異世界は現実だ!
用水路作りで精霊族なのだ!
第六章
第136話、用水路作りで精霊族なのだ!
ミーナさんが加わった翌日、僕たちは早速用水路作りに取り掛かっていた。まずは川から拠点まで最短ルートに水を引くことにした。川の水を浄水も出来ればいいのだがそれは後々考えることとした。
ミーナさんは拠点の外に荷物を置いている。朝起きたら拠点の近くに馬小屋が建っていたのはかなり驚いた。僕たちが眠っている間に作ったらしい。馬は四頭。あとデスキラーの幼虫を収容している。かなり精度は高く暴風などでも倒れないだろう。昨日の綺麗な格好ではなくジャージみたいな服だが、赤いペンダントはつけたままである。
用水路作りは順調だった。まずはストジネートくんと僕とダニー兄さんで水が流れる所を掘っていき拠点と川までを繋ぐ。深さは五十センチぐらい、幅は一メートル。それを掘っていく。ミーナさんは魔法で加工魔法が使えるみたいなので、水が流れる石を加工してくれていた。川から水を引き最終的にはため池に流し込むというイメージになったため、ため池作りもする。かなりの肉体労働ではあるが、みんなでやっている感が出て励まし合いながら頑張る。
カルナとクルルさんは僕たちが掘ったところから加工した石を入れていき、石と石の接着は加工魔法でする。拠点から川までは二百メートル。ギルド発足八日目は用水路作りが約百二十メートル進んだところで終了した。
ミーナさんも加わり拠点は六人となる。木の実、あとミーナさんの袋の中には沢山の小麦やパスタ麺が入っていたのでそれらを調理しながら食べている。
「ミーナさんってカルナと同じソロ冒険者なんですか?」
「うーん。まぁそう言う感じですね〜。まぁ冒険者、と言うよりかは依頼されたことをこなすっていうか、まぁ何でも屋みたいなのに似てるのかな〜?」
「へぇ〜そうなんですか。じゃあミルガバードを拠点に?」
「うーん。そう言う面では冒険者って言えるのかもしれないけど、何年か交代で各都市に回って依頼を受けるっていう感じですね〜。ミルガバードは一五都市目です。それでミルガバードに最初に受けた依頼者がカルナで強魔族の子分の討伐の手伝いだっけ?」
「うん!そう!そこで意気投合して今では大親友だよね?」
「まぁ、仲良しな方ではあるね〜。」
「え!?十五都市目って……もしかしてミーナさんもエルフ族?」
「いや…違います…けど。」
「ううん、ミーナは精霊族だよ!」
「カルナ。……まぁ精霊族って言っても端くれですけどね。」
「へぇ〜、ミーナさん、精霊族だったんですか?どこの所属で?」
「……全精霊です…。ダークエルフの皆さんにもよくしてもらっていつもありがとうございます!」
「え!?でも全精霊って…」
「……ここまでくれば、隠す必要もありませんね。一応は精霊族の王に仕える貴族です。私は三女でしたし、そこまで偉いわけではありませんが……」
「でも!すごいですね!全精霊さんだったなんて!じゃあ昨日の馬小屋も?」
「みんなに手伝ってもらいました。」
「え〜!すごい!」
クルルさんはかなり興奮している様子だが他のみんなはそこまで関心はないみたいだ。なので精霊族がどう言う種族なのかダニー兄さんに尋ねる。
「ダニー兄さん。」
「なんだ?」
「精霊族って何ですか?」
「精霊族のことは俺もよく知らねぇなぁ。ストジネートくん、分かるかい?」
「最低限の知識ならあるよ?ー精霊族
は一般精霊とは違く、精霊が人間化を果たした種族。精霊は今もここを飛んでるんだけど、精霊族は全て合わせても一万は行かない種族だが、強大な力を持っている。一般精霊を操り戦力の増強も出来るし、何より魔力の量が異常でエルフ族の三倍の魔力がある。その強大な力があるから精霊族は自国の発展が進み、全世界の中でも最高位の国らしい。精霊族の中にも種類があるみたいで火精霊族、水精霊族、光精霊族、闇精霊族、地精霊族、風精霊族、でそれぞれ操れる精霊の種類が違う。しかしミーナさんの言っている全精霊族は全ての精霊を操ることができる王族、一部の貴族だけの種族。全精霊族は長命でもあり噂だと天人族よりも生きる。天人族の平均寿命が八千年だから相当だと思う。精霊族はエルフ族とは非常に仲が良くお互いの信頼関係も厚い。だから多分すごい仲は良い。」
「なるほど〜。」
ちょ待ちなされ。非常に長命って八千年以上って。この世界いつ誕生したんだ?ってうかそれ以上ってミーナさん今何歳?っていうか全精霊を操れるとか……無敵じゃない?
