異世界は現実だ!
覚悟でカラクリなのだ!
第五章
第103話、覚悟でカラクリなのだ!
「あ、あと〜勝つ方法を教えてあげよう!人形さんたちにはそれぞれ"核"というのがあってね。それを破壊できれば勝ちだよ!核の大きさはそれぞれ。銃弾ほど小さいのもいるし、砲弾よりもでかいのもいる。私もわからないから探してみてね〜!じゃあ私はこれで!バイバーイ!」
そういうとカプルは窓を突き破り、ぷっちゃんという人形と立ち去る。追いかけようとしたが僕の前には人形化した中将さんが立ち塞がる。他の皆さんの前には豚人形が立ちはだかっていた。
ブビー!
豚人形はカルナさん達に襲いかかる。僕は目の前の中将人形と睨み合いをしていた。中将人形は僕の目を見ている。どちらが先に動くか、緊迫した状況だった。カルナさんたちは僕の邪魔をしないようにか遠くに行ってくれたみたいだ。外では何やら大きな音が聞こえる。おそらくガガさんだろう。
僕は自分の戦いに集中する。核を早く見つけ出させれば僕の勝ち。見つけられなかったら負け。でも核を潰してしまったらカプルを倒さない前に中将さんは死んじゃうんだよなぁ。でもそんなこと言ってたら殺される!今まで戦ってきたやつとは明らかに違う。フルカスなんてものじゃない。手加減なんてしたら瞬殺されてしまう。それは今までの戦いで学んだ。敵に背を向けたり手を抜いた時点で負けだということを。だから僕は本気でやることにした。本気で立ち向かうことにした。
"ウオオオオオオオオ!!!!!!"
僕はそう雄叫びをあげながらファイヤーソードを構え中将人形に走る。中将人形は剣を体の前に構える。そして剣と剣が当たると凄まじい爆風と金属音が鳴り響く。そうして戦いが始まった。
ーガガ方面ー
「かなり頑丈じゃの〜。こやつ。わしの技を全て受けてもなお立っている強さ、なかなかじゃわい。」
ガガは優位に立ちそう言う。人形はガガにやられた傷を回復している。
「にしてもこやつ、何度攻撃しても治ってしまうの〜。なにかカラクリが……」
"ギーンッッッ!!!!!!!"
城の方から金属音が鳴り響く。それはどこまでも響き王都中を共鳴させる。
「あっちも始まったか。あきら。こっちが終わればお前の加勢行くぞ!」
「ガガさーん!!!」
その時走って来たのはアバットだった。 
「ガガさん、加勢します。」
「おお、助かるのー。じじーにはちときつかったところじゃ。ワハハハハ!!!」
「まあ一人でも大丈夫だとは思いましたが一応情報だけ。あきらくんは今一対一でかなりの強人形と交戦中です。この一連の騒動の容疑者はアンリ・マンユ直属家来カプス・フェニキトスです。」
「能力は…これか。」
「はい。やつの能力は生物を人形化するもの。体のどこかにある核を潰さないと何度も立ち上がり回復するみたいです。恐らく核はやつの魔力。魔力が動力となり動いています。」
「なるほどな。核が小さいやつは魔力が少ないから弱い。核が大きいやつは魔力が多いから強い。そんなカラクリじゃの〜。」
「恐らくはそんな感じですね。こやつは図体でかいくせにそこまで強くないからのー小さい核か。」
「逆に強いから核は大きいけどダメージは与えられない。」
「よくできたものじゃの〜。こいつは時間稼ぎということか。」
「恐らくは。そして城下町で倒して来た人形達も核を潰せてない奴らは回復しています。」
「あちらも時間稼ぎ。本命はあきらということか。」
「はい。そういうことだと思われます。」
「よし。じゃあ木っ端微塵にして核見つけ出すしかないの〜!!!」
「はい!ガガさん!」
そうしてアバットが加わりガガ達はデカ人形へと立ち向かう。
第103話、覚悟でカラクリなのだ!
