異世界は現実だ!
魔法修行⑤で襲来なのだ!
第二章
第25話、魔法修行⑤で襲来なのだ!
僕はその日はゆっくり午夕方から休んだ。ワンストさんらには三つ目の適性があったなど伝えていない。お祭りにでもなって崇められてせっかくの休みがなくなるのはごめんだ。この頃忙しくて全く眠れなかったので布団に入るとすぐに寝てしまった。
ーーー
「おい、」
声が聞こえる。
「おい!あきら!」
ん?なんだ?  「え?」
「おい!起きたか?すまん。すぐに外に出てきてくれ!強魔族が来た!!」
「なんだですと!?……今行きます!」
なんでこんな時に来るんだよ!
僕は苛立ちながら全力で家の外に出た。
そこには空を飛び上から僕らを見下ろす、強魔族がいた。
「こんばんは。下等な人間達よ!」
村中に聞こえる声で話す。女魔族。身長は二メートルあるだろうか。皮膚は蛇のような皮で覆われ、二本の手と四本の足があり、胴体・顔は蛇だ。右手には鞭を持つ。
「私の名はシチホダ。お前らも知っていると思うが俗に言う強魔族である。今は戦闘の意思はない。ただし明日のこの時間この村を従輪しにもう一度来る!怯えうろたえながら必死にもがき続けるがいい!下等生物よ、健闘を祈る。」
笑いながらシチホダは飛んでいく。
僕は思わず膝をついてしまった。今までの奴らとは桁違い。迫力が違う。それに僕はあいつのレベルが見えてしまった。
「……レベル62……なんだよそれ……。」
僕のレベルがまだレベル7。差が大きすぎる。確かに僕のレベルとこの世界のレベル基準は違うのかもしれない。だとしても差がありすぎだ。今まで戦って来た一番レベルが高いのがオークのレベル9。あの時は僕はまだレベル6だったがそれでもかなりの苦戦を強いられた。レベル1上がっただけでそんなに変わらない。本当にできるのか?無理ゲーじゃないか?
しかし弱音を吐いている時間もない僕は魔法修行を始める。どんなに疲れても倒れそうになっても修行を続けた。村の人に恩返しをしなければ!まだいける!まだまだまだまだまだ〜!!!
シチホダの宣告から二十三時間後あと一時間で来る。この一時間は魔力回復に使う。この一日で総合レベルは10に上がった。ポイントはレベル10に上がった時に十ポイントも支給されたので十六ポイントたまっている。十ポイントは魔力につぎ込み、残りの六ポイントは四ポイント体力、ニポイント武力に入れた。武力に入れたのはソード系魔法で攻撃するためだ。魔力115、体力200、武力15となった。
そして水属性魔法と氷属性魔法の一部と闇属性魔法、生活魔法のマジックアップとカウンターをレベルマックスにしたおかげでマジックキャスターのレベルはレベル13まで上がった。猟師もレベル11まで上がった。
称号にはゴブリンマスター、オークマスターが追加されておりゴブリンとオークが魔力なしで一度に五十体ずつまで召喚して従わせることができるようになった。この称号は今回の戦いの中でも大きい存在となるだろう。盾にしたり魔力回復の時に戦わせておくこともできるしな。そんなことを考えて休んでいると村長のワンストさんがやって来る。
「準備は万端か?」
「いえ。正直言って勝てる気がしません。でも今まで修行して来たことを出して頑張ります。」
「いや。本当にありがとう。死ぬと思ったら遠慮なく逃げてくれ。俺たちが囮になるから。」
「そんなこと絶対させません!勝ってみんなで笑い合いましょう!」
「ああそうだな。」
そう。村の人たちも一緒に戦うらしい。やめたほうがいいと言ったのだが聞かなかった。でも約束はした。一人も死なず帰る。絶対に勝つ!
外に出ると強魔族がスタンバイしていた!ワンストさんが言う。
「皆の衆!一人も死なず生きて帰るのだ!いくぞ!!」
僕も強魔族に向かって走り出した。
第25話、魔法修行⑤で襲来なのだ!
