異世界は現実だ!
模擬戦で魔道具なのだ!
第六章
第133話、模擬戦で魔道具なのだ!
「では兄ちゃんよ!始めるぞい。モンスターはギカントゴブリン。普通の冒険者なら四人パーティでやっとの敵じゃ!だが兄ちゃんならなんとかなると思うからな!危なくなったらわしも手助けはするが。では始めよう!」
神族店員さんの話が終わると戦闘開始となった。ギカントゴブリンは身長だいたい五メートル、体格も大きい。大きな牙を持ち茶色の体毛に包まれるその体は大型のゴリラをも連想させる。胴長でありゴリラと大きく違うことは耳がエルフのように尖っている。これはゴブリンの特性上、野生でもすぐに敵を発見することができるように聴力に長けているからだ。たしかに普通のゴブリンとは格別に違い強い。一つ一つの攻撃が重いが、スピードは遅い。カプスとかの戦闘と比べれば十倍も二十倍も楽だ!
まずは相手の力の強さを計る。わざとパンチをファイヤーソードで受ける。確かに重いものだが遅いので回避はできる。次に体の硬さを計る。
"ファイヤージャベリン"
これは体毛のせいであまり通らない。次は"ウォーターアロー"。これはかなり強力なのでもし貫通しても大丈夫なように、急所を外す。右腕に照準を合わせ放つ。水の矢ではなく弾丸は一瞬のうちにゴブリンの右腕を貫通させる。小さいものではあるが確実に痛がっているようだ。ゴブリンは悲鳴をあげる。次に痛がりながらも僕を踏みつけて来たのでこれは結界で防ぐ。ひびが入る程度だった。その後ゴブリンは右腕は使わずに攻撃を仕掛けて来たが全部躱せた。僕は"ファイヤーボム"や"ライト"で通常初級魔法は使わずに応戦した。最後は"ファイヤードラゴン"を出しギカントゴブリンを丸焦げにした。
「お見事、お見事!さすがは強魔族を倒した男だ!いいものを見せてもらったな!それで兄ちゃんにはこの武器を見繕った。装着してみてくれ。」
「これは?」
「魔道具じゃよ。」
僕はそれを装着する。電源ボタンを魔力を流しながら押すと魔道具自身が浮き、肩につく。肩甲骨のあたりにつき翼のように広がる。白く光る魔道具だった。
「じゃあコツを教えるぞ!まず魔道具に魔力を流しつつ発動させたい魔法を想像する。」
「こうか?」
「想像ができたら対象物に向けて発動!ゴブリンを用意したからやってみろ!」
「はい!」
  まず手始めに"ファイヤー"を唱えてみる。すると手から火の玉が発射される。それはいつもの四倍はあろうという火の玉である。ゴブリンは燃え尽き何も残っていない。威力も上がっている。その割には全く魔力を使っていない。
「すごいじゃろ?その魔道具は改良に改良を重ね出来た魔法使いにとっては最高級の魔道具じゃよ!その魔道具があれば一生使い続けられる!それがその魔道具じゃ!兄ちゃんなら使いこなせるだろう!どうだ?あきら様よ!!!」
「はい!ありがとうございます!これにさせていただきますっ!!」
僕はその魔道具に決め一応はそれだけを買う。金貨で一枚、払う。さすがにここでは厚紙は出せなかった。僕にここまでしてくれたんだ。割引はできない。
そして武器を買うと既に夜時間となっており、集合場所に急いで行く。
「兄ちゃんよ!……これからも頑張りなさい!」
その言葉を聞きその場を後にした。
第133話、模擬戦で魔道具なのだ!
「では兄ちゃんよ!始めるぞい。モンスターはギカントゴブリン。普通の冒険者なら四人パーティでやっとの敵じゃ!だが兄ちゃんならなんとかなると思うからな!危なくなったらわしも手助けはするが。では始めよう!」
神族店員さんの話が終わると戦闘開始となった。ギカントゴブリンは身長だいたい五メートル、体格も大きい。大きな牙を持ち茶色の体毛に包まれるその体は大型のゴリラをも連想させる。胴長でありゴリラと大きく違うことは耳がエルフのように尖っている。これはゴブリンの特性上、野生でもすぐに敵を発見することができるように聴力に長けているからだ。たしかに普通のゴブリンとは格別に違い強い。一つ一つの攻撃が重いが、スピードは遅い。カプスとかの戦闘と比べれば十倍も二十倍も楽だ!
まずは相手の力の強さを計る。わざとパンチをファイヤーソードで受ける。確かに重いものだが遅いので回避はできる。次に体の硬さを計る。
"ファイヤージャベリン"
これは体毛のせいであまり通らない。次は"ウォーターアロー"。これはかなり強力なのでもし貫通しても大丈夫なように、急所を外す。右腕に照準を合わせ放つ。水の矢ではなく弾丸は一瞬のうちにゴブリンの右腕を貫通させる。小さいものではあるが確実に痛がっているようだ。ゴブリンは悲鳴をあげる。次に痛がりながらも僕を踏みつけて来たのでこれは結界で防ぐ。ひびが入る程度だった。その後ゴブリンは右腕は使わずに攻撃を仕掛けて来たが全部躱せた。僕は"ファイヤーボム"や"ライト"で通常初級魔法は使わずに応戦した。最後は"ファイヤードラゴン"を出しギカントゴブリンを丸焦げにした。
「お見事、お見事!さすがは強魔族を倒した男だ!いいものを見せてもらったな!それで兄ちゃんにはこの武器を見繕った。装着してみてくれ。」
「これは?」
「魔道具じゃよ。」
僕はそれを装着する。電源ボタンを魔力を流しながら押すと魔道具自身が浮き、肩につく。肩甲骨のあたりにつき翼のように広がる。白く光る魔道具だった。
「じゃあコツを教えるぞ!まず魔道具に魔力を流しつつ発動させたい魔法を想像する。」
「こうか?」
「想像ができたら対象物に向けて発動!ゴブリンを用意したからやってみろ!」
「はい!」
  まず手始めに"ファイヤー"を唱えてみる。すると手から火の玉が発射される。それはいつもの四倍はあろうという火の玉である。ゴブリンは燃え尽き何も残っていない。威力も上がっている。その割には全く魔力を使っていない。
「すごいじゃろ?その魔道具は改良に改良を重ね出来た魔法使いにとっては最高級の魔道具じゃよ!その魔道具があれば一生使い続けられる!それがその魔道具じゃ!兄ちゃんなら使いこなせるだろう!どうだ?あきら様よ!!!」
「はい!ありがとうございます!これにさせていただきますっ!!」
僕はその魔道具に決め一応はそれだけを買う。金貨で一枚、払う。さすがにここでは厚紙は出せなかった。僕にここまでしてくれたんだ。割引はできない。
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