異世界は現実だ!
後発隊で莫大な気配なのだ!
第五章
第99話、後発隊で莫大な気配なのだ!
クレオさんと作戦確認は続く。
「次に行動についてだが今作戦では先発隊と後発隊という二つの隊に分けようと考えている。先発隊は先に王都に攻め込み下町を制圧後城下町を粗方制圧してくれ。そのあと後発隊が王宮まで一気に登る。その後先発隊は王宮の敵を駆逐していき後発隊も城下町の制圧が完了した後人質の救出にまずは向かってくれ。あとで指示をしますがガガ様は後発隊として倉庫の護衛を先発隊が救出に来る前に倒していただきたいです。」
「わかったぞ!」
「ありがとうございます。そして人質の救出が終わり次第どんどん攻め入り強魔族を上までたどり着けた方達で討伐していただきます。いいでしょうか?」
「「「「オー!!!!」」」」
「では先発隊と後発隊に分けさせていただきますね。まず先発隊はーー」
振り分けの結果僕は後発隊となった。関わった人の中ではカルナさん、ガガさん、アバットさん、クルルさん、ダニー兄さんが僕と同じ後発隊である。ストジネートさんやら総指揮官のクレオさん、トナップさん、あと精鋭隊の人々も全員先発隊となった。僕は特にこれと戦うということはないがまっすぐ進み、強魔族本体と戦うコースだろう。なんでこういう大役いっつも回ってくるのか。不思議だ。
僕たちは作戦確認後、トミル王からのエールを聞きその後は明後日の準備へと移行した。みんな準備のために剣を振ったり体の強化を行なっていた。僕もそれに習い剣の練習や魔法の特訓などをした。ダニー兄さんには短時間で強くなっていたことで驚かれ褒められた。
そんなことをしているうちに作戦の当日となってしまった。先発隊が出発するのは僕たちが出発する四時間前。クレオさんが大きな掛け声をしたあと総勢五百名の大所帯がトミルへと向かっていった。
僕たちはその後ガガさんたちと挨拶をした。どちらかというと後発隊の方がすごい面々が集まっている印象がある。ガガさんとトナップさんはそれぞれにされたが中将クラスはクレオさんを除けばほぼ全員。軍隊長もこちらの方が多い。僕はこの方々と一緒にやっているのかとダニー兄さんに言ったら"俺もそう思う"と言われた。
そして先発隊が到着し、下町を制圧したのをアバットさんが報告する。"メッセージ"の魔法によるものだ。そして先発隊が出発した四時間後、僕たちも出発する。後発隊のリーダーはガガさんということにまとまったが本人は乗り気ではなくアバットさんに丸投げだった。
王都までは徒歩。異常気象の件もあり体力を奪われていた。無論僕はコートを着ているので全くわからない。周りの様子を見てだ。だが中将クラスが多いためみなさん鍛えてあるのか、どんどん前に行ってしまう。百三十キロという距離にもかかわらず、気づけば王宮が見えてきた。王宮半径十キロ地点には結界が張られていた。これはメンメルの特秘隊長ザネルさんという方が張った結界らしく魔のものを封じ込める結界とともに僕たちが戦いやすいように適温にしてくれる結界を張ってくれているらしい。ザネルさんはクルルさん曰く大将並みに力を持ち魔力の力が恐ろしいくらいだという方らしい。確かにこれだけの結界を張るともなると普通の人はきついだろう。僕は特典で全く問題ない。
そして結界内に入ると一気に空気が変わり涼しくなったのは勿論だが、それよりも王宮から流れる空気はまさにどす黒い闇のようなものだった。今までの敵とは明らかに違う。莫大な気配だった。
第99話、後発隊で莫大な気配なのだ!
クレオさんと作戦確認は続く。
「次に行動についてだが今作戦では先発隊と後発隊という二つの隊に分けようと考えている。先発隊は先に王都に攻め込み下町を制圧後城下町を粗方制圧してくれ。そのあと後発隊が王宮まで一気に登る。その後先発隊は王宮の敵を駆逐していき後発隊も城下町の制圧が完了した後人質の救出にまずは向かってくれ。あとで指示をしますがガガ様は後発隊として倉庫の護衛を先発隊が救出に来る前に倒していただきたいです。」
「わかったぞ!」
「ありがとうございます。そして人質の救出が終わり次第どんどん攻め入り強魔族を上までたどり着けた方達で討伐していただきます。いいでしょうか?」
「「「「オー!!!!」」」」
「では先発隊と後発隊に分けさせていただきますね。まず先発隊はーー」
振り分けの結果僕は後発隊となった。関わった人の中ではカルナさん、ガガさん、アバットさん、クルルさん、ダニー兄さんが僕と同じ後発隊である。ストジネートさんやら総指揮官のクレオさん、トナップさん、あと精鋭隊の人々も全員先発隊となった。僕は特にこれと戦うということはないがまっすぐ進み、強魔族本体と戦うコースだろう。なんでこういう大役いっつも回ってくるのか。不思議だ。
僕たちは作戦確認後、トミル王からのエールを聞きその後は明後日の準備へと移行した。みんな準備のために剣を振ったり体の強化を行なっていた。僕もそれに習い剣の練習や魔法の特訓などをした。ダニー兄さんには短時間で強くなっていたことで驚かれ褒められた。
そんなことをしているうちに作戦の当日となってしまった。先発隊が出発するのは僕たちが出発する四時間前。クレオさんが大きな掛け声をしたあと総勢五百名の大所帯がトミルへと向かっていった。
僕たちはその後ガガさんたちと挨拶をした。どちらかというと後発隊の方がすごい面々が集まっている印象がある。ガガさんとトナップさんはそれぞれにされたが中将クラスはクレオさんを除けばほぼ全員。軍隊長もこちらの方が多い。僕はこの方々と一緒にやっているのかとダニー兄さんに言ったら"俺もそう思う"と言われた。
そして先発隊が到着し、下町を制圧したのをアバットさんが報告する。"メッセージ"の魔法によるものだ。そして先発隊が出発した四時間後、僕たちも出発する。後発隊のリーダーはガガさんということにまとまったが本人は乗り気ではなくアバットさんに丸投げだった。
王都までは徒歩。異常気象の件もあり体力を奪われていた。無論僕はコートを着ているので全くわからない。周りの様子を見てだ。だが中将クラスが多いためみなさん鍛えてあるのか、どんどん前に行ってしまう。百三十キロという距離にもかかわらず、気づけば王宮が見えてきた。王宮半径十キロ地点には結界が張られていた。これはメンメルの特秘隊長ザネルさんという方が張った結界らしく魔のものを封じ込める結界とともに僕たちが戦いやすいように適温にしてくれる結界を張ってくれているらしい。ザネルさんはクルルさん曰く大将並みに力を持ち魔力の力が恐ろしいくらいだという方らしい。確かにこれだけの結界を張るともなると普通の人はきついだろう。僕は特典で全く問題ない。
そして結界内に入ると一気に空気が変わり涼しくなったのは勿論だが、それよりも王宮から流れる空気はまさにどす黒い闇のようなものだった。今までの敵とは明らかに違う。莫大な気配だった。
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