僕はその日はゆっくり午夕方から休んだ。ワンストさんらには三つ目の適性があったなど伝えていない。お祭りにでもなって崇められてせっかくの休みがなくなるのはごめんだ。この頃忙しくて全く眠れなかったので布団に入るとすぐに寝てしまった。
ーーー
「おい、」
声が聞こえる。
「おい!あきら!」
ん?なんだ?  「え?」
「おい!起きたか?すまん。すぐに外に出てきてくれ!強魔族が来た!!」
「なんだですと!?……今行きます!」
なんでこんな時に来るんだよ!
僕は苛立ちながら全力で家の外に出た。
そこには空を飛び上から僕らを見下ろす、強魔族がいた。
「こんばんは。下等な人間達よ!」
村中に聞こえる声で話す。女魔族。身長は二メートルあるだろうか。皮膚は蛇のような皮で覆われ、二本の手と四本の足があり、胴体・顔は蛇だ。右手には鞭を持つ。
「私の名はシチホダ。お前らも知っていると思うが俗に言う強魔族である。今は戦闘の意思はない。ただし明日のこの時間この村を従輪しにもう一度来る!怯えうろたえながら必死にもがき続けるがいい!下等生物よ、健闘を祈る。」
笑いながらシチホダは飛んでいく。
僕は思わず膝をついてしまった。今までの奴らとは桁違い。迫力が違う。それに僕はあいつのレベルが見えてしまった。
「……レベル62……なんだよそれ……。」
僕のレベルがまだレベル7。差が大きすぎる。確かに僕のレベルとこの世界のレベル基準は違うのかもしれない。だとしても差がありすぎだ。今まで戦って来た一番レベルが高いのがオークのレベル9。あの時は僕はまだレベル6だったがそれでもかなりの苦戦を強いられた。レベル1上がっただけでそんなに変わらない。本当にできるのか?無理ゲーじゃないか?
しかし弱音を吐いている時間もない僕は魔法修行を始める。どんなに疲れても倒れそうになっても修行を続けた。村の人に恩返しをしなければ!まだいける!まだまだまだまだまだ〜!!!
シチホダの宣告から二十三時間後あと一時間で来る。この一時間は魔力回復に使う。この一日で総合レベルは10に上がった。ポイントはレベル10に上がった時に十ポイントも支給されたので十六ポイントたまっている。十ポイントは魔力につぎ込み、残りの六ポイントは四ポイント体力、ニポイント武力に入れた。武力に入れたのはソード系魔法で攻撃するためだ。魔力115、体力200、武力15となった。
そして水属性魔法と氷属性魔法の一部と闇属性魔法、生活魔法のマジックアップとカウンターをレベルマックスにしたおかげでマジックキャスターのレベルはレベル13まで上がった。猟師もレベル11まで上がった。
称号にはゴブリンマスター、オークマスターが追加されておりゴブリンとオークが魔力なしで一度に五十体ずつまで召喚して従わせることができるようになった。この称号は今回の戦いの中でも大きい存在となるだろう。盾にしたり魔力回復の時に戦わせておくこともできるしな。そんなことを考えて休んでいると村長のワンストさんがやって来る。
「準備は万端か?」
「いえ。正直言って勝てる気がしません。でも今まで修行して来たことを出して頑張ります。」
「いや。本当にありがとう。死ぬと思ったら遠慮なく逃げてくれ。俺たちが囮になるから。」
「そんなこと絶対させません!勝ってみんなで笑い合いましょう!」
「ああそうだな。」
そう。村の人たちも一緒に戦うらしい。やめたほうがいいと言ったのだが聞かなかった。でも約束はした。一人も死なず帰る。絶対に勝つ!
外に出ると強魔族がスタンバイしていた!ワンストさんが言う。
「皆の衆!一人も死なず生きて帰るのだ!いくぞ!!」
僕も強魔族に向かって走り出した。
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