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東方疑心録

にんじん

挨拶2

僕達は今、地下深くの館に来ています。ちなみに、飛んでいる時に案の定魔理沙に抱きついてしまい、降りてから顔を赤くした魔理沙に殴られたのは秘密だ。
「さて、着いたわね。ここが地霊殿よ。」
「ここが地霊殿か。けっこう遠いな。」
僕がそう呟くと、
「当たり前だぜ。なんたってここは地下深くにあるんだからな。」
なぜ魔理沙が得意げなのかは分からないが、ここからどうするのだろう?また誰かを呼ぶのか?
「さとりー!いるかしら?」
霊夢がそう言いながらずかずかと入っていく。
「ちょ!?勝手に入ったら…」
「なんですか?霊夢さん?」
奥の扉から女の子が出てくる。てか、幻想郷って女子多いな。そんなことを考えながら目の前の女の子を見つめる。髪の色は桃色で変な目のような物を持った少女だ。
「変な物とは失礼ですね。」
目の前の少女は明らかにこちらを見て言ってくる。
「え?!声に出てた?!」
いや、たしかに声には出していないはずだ。ならばなぜこの少女は僕が思っていることを当てたのだろうか?
「さとりな心がよめるんだぜ。」
魔理沙の説明によりなんとか理解する。
「ああ、そういうこと…」
時を止めたり、心がよめたり何でもありだな幻想郷と、思っていると少女は驚いた顔をして、
「怖くないんですか?!心を読まれてるんですよ!?」
と、言ってくる。
「別に、それに心が読めるってことは本音で話せるってことだからな。」
僕は何気なく言う。
「嘘はついていないようですね。」
少女が言う。
「こいつ結構変わり者だからね。」
霊夢が茶化してくる。
「変わり者ってなんだよ!?」
「まあまあ、それより自己紹介しなさいよ。」
霊夢に言われ、しぶしぶ、
「僕は剣優介です。」
「私は古明地さとりです。よろしくおねがいします。」
「こちらこそよろしく。所で、そこにいる子は?」
「え?」
さとりが振り向くとそこには、帽子を被った緑髪の少女がいた。
「あらら、見つかっちゃった。」
さとりが驚いた表情で、
「こいし?!いつからそこに?!」
「さっきからずっとだよ~。」
え、何?皆気づいてなかったの?さっきからずっと気になっていたんだけど霊夢達も驚いてるし。
「私は古明地こいしだよ。よろしくね。」
「あ、ああ、僕は剣優介だ。よろしく。」
こいしが挨拶をしてくる。
「剣さん!なんでこいしに気づいたんですか?!」
さとりが聞いてくる。
「なんでって言われても、さっきからずっとそこにいたし…」
当たり前のように言う僕にさとりだけでなく霊夢達まで同じ視線向けてくる。え、何、そんな変なこと言ったっけ?
「と、とりあえずここはそろそろいいわね?」
霊夢がいきなり言う。
「わ、分かったよ。」
霊夢の勢いに少し押されて納得してしまう。
「それじゃさとり私達はこの辺で、」
「え、ええ、分かりました…」
地霊殿を出ることにした僕達にこいしが、
「またきてね~!」
と、無邪気に手を振っていた。

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コメント

  • ノベルバユーザー217091

    ぃあまのなわまやな

    1
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