女の子を助けたら いつの間にかハーレムが出来上がっていたんだが
379話(終) 俺たちらしく行こう
その後の、披露宴にて。
大雅「おうおう、大和さんよ。ついに結婚しやがったな!このこの!」
グリグリ
月兎「しかも一夫多妻制ときたよ。いやはや、罪深いねぇ大和君は!」
グリグリ
大和「痛い痛い!お前らだって彼女いんだろ!」
大雅「俺はアイツとはあくまで、健全なお付き合いをしてるんでね。2人とも大学だしな。」
月兎「僕なんて出来たばっかりだもん。それに、高校卒業してすぐに結婚って、なかなかにハードだよ?」
呆れ顔の2人。ちなみに、月兎に関しては、数日前に結夏さんに交際を申し込み、見事OKをもらったらしい。月兎が凄い勢いで自慢してきたのを覚えている。
大和「んなことはわかってるけどさぁ・・・理子達が許してくれねぇの。」
理子「早く結婚して、愛の結晶が欲しいからねぇ。」
大和「・・・そういうことを恥じらいもなく言えるあたり、理子ってすげぇよな。」
理子「何も恥ずかしがることないからね。」
大雅「・・・まぁ、その、なんだ。あんまり羽目を外しすぎるなよ?」
月兎「そ、そうだね。みんな仲良くね?」
大和「あぁ、わかってるよ。」
大雅「それと、ここまでの旅費もな!いやー、大和の披露宴来てよかったわ~」
月兎「ほんとほんと。」
大和「よく言うよ。最初ガーナで結婚するって言った時、参加しないって言ったくせに。こっちで出すって言った瞬間にコロッと変わりやがって。」
大雅「だって、高ぇんだもん。」
月兎「払えないよねぇ。」
大和「お前らなぁ・・・。」
そんなやり取りをしていると、神様達が手を振っているのが見えた。
神様にも、だいぶ世話になったな。俺も軽く、手を振りかえす。
そして、披露宴もあとわずかとなった時。
聖菜「大和くん!一緒に写真撮ろ!」
大和「お、いいね。そうしようか。」
雫「一生の思い出ですね♪」
加奈「ほら大和、ささっさと寄った!」
大和「あいよ・・・っと」スッ
奈緒「えへへ、大和先輩♪」
愛菜「もっとこっち寄って。」
大和「あ、あぁ。すまん。」
こういう、改めてやるのって、めっちゃ緊張する。・・・俺だけか?すると
理子「大和っ!」
大和「おわっ!?」
遅れてきた理子が、後ろから俺に抱きついてきて・・・その瞬間、自動シャッターが降りた。結果は、俺だけ扱いがひどい感じに。
理子「うぅ、ごめんなさい・・・」
大和「・・・まぁでも」
みんな「?」
俺は笑顔で、みんなの方を向き
大和「この方が、俺たちらしいな!」
そう、元気よく言った。
聖菜「・・・だね。仕方ないかぁ。」
雫「大事なところで締まらないのが、私たちらしいですね。」
加奈「そうだな。それに、写真くらいなら、いつでも撮り直せるし。」
奈緒「むしろ、こっちの方がいいまであるのです!」
愛菜「確かに。本当に、いい写真。」
俺たちはみんなして、笑い出した。
・・・さて、もうこの先は、語るまでもないよな。
幸せな日々が、俺たちらしい日々が、続くだけだし。
自分が選んだ道が正解かは、分からないけど・・・それでも俺は、ただ愚直に幸せを追い求める。姉ちゃんとも、約束したしな。
理子「大和ー!早く早くー!」
大和「あぁ、今行く!」
女の子を助けたら、こんな幸せを手に入れてしまった。せっかく築かれたハーレムだ、楽しもうじゃないか。
女の子を助けたら いつの間にかハーレムが出来上がっていたんだが
第1部 [完]
☆コメント返信のコーナー☆
・黄昏ノームさん
「大和君、本当におめでとうね?
これからもゴリゴリカオ……楽しい日々を送ってね!
2期だったら今のとは区切るべきだと思います!」
→大和「あぁ、ゴリゴリに疲れる毎日だろうけど・・・頑張るぜ。禿げない程度に。校長みたいにはなりたくないからな。」
校長「ワシだって、望んでこうなったわけじゃないのに・・・。」
雫「そりゃそうですけど、それでもお父さんみたいにはなりたくないです。」
校長「(´・ω・`) ショボーン」
愛菜「・・・。」ポン
校長「えっ・・・た、田辺さん・・・?」
愛菜「・・・オッサンのショボーンは、あまり需要ない。」
校長「チ─(´○ω○`)─ン」
大和「愛菜!?トドメを指すなトドメを!」
区別して投稿ですね。了解しました!
・ラム&ロムさん
「神様の目の前で永遠の愛を誓うとは、それはそれは大層な加護がありそうですね。
…自分たちだって大和に惚れているだろうに、こうして祝福するとは年齢以外に関しては器の広い神様、マジ女神。」
→ディーテ「でしょう?もっと褒めてもいいのよ?」フンス
ヴィー「まぁ、これでも神様ですから。幾ら好きでも、人間とは結婚出来ませんし。」
ディーテ「・・・悲しくなること言わないでよ。愛する人の晴れ舞台だもの、見守るくらいバチ当たらないわよ。」
ヴィー「・・・ですね。ついでに、これから毎日、24時間体制で大和君を観察しても、バチ当たらないよね?」
ディーテ「そうね。仕事なんてダルいし、大和くんの観察ついでにチャチャッとやるくらいでいいでしょう。」
ヴィー「そうね、そうしましょう!」
大和(・・・全部丸聞こえなんだが。いいわけないよなぁ。何がそうしましょうだよ、はぁ・・・。)
というわけで、一応最終話です。こういう感じの終わり方、1回やってみたかったんですよね~。
最初は日記みたいなのを書いてて、誰かに呼ばれて閉じたら、その題名が「おんハレ」だったみたいな感じにしようと思ったのですが・・・ありきたりすぎて没にしました。まぁ、この終わり方もありきたりなんですけどね?
コメントで、別枠として投稿する方がいいというお声を頂きましたので、その方向で行かせてもらいます!投稿しましたら、こちらの方でもコメ返+お知らせを投稿するので、フォローは解除せずにお待ちください!
第2期は近日公開!お楽しみに!バイバイ!
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コメント
よろしくっ(*`・ω・)ゞ
これから見ようと思います!笑
黄昏ノーム
大和のカオスな日々をもう一度見れるのね!待ってます!
遅くなりましたが完走おめです
…大和君にどんなカオゲフンゲフン楽しい日々が待ってるのかしら!
ラム&ロム
完走おめでとうございます!
読み始めたのは最近からなので、短い間でしたがとても楽しませてもらいました。
2期も楽しみにしています!