異世界は現実だ!
探索中でフルカスなのだ!
第3章
第59話、探索中でフルカスなのだ!
僕たちが分かれて探索し始めて2時間近く。まだ召喚したモンスターからも報告など一つも入ってきておらず、パーティーメンバーからも発光弾は打ち上げられてない。僕が見落としてる可能性がなければだが。まあそれはないだろう。一回分かれる前にカルナさんに打ってもらったがあの大きさを見落とすなんて称号で視力アップされている僕にはあり得ないことだ。それに打ち上げられた時の音だって結構大きいしな〜。
そう思っていると一体のペンガルドラから情報が入った。どうやらカルナさんと遭遇してしまったらしい。僕と結構距離は近いみたいだ。だがカルナさんも戦う意思がなかったため撤退したという報告だった。なんかびっくりするな〜。まあまだフルカスは襲撃してきてないということだから許してやろう。
そう思っているうちにカルナさんと遭遇した。帝都の城壁を巡回しているのでいつかは会う。帝都の城壁もかなり大きいのでこれで1時間周期だが。(1回目はすれ違ってしまったようだ。)
「何にも異常ないですね。まだ油断はできませんが。」「はい、そうですねー。結界を見て回ったのですが弱くなっている部分もありませんでしたし大丈夫そうですね。あ、そういえばさっき例の虎がいました。あの時の片割れの虎かもしれないので気をつけてくださいね。遭遇しても体力温存の為に戦闘は避けて下さいね!」
「はい、分かりました。」
ああー。そういえばまだ片割れが生きているっていうことにカルナさんたちの頭ではなっているんだっけ?僕が模擬戦の後にサッと仕留めに行ったこと伝えてないもんな〜。まあいっか。次虎と遭遇したとしてもその理由で通せそうだもんな〜。
そう考えていると"また後で"と言われて探索を始めた。それから召喚したモンスターたちからカルナさんに遭遇してしまったという情報は入ってきたが僕は2時間経っても一度も何とも会わなかった。発光弾もまだどこからも打ち上げられてはなかった。予知能力外れた説も想像してみたがまあカルナさんも朝方現れるとは言ってなかったしな〜。まだ油断は禁物だな。という結論に至った。
またまた2時間後、帝都の方で鐘が鳴った。ちょうど12時の鐘だ。探索してから6時間。同じ場所をぐるぐる回っているのでだんだん飽きてきてしまってめんどくさく鳴ってきてしまう。それに疲れる。でも他のメンバーも頑張っていると思うと自分も頑張れた。とはいうものの喉が渇いたのでウォーターを発動させ水を飲もうとしたその時、一体のオークから情報が送られてきた。検問所に近い森の中、長い黄金の槍を持ち黒い鎧を纏う高齢の男性が木にもたれかかっていた。多分それが強魔族フルカスだろう。
僕のいる地点は検問所から今まで探索していたスピードの速度で20分ほどの地点だ。そこからその現場へ急行していると検問所の方から大きな音を立てて発光弾が打ち上げられた。オークと情報共有をしているとバリルさんとアドメラさんが既に応戦している姿が確認できた。9割確実だろう。僕は検問所に向かって全速力で走ると5分で着いてしまった。金色の槍を右手でブンブン振りながらフルカスと思しきやつはバリルさんたちと戦っていた。
「バリルさん、アドメラさんご無事ですか?」
「あきらさん!僕たちは大丈夫です!」
バリルさんは拳を構えながら右手で槍を振っているフルカスとにらめっこ状態だった。僕はフルカスを凝視し、レベルを見る。
レベル68
その数字が見えた。シチホダよりも少し強い。完全に強魔族フルカスだと僕は確信できた。
第59話、探索中でフルカスなのだ!
僕たちが分かれて探索し始めて2時間近く。まだ召喚したモンスターからも報告など一つも入ってきておらず、パーティーメンバーからも発光弾は打ち上げられてない。僕が見落としてる可能性がなければだが。まあそれはないだろう。一回分かれる前にカルナさんに打ってもらったがあの大きさを見落とすなんて称号で視力アップされている僕にはあり得ないことだ。それに打ち上げられた時の音だって結構大きいしな〜。
そう思っていると一体のペンガルドラから情報が入った。どうやらカルナさんと遭遇してしまったらしい。僕と結構距離は近いみたいだ。だがカルナさんも戦う意思がなかったため撤退したという報告だった。なんかびっくりするな〜。まあまだフルカスは襲撃してきてないということだから許してやろう。
そう思っているうちにカルナさんと遭遇した。帝都の城壁を巡回しているのでいつかは会う。帝都の城壁もかなり大きいのでこれで1時間周期だが。(1回目はすれ違ってしまったようだ。)
「何にも異常ないですね。まだ油断はできませんが。」「はい、そうですねー。結界を見て回ったのですが弱くなっている部分もありませんでしたし大丈夫そうですね。あ、そういえばさっき例の虎がいました。あの時の片割れの虎かもしれないので気をつけてくださいね。遭遇しても体力温存の為に戦闘は避けて下さいね!」
「はい、分かりました。」
ああー。そういえばまだ片割れが生きているっていうことにカルナさんたちの頭ではなっているんだっけ?僕が模擬戦の後にサッと仕留めに行ったこと伝えてないもんな〜。まあいっか。次虎と遭遇したとしてもその理由で通せそうだもんな〜。
そう考えていると"また後で"と言われて探索を始めた。それから召喚したモンスターたちからカルナさんに遭遇してしまったという情報は入ってきたが僕は2時間経っても一度も何とも会わなかった。発光弾もまだどこからも打ち上げられてはなかった。予知能力外れた説も想像してみたがまあカルナさんも朝方現れるとは言ってなかったしな〜。まだ油断は禁物だな。という結論に至った。
またまた2時間後、帝都の方で鐘が鳴った。ちょうど12時の鐘だ。探索してから6時間。同じ場所をぐるぐる回っているのでだんだん飽きてきてしまってめんどくさく鳴ってきてしまう。それに疲れる。でも他のメンバーも頑張っていると思うと自分も頑張れた。とはいうものの喉が渇いたのでウォーターを発動させ水を飲もうとしたその時、一体のオークから情報が送られてきた。検問所に近い森の中、長い黄金の槍を持ち黒い鎧を纏う高齢の男性が木にもたれかかっていた。多分それが強魔族フルカスだろう。
僕のいる地点は検問所から今まで探索していたスピードの速度で20分ほどの地点だ。そこからその現場へ急行していると検問所の方から大きな音を立てて発光弾が打ち上げられた。オークと情報共有をしているとバリルさんとアドメラさんが既に応戦している姿が確認できた。9割確実だろう。僕は検問所に向かって全速力で走ると5分で着いてしまった。金色の槍を右手でブンブン振りながらフルカスと思しきやつはバリルさんたちと戦っていた。
「バリルさん、アドメラさんご無事ですか?」
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バリルさんは拳を構えながら右手で槍を振っているフルカスとにらめっこ状態だった。僕はフルカスを凝視し、レベルを見る。
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