異世界は現実だ!
努力家で回復速度アップなのだ!
第四章
第73話、努力家で回復速度アップなのだ!
朝僕が起きたのは出発時間よりも二時間前ぐらいだった。少し早いとも思ったが周りを見てみるとカルナさんだけ寝ている状態だった。クルルさんとストジネートさんの布団は綺麗に畳まれており端に置いてあった。僕もカルナさんを起こさないように静かに布団を畳んだあと検問所の外を出た。すると外ではストジネートさんは剣の練習をクルルさんはこれからの日程を立てていた。僕は挨拶をした。
「おはようございます!」
するとクルルさんとストジネートさんはこちらを向き挨拶を返した。
「朝から努力家ですね。」
「いえいえ、私はまだまだ。こうやって毎朝剣を振るのが日課なんです。あきら様はこんなことしなくても充分お力はあるでしょうが私は凡人ですので努力しなければやっていけないのです。」
「ストジネートさん尊敬しますよ。」
「はい?」
「毎日続けられるなんて凄いなぁと思って。帝王陛下に認められるのも当たり前だ。」
そう僕が言うと深々とお辞儀した。そして起き上がるとまた剣を降り始めた。
クルルさんは挨拶をしたあとは何も言わずに予定を立てていた。おそらくはあらゆる展開を考えて一つ一つその局面を乗り越える策を考えているのだろう。
僕はその後何も言わず少し移動した。ゲートの確認を行う。ゲートは10ほどしか魔力を使わない。一回開ければ時間が経つごとに魔力を消費するなんてこともないため、全く問題ない。そして昨日プロフィール画面を見てみると新しく称号が二つ追加されていた。
お寝坊さん 全能力回復速度中アップ
心の師 全能力上アップ
お寝坊さんについてはかなり馬鹿にされている感があったが特典がいいものではあったので容認することにした。それにしても回復速度アップというのはとてもありがたい特典である。どのくらいのスピードで回復するのはまだわからないがこれで効率が上がれば儲け物だと思った。
その後ストジネートさんに習って僕もファイアーソードを作り出し剣を振ってみた。やはりストジネートよりも劣っているのは目に見えた。しかしスピードなら負けてないような気がした。素早さは3の割りに特典で上乗せされてるだろうか。
その後三十分ほど体を動かすと暑くなってきたので検問所に戻ることにした。歩くスピードも速くなった気がする。そんなことを考えているとあっという間についてしまった。ストジネートさんはまだ稽古を続けていたがクルルさんは作業が終わったようで検問所で用意を周到にしていた。カルナさんも起きたようでクルルさんと話しながら用意をしていた。朝食は帝都で買って食べるということなのでストジネートさんが稽古を終えたあとすぐに帝都へ向かうようにした。ストジネートさんの荷物はそこまでの量ではなかった。クルルさんの荷物は手にも腰にもどこにもなかったので尋ねてみると、魔法で別のところへ格納してあると言った。カルナさんはリュックのようなものを肩から下げていた。僕はゲートでいつでも戻れるので最小限にとどめた。その前にそこまで持っているものはない。そしてガガさん達に挨拶をした後、ゲートで帝都へ向かった。案の定全く問題なく帝都につくことができたので予定通り帝都で焼きそばパンのようなもの銅貨100枚で2個買い、帝都を出た。
「移動方法は昨日も申し上げた通り徒歩で行きます。ここら辺はあきら様とカルナ様が駆逐したおかげでトラはいなくなりましたが、奥地に行くと遭遇する可能性はありますので気をつけて行きましょう。」
「はい。わかりました。」
そう返事をした後トラという言葉に反応してしまった。そういえば……。
「あの〜。」
「なんですか?あきらさん。」
「僕、歩きよりも楽で危険ではない方法持ってました。」
そう三人に告げると僕はペンガルドラを4体召喚した。三人は少し驚いたようだったが僕が召喚したものだと伝えると称賛の声をあげた。そして僕はトラ達に僕たちを乗せて町に向かって歩いて欲しいと言うと承諾してくれた。そして三人に乗るように言い歩き始めた。
ほんとに称号様々だなと思った。
第73話、努力家で回復速度アップなのだ!
