たはずなのに先にもうついていたとは、俺は声にならないため息をついた。
「じゃ、行こっか。」
すると、俺の手を取って走り出した。
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1時間後、ショッピングモールについた。
「とりあえずどこに行く?」
「自由行動で良くない?」
「良くない。互いのことを知るために一緒に来たのに。じゃあとりあえず服屋に行こっか。」
服屋か、とはいえ特に欲しい服はない。まず休日に外に出るなんて俺にとってめっちゃ稀だしだいたい寝間着で過ごすことが多い。
「あれ、買わないの?」
「まず欲しい服がないからな。」
「そっか、じゃあ本屋にでも行く?」
本屋か、新しいミステリーでも買うか。とはいえ、あまりひかれるものは、すると、一冊の本が目についた。
『神話・伝説の武器防具図鑑』
最近はこんな図鑑まであるのか、構築魔法の武器を増やすためにも買うとするか。気に入ったのはこれ一冊だが十分満足した。
「そろそろご飯にしようか。」
腕時計を見ると、12時に近づいていた。
「何の店?」
「とりあえず、近くの喫茶店で軽くとろっか。サンドイッチとか。」
彼女が指差したところには確かに喫茶店があった。中に入ると落ち着いた感じの店内で、クラシックが流れていた。椅子につきメニューを見る。彼女はコーヒーとショートケーキを頼んだ。
俺は一通りメニューを見て、コーヒーと気に入ったチョコレートパフェを頼む。
「うわっ大きい。」
確かにパフェは大きかったがこのくらいならおそらく食べられるだろう。俺はスプーンで上のチョコアイスから手をつけた。食べ終わる頃には口の中が幸福感で満たされた。
「満足?」
「ああ。」
俺達は代金を払い、喫茶店から出た。すると、轟音と爆音がフロア中に鳴り響く。次に響いたのは悲鳴だ。
軽いパニックになってしまった俺達は下から充満するガスに気がつかなかった。
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コメント
ノベルバユーザー232154
あらすじ
彗星が世界を覆った
→
彗星衝突による余波(衝撃、影響等)が世界を覆った
等の方が適切かと思います。
ノベルバユーザー232154
彗星が世界を覆った
→
彗星が世界を襲った
の方が合っていると思います。
山田太郎
設定がきちんとしていて面白いです!
これからも頑張ってください!