ガチャで爆死したら異世界転移しました
ギルド
取り敢えず動こう。ということで、近くの店のおばさんにギルドの場所を聞いたところ、道なりに行けばすぐに着くらしい。
「おぉ」
ギルドは煉瓦製で、いかにも中世と言ったような外見をしていた。まぁ街並み自体が既にそうなのだが。
僕は日本にいた頃はよくラノベを読んでたけど、実際に目にするとは思ってなかったから結構感動するな。
「というか、異世界転移なんて想像上のものだと思ってたしな・・・ん?」
ギルドの扉を立ち止まって見ていると、中から鎧を着た見るからにゴツそうな人が出てきた。
「あの装備、EOWにある装備だな」
見るとそのゴツい人が来ている鎧は、EOWで初期職に騎士を選んだ人が貰えるものだ。
「すみません、ちょっと聞きたいのですが」
僕は、後で装備屋などにも行かなくてはと思い、その人に場所を聞くことにした。
装備屋の場所を聞き終わった僕は、早速ギルドのドアを開け中に入った。
「酒臭いな」
酒場兼ギルドのようなものなのか、ギルドの中はとにかく酒臭かった。
「すみません。モンスターの素材を売りに来たんですが」
一刻も早くこの場所から出ようと、1番近くにあったカウンターに向かった。
「では、冒険者カードを貸して頂けますか?」
「冒険者カード?」
「お持ちでないのなら、申し訳ありませんが、素材の売却はできません。」
「どうすれば貰えます?」
「あちらのカウンターで冒険者登録をしていたただければ」
「分かりました ありがとうございます」
「いえいえ」
そう言うと、受付のお姉さんはすぐに奥に入って行ってしまった。
「えーっと、冒険者登録をしに来たんですが」
早速さっき教えて貰ったカウンターに移動した。
「承知しました。では、こちらの用紙にお名前と年齢をお書き下さい」
「了解です」
マジか、この世界の文字知らないんだけど。とはならず、この世界では何故か日本語が使われているようで、すぐに書き終えることが出来た。
「書きました」
「では、少々お待ちください」
そう言って、お姉さんは奥へ入っていく。
「お待たせしました。これがグレスティア様の冒険者カードになります。あとは、ここに血を一滴垂らしていただければ、登録は完了となります」
そう言って、小さなナイフを渡された。
……いや、なんか普通に言ってくるけど、自分で切り傷をつけて血を出すって結構怖いよ?
そんなことを思ってもどうしようもないので、僕は恐る恐る人差し指を少しだけ切り血を一滴垂らした。
「ありがとうございます。では、これがランクEのプレートになります」
冒険者にはランクがあり、下からE D C B A AA S SS となるらしい。当然だが、ランクが上がればより難易度の高いクエストを受注でき、その分報酬も多いそうだ。
「えっと、ランクってどうすれば上がりますかね?」
「一定以上のクエストを成功させるのが一般的ですが、腕に自信のある人は指定されたモンスターを1人で討伐をしても上げることはできます。しかし、この場合はギルドからの支援はないので、もしもの時のために相応のランクの方を雇うといいですね」
指定されたモンスターの討伐か、地道にクエストをクリアして行ってもいいけど…
「ランクDの指定モンスターってなんですか?」
「ランクDは、ゴブリン三体の討伐ですね」
おー、テンプレ。そしてEOWにもいるな。
「分かりました。では」
「お気をつけて」
取り敢えず、こんな酒臭いところに長居はあまりしたくはない。僕は足早にギルドをあとにした。
「おぉ」
ギルドは煉瓦製で、いかにも中世と言ったような外見をしていた。まぁ街並み自体が既にそうなのだが。
僕は日本にいた頃はよくラノベを読んでたけど、実際に目にするとは思ってなかったから結構感動するな。
「というか、異世界転移なんて想像上のものだと思ってたしな・・・ん?」
ギルドの扉を立ち止まって見ていると、中から鎧を着た見るからにゴツそうな人が出てきた。
「あの装備、EOWにある装備だな」
見るとそのゴツい人が来ている鎧は、EOWで初期職に騎士を選んだ人が貰えるものだ。
「すみません、ちょっと聞きたいのですが」
僕は、後で装備屋などにも行かなくてはと思い、その人に場所を聞くことにした。
装備屋の場所を聞き終わった僕は、早速ギルドのドアを開け中に入った。
「酒臭いな」
酒場兼ギルドのようなものなのか、ギルドの中はとにかく酒臭かった。
「すみません。モンスターの素材を売りに来たんですが」
一刻も早くこの場所から出ようと、1番近くにあったカウンターに向かった。
「では、冒険者カードを貸して頂けますか?」
「冒険者カード?」
「お持ちでないのなら、申し訳ありませんが、素材の売却はできません。」
「どうすれば貰えます?」
「あちらのカウンターで冒険者登録をしていたただければ」
「分かりました ありがとうございます」
「いえいえ」
そう言うと、受付のお姉さんはすぐに奥に入って行ってしまった。
「えーっと、冒険者登録をしに来たんですが」
早速さっき教えて貰ったカウンターに移動した。
「承知しました。では、こちらの用紙にお名前と年齢をお書き下さい」
「了解です」
マジか、この世界の文字知らないんだけど。とはならず、この世界では何故か日本語が使われているようで、すぐに書き終えることが出来た。
「書きました」
「では、少々お待ちください」
そう言って、お姉さんは奥へ入っていく。
「お待たせしました。これがグレスティア様の冒険者カードになります。あとは、ここに血を一滴垂らしていただければ、登録は完了となります」
そう言って、小さなナイフを渡された。
……いや、なんか普通に言ってくるけど、自分で切り傷をつけて血を出すって結構怖いよ?
そんなことを思ってもどうしようもないので、僕は恐る恐る人差し指を少しだけ切り血を一滴垂らした。
「ありがとうございます。では、これがランクEのプレートになります」
冒険者にはランクがあり、下からE D C B A AA S SS となるらしい。当然だが、ランクが上がればより難易度の高いクエストを受注でき、その分報酬も多いそうだ。
「えっと、ランクってどうすれば上がりますかね?」
「一定以上のクエストを成功させるのが一般的ですが、腕に自信のある人は指定されたモンスターを1人で討伐をしても上げることはできます。しかし、この場合はギルドからの支援はないので、もしもの時のために相応のランクの方を雇うといいですね」
指定されたモンスターの討伐か、地道にクエストをクリアして行ってもいいけど…
「ランクDの指定モンスターってなんですか?」
「ランクDは、ゴブリン三体の討伐ですね」
おー、テンプレ。そしてEOWにもいるな。
「分かりました。では」
「お気をつけて」
取り敢えず、こんな酒臭いところに長居はあまりしたくはない。僕は足早にギルドをあとにした。
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