朝僕が起きたのは出発時間よりも二時間前ぐらいだった。少し早いとも思ったが周りを見てみるとカルナさんだけ寝ている状態だった。クルルさんとストジネートさんの布団は綺麗に畳まれており端に置いてあった。僕もカルナさんを起こさないように静かに布団を畳んだあと検問所の外を出た。すると外ではストジネートさんは剣の練習をクルルさんはこれからの日程を立てていた。僕は挨拶をした。
「おはようございます!」
するとクルルさんとストジネートさんはこちらを向き挨拶を返した。
「朝から努力家ですね。」
「いえいえ、私はまだまだ。こうやって毎朝剣を振るのが日課なんです。あきら様はこんなことしなくても充分お力はあるでしょうが私は凡人ですので努力しなければやっていけないのです。」
「ストジネートさん尊敬しますよ。」
「はい?」
「毎日続けられるなんて凄いなぁと思って。帝王陛下に認められるのも当たり前だ。」
そう僕が言うと深々とお辞儀した。そして起き上がるとまた剣を降り始めた。
クルルさんは挨拶をしたあとは何も言わずに予定を立てていた。おそらくはあらゆる展開を考えて一つ一つその局面を乗り越える策を考えているのだろう。
僕はその後何も言わず少し移動した。ゲートの確認を行う。ゲートは10ほどしか魔力を使わない。一回開ければ時間が経つごとに魔力を消費するなんてこともないため、全く問題ない。そして昨日プロフィール画面を見てみると新しく称号が二つ追加されていた。
お寝坊さん 全能力回復速度中アップ
心の師 全能力上アップ
お寝坊さんについてはかなり馬鹿にされている感があったが特典がいいものではあったので容認することにした。それにしても回復速度アップというのはとてもありがたい特典である。どのくらいのスピードで回復するのはまだわからないがこれで効率が上がれば儲け物だと思った。
その後ストジネートさんに習って僕もファイアーソードを作り出し剣を振ってみた。やはりストジネートよりも劣っているのは目に見えた。しかしスピードなら負けてないような気がした。素早さは3の割りに特典で上乗せされてるだろうか。
その後三十分ほど体を動かすと暑くなってきたので検問所に戻ることにした。歩くスピードも速くなった気がする。そんなことを考えているとあっという間についてしまった。ストジネートさんはまだ稽古を続けていたがクルルさんは作業が終わったようで検問所で用意を周到にしていた。カルナさんも起きたようでクルルさんと話しながら用意をしていた。朝食は帝都で買って食べるということなのでストジネートさんが稽古を終えたあとすぐに帝都へ向かうようにした。ストジネートさんの荷物はそこまでの量ではなかった。クルルさんの荷物は手にも腰にもどこにもなかったので尋ねてみると、魔法で別のところへ格納してあると言った。カルナさんはリュックのようなものを肩から下げていた。僕はゲートでいつでも戻れるので最小限にとどめた。その前にそこまで持っているものはない。そしてガガさん達に挨拶をした後、ゲートで帝都へ向かった。案の定全く問題なく帝都につくことができたので予定通り帝都で焼きそばパンのようなもの銅貨100枚で2個買い、帝都を出た。
「移動方法は昨日も申し上げた通り徒歩で行きます。ここら辺はあきら様とカルナ様が駆逐したおかげでトラはいなくなりましたが、奥地に行くと遭遇する可能性はありますので気をつけて行きましょう。」
「はい。わかりました。」
そう返事をした後トラという言葉に反応してしまった。そういえば……。
「あの〜。」
「なんですか?あきらさん。」
「僕、歩きよりも楽で危険ではない方法持ってました。」
そう三人に告げると僕はペンガルドラを4体召喚した。三人は少し驚いたようだったが僕が召喚したものだと伝えると称賛の声をあげた。そして僕はトラ達に僕たちを乗せて町に向かって歩いて欲しいと言うと承諾してくれた。そして三人に乗るように言い歩き始めた。
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