噂の殺戮者に出会ったので死刑執行しますby死神

鬼崎

50 人物紹介

まずは、ここまで私の物語に付き合ってくださった皆様に感謝を。
今回はこれまでのあらすじと、ここまで出てきた重要キャラの紹介(作者または壱月視点)を書いていきたいと思います。
飛ばしてもさほど問題ありません。


あらすじ
 某人気漫画に登場する「斎藤一」に憧れている死神の少年、斎藤壱月は高校2年生のある日、任務中に今巷を騒がせている殺戮者と遭遇してしまう。その場には壱月の親友の天樹も偶然居合わせており、天樹は殺戮者に殺されてしまう。復讐を決意する壱月だったが、幸運にも瀕死状態で辛うじて生きていた天樹が最後の力を振り絞って復讐心に捕らわれるな、と言い残し天命尽きて死ぬ。そのおかげで壱月は復讐心に捕らわれず、死神として悪を裁くために殺戮者と対峙するが力及ばず、壱月も倒れてしまう。

 壱月は気がつくと死神界の治療院で目を覚まし、そこで殺戮者追跡任務を命じられる。死神の大先輩である木戸から【致死概念付与武装・死雨】を託された壱月は、新たに仲間に加わった暁崎巴音と共に、殺戮者が目的地とした北海道に向かう。任務中、北海道知床で錬金術師である峰影と出会い、知床の魔物出没事件を解決するも、殺戮者に逃げられたとして、死神本部に呼び戻され世界調停機関への出向が言い渡される。

 出向した壱月は機関との意見の対立により、問題を起こし捕らえられてしまう。そんな時、支部長に就任した木戸と話し、自身の正義を再確認し、まだまだ経験が足りないと判断した壱月は、機関の長である《最強》に頭を下げ、もう一度やり直したいと伝える。《最強》は己の部下である《最剣》と決闘させ、勝てれば考え直してやると言う。それに対して壱月は、決闘を受け入れ《最剣》との激戦を繰り広げるのだった…

世界観
 古の神々が再降臨し、それに伴って神秘も復活した近未来。神秘の復活によって生物が抱く強い願いや、伝説、妄想、噂などが具現化、または現実に影響を及ぼす事もある。実際、人類の集合無意識が平和を望んだ為、目立った戦争は起きていない。そして降臨した神々は信仰心を再度人類に持たせるべく絶対的な支配を行っていく。そんな中、神々すらも脅威と認識する殺戮者イレギュラーが現れる。


重要人物紹介

 斎藤壱月
高校2年生の半神半人で死神。誕生日2月18日。年齢17歳。身長176、体重57。細目。未だにすだれ頭ではない。左利き。父親が死神で母親が人間。オタク死神という二つ名があったりする。斎藤一と同じ「悪・即・斬」という正義を掲げている。
 死神界から現世へと来た時に某人気漫画にドはまりし、中でも斎藤一に憧れ、彼の得意技である【牙○】を使いこなすことができる。【牙○壱式】などを【死神剣術式ー牙突壱ノ型】などに改良するが【零式】だけは壱月自身もこだわりが強く、改名していない。あと漫画では登場せず、ゲームのみで登場する【牙○】も使うことができる(今後の物語に期待)。壱月曰わく、憧れへの努力だそうだ。

 現時点での所持品(日用品は除く)
『万能武装ドレッドノート』×6【致死概念付与武装・死雨】「峰影から貰った『錬金符』」


 殺戮者
本名誕生日年齢共に不明。だが中二病患者であることは間違いなし!身長180、体重75。黒髪赤眼。右利き。常に黒いコートを着ている。人類の敵で星の味方。世界で一番最初に神秘に魅入られた者。神秘名「心に巣食う鬼」
 ある日突然、中二病の少年が神秘に魅入られ心に鬼が巣食う。そして少年は過去の自分の願いを思い出す。鬼と再契約して間もなく、討伐するためやってきたヤマトタケルと戦い、その後神々の真意を知り、ヤマトタケルに己が願いを託され、心に巣食った鬼を30年間封印される。少年はその時から自身を殺戮者と名乗り、本格的な人類殺戮を始めた。因みに、殺戮者は神殺しを成し遂げているが、この時代(神々の再降臨後)には、他にも神殺しを成し遂げた者が数名いる。第二次世界大戦後、個人で最多の殺害記録を持つ、現在も更新中。
 なお、彼の中二病ノートには剣術の流派らしき物が書かれており、今後使われるかもしれない。

 現時点での所持品
【神話否定武装・神薙の剣】『名無しの黒刀』


 九重桜夜
誕生日11月4日。年齢17歳。身長178、体重55。黒髪黒眼。右利き。現在出雲で修行中。神秘に魅入られし者。神秘名「主人公補正」
 おそらくこの物語で最も普通の高校生だった、神秘に魅入られるまでは。
ある日、殺戮者の殺戮現場に偶然居合わせ、恐怖から全力逃亡する。神秘の力もあり、逃げ切った彼は一週間後、神の使いにスカウトされ神の尖兵になることを決意する。今は出雲の山奥で師匠と共に神秘である「主人公補正」を使いこなせるように修行中。

 所持品は日用品のみ。


 暁崎巴音
元死神四天王暁崎家の5代目暁姫の娘。誕生日3月2日。年齢18歳。身長167、体重?。スリーサイズ?。白髪蒼眼。両利き。付与魔法狙撃手。魔法位階は魔法師。いつでも着物。
 致死概念付与武装を使用する壱月のサポーターとして彼に付き従っている。というのは建前で、本当は好意を寄せている壱月の近くにいるためだ。果たして彼女の恋心に壱月は…。二人の出会いの話はいつか書きます!因みに狙撃の腕は死神界No.1だったりする。死神に狙撃銃を使う者が少ないというのも、要因の一つだが、彼女の努力は計り知れないものだ。今のところ、目立った戦績がないが、第二章ではかなりの活躍をする事だろう。