第136話、用水路作りで精霊族なのだ!
ミーナさんが加わった翌日、僕たちは早速用水路作りに取り掛かっていた。まずは川から拠点まで最短ルートに水を引くことにした。川の水を浄水も出来ればいいのだがそれは後々考えることとした。
ミーナさんは拠点の外に荷物を置いている。朝起きたら拠点の近くに馬小屋が建っていたのはかなり驚いた。僕たちが眠っている間に作ったらしい。馬は四頭。あとデスキラーの幼虫を収容している。かなり精度は高く暴風などでも倒れないだろう。昨日の綺麗な格好ではなくジャージみたいな服だが、赤いペンダントはつけたままである。
用水路作りは順調だった。まずはストジネートくんと僕とダニー兄さんで水が流れる所を掘っていき拠点と川までを繋ぐ。深さは五十センチぐらい、幅は一メートル。それを掘っていく。ミーナさんは魔法で加工魔法が使えるみたいなので、水が流れる石を加工してくれていた。川から水を引き最終的にはため池に流し込むというイメージになったため、ため池作りもする。かなりの肉体労働ではあるが、みんなでやっている感が出て励まし合いながら頑張る。
カルナとクルルさんは僕たちが掘ったところから加工した石を入れていき、石と石の接着は加工魔法でする。拠点から川までは二百メートル。ギルド発足八日目は用水路作りが約百二十メートル進んだところで終了した。
ミーナさんも加わり拠点は六人となる。木の実、あとミーナさんの袋の中には沢山の小麦やパスタ麺が入っていたのでそれらを調理しながら食べている。
「ミーナさんってカルナと同じソロ冒険者なんですか?」
「うーん。まぁそう言う感じですね〜。まぁ冒険者、と言うよりかは依頼されたことをこなすっていうか、まぁ何でも屋みたいなのに似てるのかな〜?」
「へぇ〜そうなんですか。じゃあミルガバードを拠点に?」
「うーん。そう言う面では冒険者って言えるのかもしれないけど、何年か交代で各都市に回って依頼を受けるっていう感じですね〜。ミルガバードは一五都市目です。それでミルガバードに最初に受けた依頼者がカルナで強魔族の子分の討伐の手伝いだっけ?」
「うん!そう!そこで意気投合して今では大親友だよね?」
「まぁ、仲良しな方ではあるね〜。」
「え!?十五都市目って……もしかしてミーナさんもエルフ族?」
「いや…違います…けど。」
「ううん、ミーナは精霊族だよ!」
「カルナ。……まぁ精霊族って言っても端くれですけどね。」
「へぇ〜、ミーナさん、精霊族だったんですか?どこの所属で?」
「……全精霊です…。ダークエルフの皆さんにもよくしてもらっていつもありがとうございます!」
「え!?でも全精霊って…」
「……ここまでくれば、隠す必要もありませんね。一応は精霊族の王に仕える貴族です。私は三女でしたし、そこまで偉いわけではありませんが……」
「でも!すごいですね!全精霊さんだったなんて!じゃあ昨日の馬小屋も?」
「みんなに手伝ってもらいました。」
「え〜!すごい!」
クルルさんはかなり興奮している様子だが他のみんなはそこまで関心はないみたいだ。なので精霊族がどう言う種族なのかダニー兄さんに尋ねる。
「ダニー兄さん。」
「なんだ?」
「精霊族って何ですか?」
「精霊族のことは俺もよく知らねぇなぁ。ストジネートくん、分かるかい?」
「最低限の知識ならあるよ?ー精霊族
は一般精霊とは違く、精霊が人間化を果たした種族。精霊は今もここを飛んでるんだけど、精霊族は全て合わせても一万は行かない種族だが、強大な力を持っている。一般精霊を操り戦力の増強も出来るし、何より魔力の量が異常でエルフ族の三倍の魔力がある。その強大な力があるから精霊族は自国の発展が進み、全世界の中でも最高位の国らしい。精霊族の中にも種類があるみたいで火精霊族、水精霊族、光精霊族、闇精霊族、地精霊族、風精霊族、でそれぞれ操れる精霊の種類が違う。しかしミーナさんの言っている全精霊族は全ての精霊を操ることができる王族、一部の貴族だけの種族。全精霊族は長命でもあり噂だと天人族よりも生きる。天人族の平均寿命が八千年だから相当だと思う。精霊族はエルフ族とは非常に仲が良くお互いの信頼関係も厚い。だから多分すごい仲は良い。」
「なるほど〜。」
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