「あ、あと〜勝つ方法を教えてあげよう!人形さんたちにはそれぞれ"核"というのがあってね。それを破壊できれば勝ちだよ!核の大きさはそれぞれ。銃弾ほど小さいのもいるし、砲弾よりもでかいのもいる。私もわからないから探してみてね〜!じゃあ私はこれで!バイバーイ!」
そういうとカプルは窓を突き破り、ぷっちゃんという人形と立ち去る。追いかけようとしたが僕の前には人形化した中将さんが立ち塞がる。他の皆さんの前には豚人形が立ちはだかっていた。
ブビー!
豚人形はカルナさん達に襲いかかる。僕は目の前の中将人形と睨み合いをしていた。中将人形は僕の目を見ている。どちらが先に動くか、緊迫した状況だった。カルナさんたちは僕の邪魔をしないようにか遠くに行ってくれたみたいだ。外では何やら大きな音が聞こえる。おそらくガガさんだろう。
僕は自分の戦いに集中する。核を早く見つけ出させれば僕の勝ち。見つけられなかったら負け。でも核を潰してしまったらカプルを倒さない前に中将さんは死んじゃうんだよなぁ。でもそんなこと言ってたら殺される!今まで戦ってきたやつとは明らかに違う。フルカスなんてものじゃない。手加減なんてしたら瞬殺されてしまう。それは今までの戦いで学んだ。敵に背を向けたり手を抜いた時点で負けだということを。だから僕は本気でやることにした。本気で立ち向かうことにした。
"ウオオオオオオオオ!!!!!!"
僕はそう雄叫びをあげながらファイヤーソードを構え中将人形に走る。中将人形は剣を体の前に構える。そして剣と剣が当たると凄まじい爆風と金属音が鳴り響く。そうして戦いが始まった。
ーガガ方面ー
「かなり頑丈じゃの〜。こやつ。わしの技を全て受けてもなお立っている強さ、なかなかじゃわい。」
ガガは優位に立ちそう言う。人形はガガにやられた傷を回復している。
「にしてもこやつ、何度攻撃しても治ってしまうの〜。なにかカラクリが……」
"ギーンッッッ!!!!!!!"
城の方から金属音が鳴り響く。それはどこまでも響き王都中を共鳴させる。
「あっちも始まったか。あきら。こっちが終わればお前の加勢行くぞ!」
「ガガさーん!!!」
その時走って来たのはアバットだった。 
「ガガさん、加勢します。」
「おお、助かるのー。じじーにはちときつかったところじゃ。ワハハハハ!!!」
「まあ一人でも大丈夫だとは思いましたが一応情報だけ。あきらくんは今一対一でかなりの強人形と交戦中です。この一連の騒動の容疑者はアンリ・マンユ直属家来カプス・フェニキトスです。」
「能力は…これか。」
「はい。やつの能力は生物を人形化するもの。体のどこかにある核を潰さないと何度も立ち上がり回復するみたいです。恐らく核はやつの魔力。魔力が動力となり動いています。」
「なるほどな。核が小さいやつは魔力が少ないから弱い。核が大きいやつは魔力が多いから強い。そんなカラクリじゃの〜。」
「恐らくはそんな感じですね。こやつは図体でかいくせにそこまで強くないからのー小さい核か。」
「逆に強いから核は大きいけどダメージは与えられない。」
「よくできたものじゃの〜。こいつは時間稼ぎということか。」
「恐らくは。そして城下町で倒して来た人形達も核を潰せてない奴らは回復しています。」
「あちらも時間稼ぎ。本命はあきらということか。」
「はい。そういうことだと思われます。」
「よし。じゃあ木っ端微塵にして核見つけ出すしかないの〜!!!」
「はい!ガガさん!」
そうしてアバットが加わりガガ達はデカ人形へと立ち向かう。
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