 現時点での所持品
『万能武装ドレッドノート』×4 拳銃3丁、ナイフ4本、弾倉88個、特殊弾倉50個、小太刀2本、組立式ライフル2丁、護符8枚、「峰影から貰った『錬金符』」(これら全て戦装束風着物に仕込まれている)


 武器商人
本名佐島武人さじまたけひと。誕生日6月4日。年齢38歳。身長166、体重57。赤髪黒眼。右利き。鍛冶師兼武器商人。作業着の上から赤い羽織を着ている。神秘に魅入られし者。神秘名「ウェポン・マスター」
 3年前に殺戮者と出会って戦い、それがきっかけで殺戮者の武器の手入れを請け負ったりしている。腐れ縁だ。神秘には殺戮者と出会う2年前に魅入られた。「ウェポン・マスター」のおかげで、全種類の武器を扱えることができ、構造や剣能さえも使いこなせる。武器のプロフェッショナルだ。同時に武器召喚術も使うことができ、名前はないが瞬時に武器数本を召喚する技も行使できる。

 現時点での所持品
彼が造った武器全て。


 峰影
本名峰影シマ。誕生日8月9日。年齢33歳。身長173、体重52。薄青髪灰眼。右利き。錬金術師。何故かいつも紺と黒を基調とした服とT字杖を身につけている。神秘に魅入られし者。神秘名「元素応用」
 殺戮者が北海道を訪れたときにインゴットの精錬を依頼され、知り合う。神秘には15年前に魅入られ、それからずっと研究に没頭し、三理論提唱者になったのは2年前だ。聖海の錬金術を使って何でも創れるが、料理だけは材料から調達し自分で調理している。もちろん錬金術界における禁忌は犯していない。今では平和になりつつある知床を山奥の工房で静かに見守っている。

 現時点での所持品
T字杖以外は、創れるので特にない。


 木戸
本名木戸サジ。誕生日8月28日。年齢74歳。身長167、体重48。灰髪黒眼。右利き。ベテラン死神。初老で髭は少なめ。背筋は伸びている。魔法位階は魔法使い。
 壱月の大先輩で、以前【死雨】を使っていた時雨卿のサポーターだったりする。壱月が貫くと決意した「悪・即・斬」に何か思い入れがあるようで、彼に【死雨】を託したり、アドバイスをしたりしている。今では死神日本支部長だ。

 現時点での所持品
護身用の魔法短剣。


9代目《最強》
本名ザンナ・ロウラス。誕生日12月31日。年齢56歳。身長190、体重96。スキンヘッド。強面の巨漢。右目に傷。人類最強。世界調停機関所属。神秘に魅入られし者。神秘名「誰にも負けない強さ」
 世界調停機関の長で、人類最後の砦であり、世界のバランサーを担う男。ザンナの前に8人先代がいるが、その誰よりも強い。普段は専用のバスターソードで戦うが、緊急時は《最強》のみが扱える特殊兵装で戦場を無双する。

 使用可能な権限。第一制限『最強』。第二制限『限界消失』

 現時点での所持品。バスターソード『ガレス』。最強兵装『ソロン』


5代目《最剣》
本名舞立漣まいたちれん。誕生日10月9日。年齢20歳。身長177、体重54。銀髪赤眼。長髪。拙者口調の優男。剣聖。世界調停機関所属。神秘に魅入られし者。神秘名「我が剣の果て」
 人類で最も剣に秀でた男。これまでに獲得した剣理で一気に剣聖の座に登りつめた。本人は西洋剣よりも日本刀好き。《最強》と同じく、緊急時には『聖剣・現象の活断』を使用する。

 使用可能な権限。第一制限『剣聖』。第二制限『終の秘剣』

 現時点での所持品。日本刀『村正』。最剣兵装『聖剣・現象の活断』


各種組織について


 死神本部
人類の秩序や理を守る神々の司法執行機関。一見理不尽な死を下す事があるが、それらにも必ず正当な理由がある。現在は殺戮者の死刑執行に総力を挙げている。本部は冥府の隣にある。


 世界調停機関
非政府組織。具体的には世界、星の味方。少なくとも人類の味方ではないが、敵でもない。場合による。殺戮者と思想は似ているが、彼等は一方的な殺戮はしないが、戦争発生時などは即座に戦争国を無力化する。普段はバランスをとり、星の生命活動を支援している。《最~》などの主な本部にいる到達者は19人、その他の協力者または非戦闘員は300名程。
調停艦【信濃】が機関本部。現在は太平洋上空を航行中。


 国際神話連合
神々の再降臨前の国際連合に神々が介入して出来た組織。年に二度、世界主神首脳総会が世界調停機関で行われる。主な活動内容は以前とそんなに変わらない。信仰心の強制が追加されたくらい。本部は以前と変わらずアメリカにある。総会が世界調停機関で開かれる理由としては、どことも中立だからだ。


 各神話群
信仰心を再度人類に持たせるため、各地域を統治し始めている。いずれ絶対的支配に移行する予定。


とりあえずこんな感じです。不備があれば、報告お願いします。
それと未だにラッキースケベシーンなどが書けていない事についてですが、もう少し私自身書くことがうまくなれば書くかもしれません。
そして次回から第二部です!よろしくお願い致します。

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コメント

  • 鬼崎

    あらすじを更新しました。

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